私は、子どもが1歳で復職をしたので、時間短縮勤務でした。
時間短縮勤務だと、会社側もどんな仕事を任せていいのか分からず、周りは忙しく仕事しているのに私だけが暇という状況に。
「申し訳ない」「自分は会社の人たちに必要とされてないんじゃないか」「足手まといになっているんじゃないか」と思うこともありました。
けれど考え方を少し変え、目の前の自分にできることを一つずつこなしていくことで、罪悪感などを感じることが少なくなりました。
本記事では、私が仕事が暇で周りの人は忙しいという状況にどう向き合ったのかをご紹介したいと思います。
Contents
仕事で私だけが暇な状況を打破する方法
①周りの人に手伝えることを聞き、自分から仕事をもらう

仕事復帰をしたばかりだと、仕事内容を思い出すだけでもひと苦労。
しかも時間短縮勤務や定時で帰らなければいけないあなたに、会社としてはたくさんの仕事を任せるわけにはいきまん。
私も、始めは仕事をしようにも何をしていいか分からず、呆然とパソコンを眺める時間が多かったように思います。
周りの人たちの目も気になって、「私だけ暇でいいのか」「何をしたらいいのか」とオドオドとしていましたが、本来、仕事はもらうのを待っているだけではないはずです。
私は一言、「何かお手伝いできることありますか?」と声を掛けるだけで、周りの人の仕事をもらうことができ、その人たちの役に立つことができました。
それが雑用だとしても、仕事であることに変わりはありませんよね。
②周りの人ができてない雑用をこなす

誰かの役に立つことができれば、暇で罪悪感を感じることも減ります。
私がおすすめする雑用は、掃除や片付け、物品の補充などです。
なぜなら、掃除、片付けはいつでもできる上に、周りの人はあまりやりたがらないからです。
会社内をきれいにして、悪く思う人はいないはず。
普段周りの人がしたがらないことを率先して行えば、周りの人も助かる上にあなたも組織の一員として役に立つことができ、一石二鳥です!
実際私も、会社に清掃員がいるものの、すぐに散らかってしまう休憩室や給湯室などの片付けを仕事の合間にしていました。
すると、周りの人から感謝をされるようになり「さすが主婦だね」と言ってもらうことも。
普段、主婦と子育てをしているからの視点や能力が、仕事先でも役に立つことを実感しました。
③暇を学ぶチャンスと捉える

暇、時間があるということは、勉強をする時間があるということです。
自分自身の能力を高めようと思うと、学ぶべきことはたくさんあります。
仕事先に特化した能力、コミュニケーション能力、そして知識などなど。
私は仕事のスキマ時間を使って、仕事先で推奨されている資格の勉強をしていました。
もちろん勉強は仕事ではないのでたくさんはしていないですが、ちょっとした時間に自分の知識や能力を高めていくことは、今後あなたにとっても仕事先の人たちにとっても悪い話ではありません。
せっかくの時間的余裕です。あなたが学びたいことを勉強してみてはどうですか?
後々、子どもが大きくなってあなたに仕事が回って来るようになれば、おのずと時間はなくなってきます。
暇な状況をチャンスと捉えてみましょう!
④今は、母業優先で問題なし

言い方が悪いかもしれませんが、あなたが働かなくても、あなたの代わりに仕事をしてくれる人はいます。
けれど、子どもの母親はあなただけです。
さらに、今子どもが小さいとしたら、その小さくてかわいい時期は今だけです。
子育てをしていて、定時で帰らなくてはいけなかったり、時間短縮で周りに迷惑をかけたりしたとしても、そこで感じるのは罪悪感ではなく、感謝ではないでしょうか。
感謝こそすれど、罪悪感や足手まといだと感じる必要はないと思います。
今仕事先の人たちに助けてもらっているなら、あなたがしっかり働くことができるようになったときに、恩返しをしていけばいいのではないでしょうか。
忙しい時は、自然と心の余裕がなくなってしまいます。
今仕事が暇ならば、それはあなたの心に余裕が生まれるということです。
家で、心の余裕を持って子どもと向き合うことができるのだと思えば、仕事が暇であることも悪いことではないと思えますね。
仕事で私だけな暇なことをポジティブに捉える

子育てをしている、共働きである、時間短縮勤務をしている、定時に帰って子どものお迎えに行かなければいけない、その結果、多くの仕事はこなせない。
この状況自体は変えられないかもしれません。
さらに、時間短縮勤務や定時ダッシュなど、仕事先の人たちがどう思っているかは分かりません。
けれど、この状況や周りの目線をどう捉えるかはあなた次第です。
あなたがネガティブな方向に捉えていれば、それはきっと仕事先の人にも家族にも伝わってしまいます。
不思議なことにネガティブな思考の人には、ネガティブな結果が寄りやすいようになっていると思います。
しかし、あなた今の状況をポジティブに捉え、自分にできる範囲で誰かの役に立とう、今は子どもにしっかり向き合おうとしていれば、周りもそれを感じとってくれると思います。
少なくとも私は、仕事場に恵まれていたこともあり、「よく頑張っているね」と声を掛けられることもしばしばでした。
私が、そこまで真摯に向き合ってなお、仕事がやりづらい、周りの人たちのあたりが強い場合などは、転職なども考えたかもしれませんが。
まとめ
仕事復帰をして、私だけが暇だという状況と向き合って実践した内容をご紹介しました。
あなたにも、当てはまるかは分かりませんが、ぜひ参考にしていただけたらなと思います。
今は周りの人が仕事を請け負って、あなたが子育てに余力を残すことができるようにしてくれています。
しかし、それがいつか逆転します。
周りの誰かがあなたと同じ状況になったとき、あなたが変わりに仕事を頑張ってあげればいいのだと思います。
人は本来、お互いに迷惑をかけ合いながら助け合うものですから。
今は、母業を優先しながら、あなたの負荷が少ない範囲で役に立てることを探してみてくださいね!
子育てにお仕事頑張ってください!