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ガーデニング

スパティフィラムの花が咲かない原因5つ!初心者でもできる対処法を詳しく解説

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スパティフィラムに花が咲かない原因は大きく分けて

  1. 日光が足りていない
  2. 温度が適正でない
  3. 水やりの回数が少ない
  4. 肥料が合っていない
  5. 根詰まりしている、葉が多い

などが挙げられます。

どれも大切なポイントではあるのですが、中でも気をつけてあげてほしいのは

1の「日光が足りていない」と2の「温度が適正でない」というところです。

この記事では、スパティフィラムに花が咲かない原因とその対処法について書いていきます。

スパティフィラムの特徴をしっかりと理解して、ご自身の育て方に当てはまるものがあるかどうか、確認してみてくださいね。



スパティフィラムの花が咲かない原因日光が足りていない

スパティフィラムはもともと、コロンビアなど中南米や東南アジアの熱帯植物です。

そのため湿潤を好み、寒さに弱いのが特徴です。

なので、一年をとおしてよく日が当たるところで育ててあげましょう。

屋外でも育てられますが、気温の変化にとても弱いので、屋内のほうが安心です。

もし屋外で育てるのであれば、日当たりの良いベランダなどに置いてあげてください。

スパティフィラムは夏場の直射日光には弱いので、屋内でもレースのカーテン越しに日が当たるような場所が理想です。

冬場はしっかりと日当たりの良い場所に置いてあげてくださいね。

ちなみにパッと見て花と思われがちな白い部分は、実は「仏炎苞」というもので、ガクの一部が変形したものになります。

実際の花は真ん中の黄色い棒状のか所で、「肉穂花序」というので、覚えておいてくださいね。

スパティフィラムの花が咲かない原因②温度が適正でない

原因1の「日光が足りていない」と少し重なるところがあるのですが、スパティフィラムは急激な温度変化や寒さに弱い植物です。

なので花を咲かせたい場合は、一年をとおして温度環境を15度~20度に保ってあげましょう。

8度以下の寒さになると耐えられず、花はおろか枯れてしまう恐れがあるので、くれぐれも気をつけてあげてください。

屋外のベランダなどで育てている場合でも、冬場は室内に入れてあげるのが望ましいです。

スパティフィラムの花が咲かない原因水やりの回数が少ない

熱帯植物であるスパティフィラムは、湿潤を好みます。

なので水が足りず乾燥してしまうと、それも花が咲かない原因になってしまいます。

特に生育期である5月~9月頃は水をよく吸い上げるので、土が乾いたなと思ったらたっぷりとあげるようにしてくださいね。

葉が多く水をあげにくい場合は、優しく葉や茎をかき分けながら根本にしっかり水を注いであげましょう。

霧吹きなどを使って定期的に葉水をやるのもオススメです。

こうすることで葉が潤うだけでなく、スパティフィラム周辺の空気全体の乾燥を防ぐこともできます。

逆に秋以降は生育期を過ぎて成長が緩やかになっていくので、生育期ほど水を必要としません。

土が乾き過ぎないよう気をつけながら、少し水やりを控えても大丈夫です。

スパティフィラムの花が咲かない原因肥料が合っていない

スパティフィラムが花を咲かせる期間は春から秋にかけてと少し長めです。

そのため、一般的な観葉植物よりも少し肥料を多めに与えてあげましょう。

スパティフィラムは多年草なので、観葉植物ではありますが実際は草花と同じ分類です。

ですので観葉植物用として売られている肥料では合わない場合があります。

置き肥として使う固形肥料は観葉植物用でも大丈夫ですが、水やりの際にあげる液肥は、草花用として売られているものを使うようにしましょう。

春頃、花が咲く前から置き肥をして、開花の時期は定期的に水やりのタイミングで液肥をあげるようにしてください。

ちなみに肥料は多すぎても成長の妨げとなってしまうので「やや多めにあげる」ぐらいを意識しながらやってみてくださいね。

スパティフィラムの花が咲かない原因根詰まりしている、葉が多い

スパティフィラムは緑の葉がしっかりと繁る植物ですが、葉が多すぎるとそちらに栄養をとられてしまうため花が咲きにくくなってしまいます。

ほど良い葉の量を保つためにも、ときどき剪定をしてあげてください。

剪定をするときは、茎を傷めることがないよう必ず剪定バサミを使ってくださいね。

見た目のバランス以外に、風が通りやすいよう意識しながら剪定することも大切です。

また、スパティフィラムは生育が良い植物なので、根詰まりしやすいという特徴があります。

根詰まりは花が咲きにくくなるほか、放っておくと枯れる原因にもなってしまうため、2年ほどで植え替えをしてあげましょう。

大きい鉢に移せばさらに大きく育てることもできますが、ほどほどの大きさで良い場合はあまり大き過ぎず適度なサイズの鉢を用意してください。

植え替えは5月~9月にかけての暖かい時期に行います。

それまで入っていた鉢からスパティフィラムを抜いたら、あまり根の周りが崩れてしまわないよう気をつけながら軽く土を落とし、古い根をハサミで丁寧にカットしてあげましょう。

植え替えるときには、土も新しいものに変えてあげてくださいね。

スパティフィラムの花が咲かない原因まとめ

育てやすいイメージのスパティフィラムですが、花が咲きにくい原因はいろいろあるのですね。

この記事で挙げた原因を参考にしながら、ぜひご家庭でも可憐でかわいいスパティフィラムの花を楽しんでみてくださいね。

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