カラーの花が咲かない原因3つ!初心者でも満開になる育て方

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ガーデニング

カラーに花が咲かない原因は大きく分けて

  1. 日光が足りていない
  2. 水やりが足りていない
  3. 肥料をあげすぎている

などが考えられます。

スッキリとした佇まいが印象的なカラーの花は、切り花としてブーケなどにもよく使われるイメージですが、鉢植え栽培や庭での栽培でも楽しむことができます。

ただ、葉はしっかりと繁っているのに、なかなか花を咲かせない…

そんなケースもあるようです。

この記事では、カラーに花が咲かない原因とその対処法について書いていきます。

もしご自宅で育てているカラーに花が咲かない場合は、この記事に挙げられている原因を参考にしてみてくださいね。

カラーの花が咲かない原因①日光が足りていない

カラーの原産地は南アフリカ。

サトイモ科オランダガイウ属の多年草です。

学名は「Zantedeschia」といい、チューリップやヒヤシンスなどのように、球根から育つ植物です。

白い花がモダンで人気ですが、それ以外にも黄色やピンクが定番色です。

最近は品種改良がすすんで、他にもオレンジ、赤、紫系の色も楽しめるようになりました。

ちなみにパッと見たときに花だと思われがちなラッパ状の部分は「仏炎苞」といい、これはガクの一部が変形したものです。

本当の花は中心の棒状の部分になるので、覚えておいてくださいね。

そして、カラーには湿地性と畑地性の二種類があります。

それぞれ少しずつ特徴や育て方に違いはありますが、どちらのカラーにも共通しているのが「日当たりの良い環境を好む」ということです。

庭での栽培など地植えで育てる場合は、日当たりが良さそうな場所に植えてあげましょう。

ただ、夏場の直射日光には弱く、あまり当たりすぎると葉焼けの原因にもなってしまいます。

なので、すこしさえぎる物がある場所を探して植えてあげましょう。

鉢植えの場合も同様です。

日当たりが良く、風も通る場所に置いて育ててあげてください。

風通しが悪い場所で育ててしまうと、育ち具合がいまひとつだったり、病気の原因にもなりうるので気をつけてくださいね。

ちなみに、湿地性のカラーは水持ちの良い土を好みますが、畑地性のカラーには水はけの良い土のほうが適しています。

ですので、同じように日当たりの良い場所で育ててあげるのはもちろんですが、そのとき土の状態が、栽培に適した土であるかどうかも確認してあげましょう。

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カラーの花が咲かない原因②水やりが足りていない

湿地性のカラーも、畑地性のカラーも、開花期は6月から7月ごろになります。

カラーを育てるうえで大切なポイントのひとつが、生育期にたっぷりと水をあげることです。

球根を植えて蕾が出るまではこまめに水やりをしてあげましょう。

蕾が出てきたら少し控えめにしても大丈夫です。

湿地性のカラーは、生育期の水切れが花の咲かない原因にもつながります。

常に土が湿った状態であるよう、しっかり水をあげてください。

畑地性のカラーは、土が乾いたら水をあげる程度のペースで水やりをしてあげてくださいね。

また、カラーはどちらの種類も、育っていく過程で葉や茎に水が当たりすぎると傷んでしまうことがあります。

ですので水やりをするときは根元に向けてそっと水をあげるようにしてください。

こうすることでカラー全体が元気に育ち、開花期に元気な花を咲かせてくれるようになります。

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カラーの花が咲かない原因③肥料をあげすぎている

実はカラーにはそこまで肥料は必要ではありません。

特に、湿地性のカラーは、地植えであれば日光と水やりが十分であれば肥料はほとんどあげなくても大丈夫です。

鉢植えで育てている場合は、春に芽を出した頃に固形肥料をあげるようにしましょう。

畑地性のカラーは、地植えと鉢植え、どちらの場合も春頃に固形肥料で置き肥をしてあげましょう。

鉢植えのカラーは、育てていくうえで少し葉の色が薄いかなと感じたら、追い肥として液体肥料を水やりのタイミングであげてみてくださいね。

ちなみに肥料のやりすぎはカラーの場合、花が咲かない原因はおろか、腐ってしまうことにもなりかねません。

くれぐれも気をつけてくださいね。

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カラーの花が咲かない原因まとめ

ご自身がご家庭でカラーを育てるうえで大切なポイントが伝わりましたでしょうか。

ここであげられた主な花が咲かない原因以外にも、育てる気温や栄養が十分であるかどうか、病気や害虫は問題ないか、など細かな注意点はありますが…

花を咲かせるうえでいちばん気を使ってほしいポイントはやはり日光や水やり、そして肥料をあげすぎないことです。

これらのバランスが悪いとカラーは、葉はどんどん育って生い茂りますが、花が一向に咲かないままになってしまいます。

また咲き終わった花はそのままつけておかず、花の付け根あたりできちんと切り取ってあげることで、翌年に花を咲かせるための栄養を球根にためておくことができます。

こちらも覚えておいてください。

せっかくカラーを育てるのであれば、開花期にはその美しい花が楽しめるよう、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。

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