珪藻土バスマットでも水虫はうつる!?家族間で感染しないために気を付けるべきこと

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生活

布製のバスマットは水虫感染者との共用は避けるべき、っていうのは一般的に知らていますが、素材が珪藻土ならどうでしょう?家族に水虫の方がいるならなおさら気になりますよね。

実は、ネット上では珪藻土バスマットなら水虫になりにくい、という記事が大多数。ですが、家族間で水虫がうつる原因や水虫菌のことを調べると、珪藻土バスマットだからといって安心できないことがわかりました。

むしろ使い方によっては水虫感染率を上げてしまう場合もあるんです。

今日は珪藻土バスマットでも水虫がうつる可能性が十分にあるっていう理由と、家族間で水虫を広げないためのポイントをまとめました。

珪藻土バスマットでも水虫はうつるので注意

実は、珪藻土バスマットでも布製のバスマットでも、使用方法を間違えると水虫になってしまいます。

むしろ、布製バスマットは世間一般では「水虫の人とは共用を避ける」っていうのがセオリーなので、使用方法には気を付けている人が多いです。

逆に珪藻土バスマットはというと、「すぐ乾燥するから水虫にはなりにくい」とか「共用しても大丈夫」という認識が広まりつつあり、油断してる人が多い気がします。

ですが、家族間で水虫がうつるときのパターンを調べていくと、珪藻土バスマットだからといって安心できないことがわかりました。

珪藻土バスマットでも水虫がうつる理由

まず水虫っていうのは白癬菌(はくせんきん)っていう菌が原因になっているんですが、これが人から人にうつるパターンを説明しますね。

  1. 水虫感染者の足の角質(白癬菌入り)が剥がれ落ちる
  2. 健康な人の足に、1の角質がくっつく
  3. そのまま靴やスリッパを履いて、高温多湿状態が24時間以上続くと感染

おおまかにこんな感じの流れで水虫は広がっていきます。

「布製のバスマットを共有してはいけない」っていうのは、水虫菌は多湿を好むので繁殖増殖しやすいから。

濡れた状態が長く続くバスマットの中で白癬菌が増殖→他の家族の足にくっつく確率が上がる

という理由なんです。

でも、ここでもポイントは、水虫が感染する原因は「白癬菌付きの角質を踏んずけるから」というところです。

水虫の家族が特に対策をしてない場合、白癬菌付きの角質はバスマットの上に限らずリビング、廊下、玄関、などなど、どこにでも撒き散らされています。

しかも、白癬菌には脅威の生命力があります。

高温多湿状態じゃないと活動できないとはいえ、乾燥した角質の中でも1~2年くらい生きれるそうなんですよね。

なので、いくら乾燥してても白癬菌潜伏中角質を踏んずけて、そのまま靴を履いて長時間高温多湿が続けば、晴れてあなたも水虫というわけです。

さっき24時間以上の時間が必要と書きましたが、足に傷があった場合なんかは12時間で感染しちゃうそうなんですよ。

珪藻土バスマットの方が油断して水虫になりやすい

ということはです。

  • 水虫の原因菌である白癬菌は乾燥しても長生き
  • 白癬菌付きの角質を踏んでから一定の条件が揃うと感染

ということを考えると、珪藻土バスマットは使用後サラサラですぐに乾燥するから水虫にはならない!なんて言えないんじゃないかと私は考えたわけです。

むしろ珪藻土バスマットは洗えませんから、毎日毎日、白癬菌付きの角質が溜まって積もっていくってことなんで超デインジャラスです。

確かに布製と比べれば早く乾くので水虫菌の増殖は抑えられます。

でも毎日の掃除機掛けを怠ったり、使用後ちゃんと乾燥させない状態が続くなら、布製バスマットを毎日洗濯した方がよっぽど衛生的だと思います。

珪藻土バスマットでも布製バスマットでも水虫に感染する可能性は常に付きまとうので、基本は共用を避ける、ということを頭に入れておいてください。

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珪藻土バスマットから水虫感染を防ぐポイント

水虫の感染経路は珪藻土バスマットだけとは限りませんが、家族間の感染を防ぐために気を付けるべき使用方法を書きますね。

対策①足をこまめに洗う

白癬菌は足についてから感染するまでに24時間以上かかります。なので、時間が経つ前に足を洗ってしまえば、感染を防ぐことができます。

長時間靴を履いた後など、高温多湿状態が続いたときは特に足の指の間など念入りに洗いましょう。

この時の注意点として、ナイロンタオルでゴシゴシ洗わず、素手で優しく洗ってあげてください。

白癬菌は傷があれば約12時間で感染してしまいます。

念入りに洗いたい気持ちが先行して傷をつけてしまうと逆効果なので、気を付けてくださいね。

対策②スリッパを履く

水虫菌付きの角質は、部屋のいたるところに散らばっていると思ってください。

廊下、お風呂場、リビング、台所などなど。なので、それを踏んずけないためにスリッパを履くようにするといいですよ。

ちなみに靴下やストッキングを履いてもほとんど効果はないので要注意です。繊維の隙間からコンニチハされてしまいますよ。

対策③掃除機をかける

水虫菌が潜伏している角質(垢も)を部屋や珪藻土バスマットの上に溜め込まないために、こまめに掃除機をかけてください。

埃が溜まりやすいところには、水虫菌もたまりやすいのでそういったところは念入りにかけてくださいね。

掃除機の他には、タオルでふき取るのも効果的です。要は、白癬菌付きの角質を除去できればいいわけです。

布製のバスマットは起毛していてふき取りはできませんが、珪藻土バスマットなら可能です。

対策④珪藻土バスマット立てかけて乾燥させる

さきほども言ったように、水虫菌は湿気があるとものすごい勢いで繁殖します。

なので、いくら珪藻土マットが乾燥しやすくサラサラとはいっても、水を吸い込んだまま放置しておくのは危険です。

お風呂をその日最後に使ったひとは、きちんと珪藻土バスマットを立てかけておきましょう。

そうすれば、床との境に湿気が溜まらず、朝までにカラッと乾燥してくれているはずですよ。

対策⑤珪藻土マットの表面を削る

いくら掃除機を掛けたりタオルで角質をふき取っても、珪藻土バスマットには小さな気功(穴)が無数に空いているので、その隙間に菌付き角質が溜まっていきます。

なので、後で書きますが、定期的に珪藻土バスマットの表面を削ってまっさらな状態にしてやる方がいいですよ。

水虫対策⑥感染者はやっぱり別のマットを使用する

実は私自身、水虫の祖父が家にいて、珪藻土バスマットを共用しています。

珪藻土バスマットに切り替えてから、かれこれ2年くらい経ちますが、これまでに水虫に新しく掛かった家族はいません。

ですが、やっぱり本当に心配なら、水虫感染者とバスマットの共用は避けるべきです。

だって、水虫菌が付いてる角質がいっぱい溜まってるバスマットですよ。今は移らないかもしれないけど、蒸れる時期に足に傷があったら12時間で感染しちゃうんですよ。

珪藻土バスマットのお手入れ方法

珪藻土バスマットの吸水力は無限に続くわけではありません。

ことバスマットになると、使用回数を重ねるほどに吸水力が落ちてしまうんですよ。

その理由は、お風呂上がりの汗に混じった皮脂や、シャンプーなどの合成界面活性剤などが、バスマットの小さな穴に詰まってしまうから。

つまり、目詰まりを起こしてしまうんです。

とはいえ、お手入れ方法は簡単。この目詰まりさせている汚れを紙やすりでやすって除去してあげればいいんです。

大体200番手くらいの粗い目を使用するといいですよ。そこから400番~600番くらいの粗さに切り替えると効果的です。

汚れた部分だけやすってしまうと、色もそこだけ変わってしまうし、厚さも変わってしまうので、全体をまんべんなくやすり掛けするようにしてくださいね。

やすった後は、使用前に掃除機で細かい粉を取り除いておくことを忘れずに。

詳しいやすり掛けの方法や消毒方法に関しては以下の記事で解説していますのでご覧くださいね。

>>珪藻土バスマットにカビが生えた時の消毒と紙やすりでのお手入れ方法

私は8人家族で1枚の珪藻土バスマットを使用してるんですが、半年たったらかなり汚れて水を吸わなくなりましたね。

購入当初はス―――っと吸い込んでいた水を、弾くようになっちゃったんです。

でも上記の方法で紙やすりをかけてあげたら、過ぎに性能が復活しました。ちょっと荒目200番くらいやすりを使ったので、ザラついてしまったのが残念ですが、それでも結構長持ちしてますね。

珪藻土バスマットなら水虫うつらない?まとめ

珪藻土バスマットでも使用方法を間違えると水虫になってしまうということは分かっていただけましたか?

お風呂上りは、角質がふやけて一番流れ出やすいところです。なので、やっぱり布製でも珪藻土でも基本は共用を避けた方が無難。

珪藻土バスマットが乾燥しやすいからという理由で、安易に水虫にはならない!という結論に結び付けないでくださいね。

コメント

  1. […] >>珪藻土バスマットでも水虫の心配は必要?? […]

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