2021年の年賀状はコロナだから敢えて出さない人、敢えて出す人と2つに別れています。
今まで出していたのに、コロナ禍だからと言う理由でやめることにした人もいますし、逆にコロナだからこそ、年始という機会を利用して接点を持ちたい人がいるってことですね。
この記事では、それぞれの方がその決断した理由というのは一体どのようなものかまとめました。
年の瀬のこの時期に、ご自分がどのような選択をするべきか、判断の材料にしてくださいね。
2021年年賀状をコロナ禍だから出さない・やめる人の理由
2021年の年賀状を「コロナ」を理由として出さない理由は
- おめでたいものだから、出すべきではない
- 年賀状にコロナウィルスが付着しているかもしれず、嫌がられそう
- そもそも年賀状をやめようと思っていて、この機会にやめたい
と、だいたい3通りくらいの意見がありました。メディアではコロナ禍だから、年賀状を通した挨拶が増えるのでは?という予測がされていましたが、実際のところ、印刷数としては減っているようです。
これは、コロナに関係なく、今までも年賀状の印刷枚数は減っていますが、それに拍車が掛かったという感じでしょう。
あるデータでは2020年と比較すると約17%も減っているとありました。
少しそれぞれの理由について説明しますと
年賀状はおめでたいものだから、出すべきではない
これは理由としてしては分かりやすいですよね。
年賀状は本来「新年のお祝い」「お世話になっている方へのご挨拶」という意味がありますから、とても「お祝い」を言えるような状況ではないから、ということでしょう。
しかも、もしかしたら先方がコロナに感染して大変な状況であり、「負担に感じる」「お祝いの言葉が辛い」という可能性もあります。
そういった心配から書かない方がいいのでは?と心配される気持ちも分かります。
年賀状にコロナウィルスが付着しているかもしれず、嫌がられそう
これは気にしすぎという方もいますが、実際にSNS上では紙についたウィルスから感染するのでは?と嫌がられるのではないだろうか、などの意見がたくさんあります。
少し紹介しますね↓
まじで年賀状もう廃止しようよ…
— うらとも@結婚5年目 体外受精なう (@uratwittt) October 4, 2020
今回コロナで、年賀状ノルマある人かわいそうじゃん…。
書くのだって、毎年時間切羽詰まって書くからただの負担だし…。
配送だって、全国で誰がどんだけ仕分けで触ったかわからないものが正月に大量にポストに届くんだよ?超嫌じゃない?
もういらないよこんな文化 https://t.co/MGoPaxVyll
流石に今年は年賀状やめたほうがいいかなあ。年賀状でコロナに感染とか嫌すぎるし
— 慧提督 (@sadmiral) November 12, 2020
私も今年はライン、メールで年賀状を書きます
— hannna (@hannahumming) December 10, 2020
お互いのためです。
特にコロナ感染の多い都市からだと、嫌だと思います https://t.co/5VeeXAEjga
少し調べただけでこういった意見が出てくるので、書かないだけで「コロナに感染したら嫌だな、相手もそう思うかも知れないから、出すのは控えた方がいいのかな」と思う人はたくさんいるはずです。
ちなみに紙にウィルスが付着してから、消滅するまでの時間を測定した実験が海外で行われていますが、結果としては様々です。
数時間程度で消滅したという報告もありますし、24時間以上経っても残留していたという実験結果もあります。↓
印刷物(紙類)やティッシュペーパーの場合、感染力を持ったウイルスは3時間後には検出されなくなった。加工木材と布地では、2日後にはウイルスは検出されなくなった。ガラスや紙幣では、ウイルスが検出されなくなるまで4日かかった。また、ステンレスとプラスチックの表面の場合、7日後にウイルスが検出されなくなった。
しかし、医療用マスクの場合、マスクの内側は7日後にウイルスが検出されなくなったが、外側表面からは7日経っても、感染可能なウイルスが検出されたという。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/04/post-93159.php
しかも、こちらのコロナウィルスではなく、年賀状を配達する郵便局員の方が感染している可能性もありますから、神経質な方にとっては恐ろしいものと感じるかもしれません。
そもそも年賀状をやめようと思っていて、この機会にやめたい
2021年のコロナ禍に関係なく「そろそろ年賀状をやめたいな」と思っていた人がたくさんいます。
「終活の一貫として」行う人が多いですが、近年のスマホやSNSの普及に伴って、紙面上でやり取りするのが煩わしいという人が多いのも事実。
なので最近では「年賀状じまい」と言う言い方も浸透してきました。
こういった方にとっては、年賀状のやり取り事態を検討するいい機会となっているようです。
2021年年賀状をコロナ禍だから敢えて出す人の理由
年賀状の印刷部数自体は減っていますが 2021年だからあえて出したいという方も一方でいます。
例年ならお盆や年末年始に会えていたであろう、地元の友人や親戚、お世話になった方に会えなくなったことが大きな理由のようです。
また、友人が元気でやっているかも気になりますから、そういった方が、今年だからこそ年賀状を出すようです。
2021年コロナ禍の年賀状の代わりにポストカード
また、今年ならではの需要として年賀状の代わりにクリスマスカードを出す方、寒中見舞いにする方もいるようです。
先ほど言った通り、年賀状には「新年のお祝い」の意味もありますから、コロナのせいでお祝い気分ではないものの、友人・家族の近況が気になる方がポストカードという選択をしているようですよ。
まとめ
2021年の年賀状は「出さない」「やめた」という方が、結果としては多くなりました。ただ、それは今年になってからのことではなく、年賀状自体が年々印刷部数が減っているので、自然の流れもあるようです。
一部の方は年賀状に付着したウィルスを気にしているようですが、年賀状に限らず、配達物の梱包を触った後は除菌するなど対策をしたいものです。
そういった対策をすることで、今まで通り年賀状のやり取りもしたいものですね。