潮来あやめまつりの駐車場は臨時のものがいくつか用意されます。収容台数は多めとなっていますが例年混雑します。
周辺道路も渋滞することがあるので、早めの行動を心がけるといいですよ。
この記事では駐車場情報の他にも潮来あやめまつりのみどころや、混雑情報などもまとめましたので、ぜひ参考にしてくださいね。
潮来あやめまつりの駐車場
潮来あやめまつりには、お祭りの期間、臨時駐車場が用意されているのです。
いくつかあるのでご紹介しますね。
旧ショッピングセンター アイモア
旧ショッピングセンターアイモアの2階が、臨時駐車場として解放されます。
最寄りの潮来駅の東側にある駐車場で、250台ほどが駐車可能です。
あやめまつりの会場までは、駅をこえて徒歩で約10分になります。
少し距離がありますが、収容台数が多く、駐車料金は500円です。
もうちょっと近い場所で有料の駐車スペースを探すならば、潮来駅西側にあります。
潮来市営駐車場
収容台数は235台で、駐車料金は24時間500円です。
鹿島線の線路沿いにあり、バスターミナルと同じエリアになります。
あやめまつり会場へは徒歩で4分くらいなので、より近場がいいのであればここがおすすめです。
どちらの駐車場も収容台数が多いため、だいたいの日で混雑は避けられるようです。
ただし土日や大型連休、菖蒲が見頃を迎える6月10日前後は、混みやすい傾向にあります。
少し歩く距離があってもいいならば、旧ショッピングセンターアイモアの臨時駐車場へ!
お祭りの会場になるべく近くいところならば、潮来市営駐車場が便利ですね。
他にも以下のMAPの場所にあります。
潮来あやめまつりのアクセス方法
水郷の情緒とあやめを堪能できる潮来あやめまつりに、足を運んでみたくなりますよね。
お祭り会場となる水郷潮来あやめ園へは、どうやって行けばいいのでしょうか。
水郷潮来あやめ園は、最寄り駅からもインターチェンジからもとても近い場所にあります。
どこからでも行きやすいというのはポイント高いですね。
その中でも特におすすめなのが、高速バスを利用する方法です。
電車・車・高速バスの3パターンのアクセス方法をご紹介します。
車でのアクセス
東関東自動車道の潮来ICを出て、西へ10分ほどで到着します。
電車でのアクセス
JR鹿島線の潮来駅から、西の方向へ徒歩で3分くらいでお祭り会場です。
高速バスでのアクセス
東京駅からは高速バスで70分なので、東京八重洲南口1番乗り場からのバスの利用もおすすめです。
鹿島神宮行きまたは鹿島セントラルホテル行きに乗り、水郷潮来バスターミナルで降りてください。
大体10分間隔で運行されているので、乗り換えの必要な電車より楽チンですね。
どのアクセス方法を選んでも、お祭りの会場へ行きやすいので、気候や時期、その時の気分に合わせて選んでみてもいいかもしれません。
潮来あやめまつりの交通規制情報
潮来あやめまつりの混雑状況!周辺道路は渋滞するの?
どのアクセス方法でも行きやすく、駐車場も用意されていて、基本的に交通規制も行われません。
潮来市にある、水郷潮来あやめ園で開催される、水郷潮来あやめまつり。
毎年、80万人以上の観光客が訪れると言われています。
それだけの人出だと、周辺道路はどれくらい混雑するのか心配になってしまいませんか。
でも大丈夫です。
お祭り会場の水郷潮来あやめ園は終日入園無料のため、みなさん思い思いの時間に訪れます。
なので、道路が混む時間帯もバラバラになり、渋滞しにくくなるのです。
潮来あやめまつり会場の混雑状況!回避方法はある?
潮来あやめまつりでは80万人以上の来場者数を数えますが、これは約1ヶ月間のあいだの人数です。
実際には、混雑状況は日によって差があるのです。
どんな日が混むのか、また空いてる日はあるのか、時間帯によって違うのか気になりますね。
まず混む日の目安としては、土日や大型連休、そしてあやめの見頃が始まる頃です。
なので混雑を避けてゆっくりとあやめを楽しみたいならば、平日をおすすめします。
そして時間帯によっても少し混雑状況が変わります。
このお祭りはツアーバスが多く訪れるので、9時から15時くらいまでがピークとなるのです。
ということは、空いてる時間帯は、9時より前の朝か夕方になります。
あやめの見頃な時期に混雑をとことん回避するのであれば、平日の早朝か夕方以降がおすすめというわけです。
ただ、会場となる水郷潮来あやめ園はとても広いので、混雑している時でも十分楽しめます。
ちょっとくらいの混雑ならばお祭りの一環として楽しんでしまうのもありかもしれませんね。
潮来あやめまつりの見頃はいつ?例年の状況は?
お祭りは楽しみですが、せっかくならばあやめの見頃の時期に行きたいですよね。
あやめまつりはどれくらいの期間開催されていて、いつくらいが見頃なのでしょうか。
潮来あやめ祭りの主役、あやめの見頃は例年ですと、6月10日頃になります。
梅雨のぱっとしない時期に、あやめが初夏の訪れを告げてくれる伝統の祭典です。
凛と立ち紫の花を咲かせるあやめは、古くから梅雨を知らせる花として愛されてきました。
2024年の潮来あやめまつりは5月17日から6月16日まで開催されています。
その中でもピークを迎えるのが、6月10日前後の予想です。
ただし暖かい日が続くと少し早まり、例年より涼しい日が続くと遅まる傾向があります。
あやめの花言葉は、「うれしい知らせ」「希望」で、英語ではIRIS(アイリス)と言います。
アイリスとはギリシャ語で「虹」を意味し、虹を渡って嬉しい便りを届ける女神という神話が由来です。
よい便りを受け取りに、あやめの見頃の時期にお祭りを訪れてみるのも素敵ですね。
潮来あやめまつり!あやめの開花状況はどこで調べられる?
潮来あやめまつりは約1ヶ月にわたって開催されるお祭りなので、開花情報をチェックしておきたいですよね。
毎年あやめの開花情報は、水郷潮来観光協会が、ホームページで随時更新しています。
水郷潮来観光協会
https://www.e-tabi.org/index.html
それでも、今年はどんなペースで開花していくのか、気になりますね。
参考までに例年の開花状況をご紹介します。
例年ですと、潮来あやめまつりのはじまる5月下旬で2分咲き程度で、6月に入ると4分咲き程度になります。
そこから数日で7分咲き程度になり、この頃からは見頃と言える時期です。
そして6月10日前後で最大の見頃を迎え、15日くらいまでは満開のあやめの中を散策できるようになります。
梅雨の時期に満開を迎えるあやめは、雨の中でも風情があって見応えがあり、雨でも楽しめるのでおすすめです。
潮来あやめまつりの見どころ
今年も水郷として知られる潮来で、あやめまつりの時期がやってきました。
2024年は5月17日(金)から6月16日(日)まで開催予定となっています。
お祭りに行く前に、見どころはおさえておきたいですよね。
潮来あやめまつりのおすすめイベントを、5つご紹介します。
どの催しも時間が決まっているので、気になるものは要チェックです!
潮来花嫁さん(嫁入り舟)
周囲を水に囲まれていたため、ろ船は日常の交通手段として利用されていました。
もちろん嫁入りのときもこのろ舟に乗って、花嫁は対岸で待つ婿のもとへやってくるのです。
昭和30年代の前半頃まで見られた、日常的で特別な瞬間の様子が、再現されています。
この嫁入り船の予定日時は…。(今募集中でした。)
水曜日 | 11:00から |
土曜日 | 11:00 14:00 19:30から(宵の嫁入り船) |
日曜日 | 11:00 14:00から |
*天候により、中止の場合があります。
あやめまつり期間中には、公募から選ばれた本物の花嫁さんがろ船に乗ります。
花嫁さんは船頭さんや仲人といっしょに園内を歩き、多くの祝福を受けるのです。
そして園内の「ろ船乗り場」から、船は出発します。
船の到着場所は、花婿さんの待つWAiWAiファンタジアです。
4ヶ所の橋をくぐりつつ、まわりの観光客から祝われながらの嫁入り船は、見ている側も幸せな気分になれます。
合流した花嫁さんと花婿さんを待っているのは、ろ船到着後のセレモニーです。
潮来花嫁さんの認定証がもらえ、幸せのカギをかけたりします。
実際に結婚予定のある花嫁さんなので、祝福そのものの見どころです。
ちなみに、花婿さんが待つゴール地点で、セレモニーの行われるWAiWAiファンタジアは、噴水エリアとなっています。
ここは恋愛成就・縁結びの噴水で、パワースポットとして知られている場所です。
コイ・ナマズ・モクズガニという、水郷を代表する3つのモニュメントがあります。
そこには7つのハートが隠されていて、ライトアップされる夜にはさらにもうひとつのハートが浮かび上がる仕組みです。
その全部のハートを見つけると、恋の願いが叶うと言われています。
カップルならば、2人で『幸せをよぶ鍵』をかけると幸せをもたらすと言われているので、これもやってみたいですね。
あやめおどり披露
かつては、お座敷などでよく踊られていたおどりで、今では踊れる人も少なくなりました。
そんな希少になっているおどりが、あやめまつりでは披露されます。
曲目は潮来音頭・潮来甚句・潮来流しです。
三味線と歌が特徴的で、潮来音頭ではゆったりと魅せながら、甚句へ変わるにつれ陽気な曲調になります。
潮来流しは笛の音が聴こえ、しっとりと落ち着いた雰囲気の曲調とおどりです。
江戸時代頃から伝わるとされる民謡とおどりを楽しんでみませんか。
こちらがあやめおどり披露の予定日時です。
開催日 | あやめまつり期間の毎日曜日 |
開催時間 | 13:00から |
場所 | 水郷潮来あやめ園大会本部付近 |
*天候により、中止の場合があります。
*他のイベントの都合で時間が変更される場合があります。
潮来囃子演奏
潮来祇園祭禮で演奏されるお囃子が披露されます。
演奏する団体によって少し違うので、聴き比べも楽しみのひとつです。
和太鼓や笛、鳴り物に掛け声と、観客を飽きさせないお囃子の予定日時はこちら。
開催日 | あやめまつり期間の毎日曜日 |
開催時間 | 13:00から13:40頃まで |
場所 | あやめ園大会本部付近 |
*天候により、中止の場合があります。
市営ろ舟遊覧
かつて生活するのに欠かせなかった手漕ぎのろ舟で、前川を遊覧できます。
花嫁さんを見るだけでなく、自分もろ船に乗りたい!という人におすすめです。
潮来周辺でこの舟は「サッパ舟」とも呼ばれていて、形が笹の葉に似ていることなど色々な由来があるようです。
「ギッチラギッチラギッチラコー」と櫓(ろ)をこぐ音や、船頭による前川の昔ばなしを楽しめます。
あやめまつり期間中は毎日9:00〜16:30(月曜定休)の時間に、手漕ぎのろ舟遊覧が運航されています。
乗船料金はこちら。
大人 | 1,300円 |
小学生 | 700円 |
小学生未満 | 無料 |
*天候により、中止の場合があります。
乗船場所は水郷潮来あやめ園ろ舟乗り場で、30分ほどの遊覧コースです。
土曜日のみ、ライトアップされた宵のろ舟遊覧に18:00から19:00の間は乗れます。
水郷潮来あやめ園ライトアップ
最後は、あやめ園のライトアップについてのご紹介です。
お祭り期間中は毎日、18:30から22:00までの間、園内のあやめが幻想的にライトアップされます。
水郷潮来あやめ園は終日出入り自由・無料なので、夜のあやめまつりもおすすめですよ。
水面にうつる柔らかい光と静まった園内で愛でるあやめは、昼間とはまた違う表情を見せてくれます。
昼も夜も優雅に咲き誇るあやめを楽しんでみてはいかがでしょうか。
潮来あやめまつりとは?あやめは何本あるの?
水郷潮来あやめまつりとは、昭和27年に潮来ではじまった、歴史あるお祭りです。
あやめや花菖蒲の愛好家たちが、瓶などにあやめや花菖蒲の切り花を飾っていたのが始まりです。
現在のあやめ園には、約500種・100万株の、彩り鮮やかなあやめたちが咲き誇ります。
そのあやめは、明治神宮の菖蒲園ゆかりのあやめなのです。
水郷潮来では、江戸時代から人々はあやめの花を愛でてきました。
大正時代の末に、観光用のあやめ園が造られましたが、戦時中は水田になってしまいました。
そのあと潮来にまたあやめが咲いたのは、昭和25年のことです。
あやめを愛する有志たちが集い、呼び掛けて、当時で13,000円の寄付を募りました。
そして明治神宮の菖蒲園から、花株137株を購入したのが始まりです。
最初はビール瓶に花を差して飾った、切り花展になりました。
そして昭和31年、潮来町初代町長を中心に、地元の鉄道会社と旅館経営者などが、前川あやめ園を開園したのです。
その後、現在の場所にある水郷潮来あやめ園が、昭和51年に開園しました。
『美しい日本の歩きたくなるみち500選』にも選ばれ、観光スポットとして人気を集めています。
上にぴんと伸びて、紫色のエレガントな花を咲かせるあやめ。
そんな美しく咲きそろうあやめを愛でることのできるのが、潮来あやめまつりなのです。
潮来あやめ園での見頃の時期は、例年ですと6月10日前後になります。
さらにお祭り期間中は、嫁入り舟やろ船など、水郷ならではのイベントが盛りだくさんです。
古くから愛されてきた、梅雨の訪れを告げるあやめや花菖蒲の中を散策できる、潮来あやめまつり。
お祭りの会場となる水郷潮来あやめ園は、終日自由に出入りができて入場料は無料です。
昼のあやめか夜のライトアップされたあやめ、お好きなタイミングで楽しんで見てくださいんね。
潮来あやめまつり2024の基本情報
開催期間 | 2024年5月17日(金曜日)〜6月16日(日曜日) |
見頃 | 例年6月10日頃 |
場所 | 潮来市 水郷潮来あやめ園 茨城県潮来市あやめ1-5 |
営業時間 | 終日自由入園可能 |
料金 | 無料 |
お問い合わせ | 潮来市産業観光課 TEL0299-63-1111 |
HP | https://www.e-tabi.org/index.html |
潮来あやめまつりの周辺おすすめ観光スポット
花に囲まれる1日を過ごしたい人は、続けてあじさいを見に行くというのはいかがでしょうか。
二本松寺 あじさいの社
あじさいの見頃は6月上旬に始まることが多いので、タイミングが合うと最高ですよね。
この二本松寺は、水戸光圀公が植えたという記念樹が有名です。
また、約100種類10,000株のあじさいが咲き乱れる、35分ほどのコースのあじさいの社があります。
そこでは6月上旬から7月上旬まで、あじさいまつりが催されています。
9時から16時半まで入ることができ、入山参拝料は300円、中学生以下は無料です。
駐車場も120台ほどのスペースがあり無料となっています。
お祭りに車で行って時期が合うならば、一考の価値ありですね。
タクシーを利用する場合ですと、潮来駅から15分くらいになります。
花を楽しんで心は満たされたから、次はお腹を満たしたい!という人はこちらがおすすめ!
道の駅 いたこ
旅の楽しみのひとつ、ご当地の食が楽しめる道の駅は外せません。
新鮮な地元の朝採り野菜や加工品が、良品質・低価格で買うことのできる道の駅。
潮来は水郷のまちなので、美味しいお米やお米から作られた商品が並んでいます。
おすすめなのが、米粉を使ったどら焼き『虹どら』と、『お米ばうむ』です。
米粉を使用することで、とてもふわふわの食感になっているのが特徴です。
店内ではガラス越しに、どんどん作られて行くどら焼きを見ることができます。
東関東自動車道潮来インターチェンジから北方向へ進み、4分ほどで到着します。
電車利用の場合は潮来駅となりの延方駅から、徒歩で10分、タクシーでワンメーターです。
お祭り会場最寄りのJR潮来駅からは、タクシーで10分弱の距離になります。
潮来あやめまつりの駐車場まとめ
潮来あやめまつりの駐車場は近くに臨時駐車場が準備されるので、そちらを利用するようにしてくださいね。
毎年かなりの混雑が予想されますので、できるだけ早めの時間に来場するのが吉です。
ぜひ楽しんできてくださいね。