ピスタチオの殻は「いつも迷わず捨てる。」という人が大半でしょう。
ですが、実は、意外な使い道をしている人がたくさんいるんですよ。
しかもその使い道は、「着火剤」や「植物の土カバー」、「インテリア」など様々なんです。
ここでは、そんなピスタチオの殻の意外な再利用方法をご紹介したいと思います。
ピスタチオの殻の再利用方法
何も考えずに捨てていたピスタチオの殻を再利用しようなんて、今まで考えたことがなかった人も多いと思います。
ですが、実は、ピスタチオの殻には様々な使い道があるんですよ。
ここでは、たくさんあるピスタチオの殻の再利用方法の中から、厳選した4つをご紹介します。
ピスタチオの殻の再利用方法①着火剤
ピスタチオの殻はすぐに点火しますが、なかなかその火が消えないという性質があります。
その性質を利用して、たき火やバーベキューの時の着火剤として利用するという方法があります。
たき火であれば組んだ木の下に殻を置き、バーベキューであれば、バーベキューセットの炭の下に殻をまんべんなく置きましょう。
長い時間火がついたままのピスタチオの殻は、市販の着火剤よりも優秀だという声もあるくらいなんですよ。
ちなみに、ナッツの仲間であるピーナッツの殻もピスタチオと同じ性質がありますので、着火剤として利用できますよ。
ピスタチオの殻の再利用方法②植物の土カバー
ピスタチオの殻を、観葉植物の植木鉢やポットなどのむき出しになった土の上に敷きつめ、「土カバー」として利用する方法があります。
特に家の中で育てる観葉植物は、むき出しになった土が気になることってありませんか?
わたしはどうにも、土を見ながら食事をするのがあまり好きではありません。
そんな人にはピスタチオの土カバーはおすすめです。
土を見なくてもよくなりますし、インテリアとしても可愛いですよ。
なお、ピスタチオの殻は水に濡れてもすぐに乾きますので、観葉植物への水やりは殻の上から行っても大丈夫です。
ピスタチオの殻の再利用方法③ピスタチオフラワー
ピスタチオの殻がおしゃれなインテリアになるんです。
その名も「ピスタチオフラワー」です。
ダリアのようなお花がとても素敵なんですよ。
作り方は、以下のとおりです。
- 台紙になるような厚紙を用意し、丸くカットします。この台紙の一回り大きい大きさが、出来上がりの花の大きさになります。
- 元々殻同士がつながっていた方(ギザギザとしている方)の先端にボンドをつけ、台紙の中心から順に放射状に殻を並べていきます。
- お花の形になるように意識しながら殻を並べ、外側にいくにつれて殻を横に倒して台紙につけていきます。
- 台紙が見えなくなるまで殻をつけ、ボンドが乾いたら完成です。
お好みで、台紙につける前に殻に色を塗っておくのも可愛いです。
インテリアとして1つだけ飾るのもよし、たくさん作って並べて飾るのもよし。
簡単にできるのに、とってもおしゃれなんですよ。
ピスタチオの殻の再利用方法④ピアスケース
ピスタチオの殻をピアスケースとして利用する方法があります。
作り方は簡単です。
ピスタチオの殻2つを一部分だけボンドでくっつけて、開いた貝のような形にするだけです。
なぜピアスケースかというと、イヤリングは金具の部分を絡めておけばセットにして置いておけますが、ピアスってどうしてもバラバラになってしまいますよね。
朝の急いでいる時にピアスが片方見つからない、ということもよくあります。
そんな時は、ピスタチオの殻のピアスケースがとても便利なんです。
セットになった2つの殻にそれぞれピアスを入れると、ピアスがセットにして置いておけるんです。
木のトレイなどに、色をつけたピスタチオの殻のピアスケースを並べておいても可愛いですね。
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ピスタチオの殻の再利用方法は無限大
今回は、ピスタチオの殻の再利用方法を4つご紹介しました。
「着火剤」、「植物の土カバー」、「ピスタチオフラワー」、「ピアスケース」の4つです。
どれもびっくりするようなアイデアですよね。
なお、ここでご紹介したのは個人レベルでピスタチオの殻を再利用する方法ですが、実は都市レベルでピスタチオの殻を再利用するプロジェクトもあるんです。
それは、ピスタチオ生産大国であるトルコの都市のプロジェクトです。
ピスタチオの殻を燃やしてバイオガスを発生させ、エネルギーとして活用するというものなんです。
環境への負荷も軽減されますし、ピスタチオの殻の潜在能力、恐るべしですよね。
気づけば夢中になって食べてしまうピスタチオ。
知らない内に、殻が山のようになっていることもよくありますよね。
そんな時にはぜひ、今までのように殻を捨てるのではなく、今回ご紹介したピスタチオの殻の再利用方法を試してみてください。
一度はまると、これからはピスタチオフラワーが作りたくてピスタチオを食べる、という風になっているかもしれませんよ。
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