【極寒】蔵王の樹氷鑑賞に最適な服装! 年齢やシチュエーションに合わせて紹介

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おでかけ

蔵王の樹氷見る時に、どうせ短時間だからといって軽装で行ってしまうと、とんでもないことになりますよ。

ロープウェイ乗り場は天気が良くても上に行くと風が吹いてきたり、天気が悪くなってきたりということは日常茶飯時。

もし天気予報が良くても、念には念を入れてしっかりとした防寒対策が必要です。

この記事では蔵王の樹氷を快適に見るために必要な服装を、大人子供・スキーウェア私服の場合といった具合で、シチュエーション別に紹介していますので参考にしてください。

また樹氷を楽しむためのコツや情報も紹介してますので 併せてご覧になっていってくださいね。

蔵王の樹氷観光に最適な服装

蔵王の樹氷は蔵王温泉スキー場の山頂付近で見ることができます。

樹氷を見るにはロープウェイを乗り継いで山頂にある「地蔵山頂駅」を目指す必要があります。

ただこの山頂がものすごく極寒なんですよね。普通に-10°を超えることが多いので、ただの冬服で行くと凍えて死んでしまいます。マジで。

朝到着した時には快晴だったのに、ロープウェイの順番待ちをしてる間に天気が悪化、山頂は吹雪ということもあるし、晴れていても風がついてすごく寒いという日もあります。

なので基本的には最大限の装備をしていて、暑ければ上を脱いだりして体温調節をするというのがベストです。

そして、樹氷を見るための最適な服装っていうのは、基本的にはスキーウェアとなります。

後ほど私服でも大丈夫な装備を紹介しますが、日常用のコートというのは隙間風が入って来やすい構造です。

ズボンなどもスキーウェアと比較すると生地が薄いものが多いので、天候が悪い日はかなりしんどい思いをすると思った方がいいです。

ちなみに私は北海道の中でもかなり寒い地域に住んでるんですが、よくマイナス15°から20°ぐらいでスキーをしています。

そういう環境でも凍えないような装備を紹介していきますね。

蔵王の樹氷大人の服装:スキーウェア編

まず上から紹介していきましょう。

  • ニット帽
  • ネックウォーマー
  • ヒートテック
  • フリースorミドルor薄いダウン
  • スキーウェア(上)
  • スパッツ
  • ジャージ
  • スキーウェア(下)
  • 厚手の靴下
  • スノーブーツ
  • 手袋
  • カイロ

まずニット帽ですが裏地付きのできれば耳まで 隠れるものがいいですよ。

裏地が付いてないと結局スースーしてくるし、耳が出てしまうものだと-10度だと凍傷になってしまうこともあります。

普通のニット帽を深く被れば大丈夫だと思うんですが、まれに耳が出てるデザインのものもあるのでそれは注意してください。

あとネックウォーマーは必須です。

ネックウォーマーがないと首からどんどん体温が奪われていきます。あるとないとだと体感温度が全然違うので、マフラーでもいいからしっかりと付けていきましょう。

上に着るものですが、 基本的には重ね着をすると最強です。

  • ロンTかヒートテック
  • 厚手のフリースかセーター
  • ユニクロのウルトラライトダウンのような薄手のダウンジャケット

があると重宝します。その上からスキーウェアを着れば、 OK です。

暑くなったら中のダウンを脱いでバッグにしまえばちょうどいいと思います。

下に関しては長いスパッツ、 の上にもう一枚ジャージかスウェットを着ると安心です。 その上からスキーウェアが◎。

樹氷の周りをウロウロしていると、 結構足の方から冷えてくることが多いですよね。 3月ぐらいで山頂付近の温度も-5°前後とか比較的暖かくなってきた頃だったら、 ジャージなしでも行けますよ。

手袋もスキー用の厚手の方がいいんですが、中に薄手のインナーグローブを付けておくと、お金や物の出し入れをする時に便利です。

足元なんですが、 厚手の靴下に長めのスノーブーツ合わせるようにしてください。それか冬用の長靴。これ以外だと樹氷の周りを散策する時に足がズボズボはまって雪が侵入してきてきてしまいます。

長い長靴かスノーブーツだったらウェアの雪カバーをかぶせることができるのでたとえ真雪が降り積もっていたとしてもへっちゃらです。

蔵王の樹氷大人の服装:私服編

先ほど言った通り蔵王のおすすめの服装はスキーウェアなんですが、中にはスキーウェアを準備するのが大変とか、その後の観光もあって荷物がいっぱいだと大変だから、私服で樹氷を見に行きたいという方もいる と思います。

そういった場合は、樹氷の間近まで近づいて見るのはちょっと難しいかもしれませんが、 行けそうな私服を紹介しておきますね。

ちなみにこういうのはカッコいいですが、過酷ですよー↓↓

おすすめはこちら↓

  • ニット帽
  • マフラー
  • ロンt
  • セーターorトレーナー
  • ダウンコート
  • スパッツ
  • 厚手のズボン
  • 厚手の靴下
  • スノーブーツ

ことなんですが,、できればモフモフのダウンジャケットのようなものがおすすめです。

もっと言うとお尻までスッポリとかぶるよなダウンコートが一番ですね。とにかく風がついてくると本当に寒いので。

ダウンでない普通のロングコートだと、ボタンとボタンの間から風が入ってくるし、素材的にも風を通しやすいので本当にしんどいと思います。

平日とかならまだしも、 特に2月の土日は樹氷が一番の見頃。その時期には山頂に向かうロープウェイも数10分から数時間待つということもあります。

そういった時に、防寒性能に優れないコートを着て行ってしまうと本当に地獄ですよ。しかも、こんなこともあります。↓

またズボンに関しても、防水性能がないものだと例えば吹雪になった時とか雪がじっとりとくっついて凍えてしまいます。

中にはスパッツを履いて、さらに厚手のものを着用するようにするなど、ちょっとやそっとでは水が浸透してこないようにする工夫が必要です。

そして私服の場合一番困るのが靴だと思います。スニーカーや、その辺のアパレルショップで売っているブーツだと本当に後悔すると思います。

雪が溶けて染み込んでくるし、なんなら隙間から雪が入ってくるので樹氷どころではなくなってしまいます。

後ほど詳しく紹介しますが、ロープウェイの駅の付近には長靴の貸し出しを行っているショップがあります。

できればそちらでレンタルするといいですよ。ただ数に限りがあるようなので、混雑する時期は出来れば自分で持参した方が安心です。

蔵王の樹氷子供の服装:3歳ぐらいまで

もし子供も樹氷を見に連れて行くなら、その場合は問答無用でスキーウェアにしてください。子供は小さいので体温が下がりやすいですし、一旦寒がり始めるとすぐに帰ろう帰ろうと言い始めます。

しかも普通の私服の手袋などを着用させてしまうと、手先が凍傷になってしまうことだってありえます。

それぐらい蔵王の頂上は寒いんですよ。靴もただの冬用のブーツだと雪が入り込んで霜焼けなどをすぐ起こしてしまいますので注意が必要です。

おむつがはずれていない3歳ぐらいまでの子は、スノーコンビという上下つながっているウェアがいいですよ。

  • ニット帽
  • マフラー
  • シャツ
  • ロンt
  • セータートレーナー
  • おむつ
  • ごわつかないズボン
  • スノーコンビ
  • 冬用長靴
  • 手袋
  • できれば脚絆手用足用

帽子に関しては大人と同様裏地があって耳が隠れるものがいいですね。

スノーコンビの中に着るものは、 冬用の私服で OK。 スノーコンビが十分あったかいので、あまり暑すぎる格好だと機嫌が悪くなってしまうこともあります。トレーナーぐらいがちょうどいいと思います。

あと子供用のスノーブーツなんですが、結構長時間外にいると雪が溶けて染み込んでくることがあります。なので出来れば冬用の長靴が最適。その中に長めの靴下を履かせてあげましょう。

あと小さい子供の場合は、手袋とスノーコンビの間とか、 長靴とスノーコンビの間から雪が入りやすいです。雪が入るたびに脱がせて取り除かないといけないのは大変なので、できれば脚絆を利用するといいですよ。

脚絆っていうのは北海道ではメジャーな道具なんですが、腕抜きみたいなものですね。

↑この靴についてるもこもこしたやつが脚絆。

カイロなんですが、子供の場合は暑がりなので、親が持参しておいて寒がったら貼っておくくらいにした方がいいですよ。

蔵王の樹氷子供の服装:3歳以上

3歳以上と言うか、オムツが外れた子ですね。もしオムツが外れてる場合は、途中でトイレに行きたいと言い出すと、先ほどのようなスノーコンビだと超大変です。

手袋と靴と脚絆と、スノーコンビを全部脱がせてトイレに行く羽目になってしまいますので、ここはもう必ず、上下セパレートのスキーウェアを使用するようにしてください。

それかまだ小さい子だったら、 この日だけオムツにしてしまうってのも一つの手ですね。

私行ったことあるんですが、スキー場でスノーコンビとか脱がすの超大変なんで。本当に、これ以上大変な事ないってくらい大変です。注意してくださいね。

おむつが外れた子に関しては、大人のスキーウェアの装備とほとんど一緒で大丈夫。

ただ小学校低学年ぐらいまでだったら、先ほどと同様脚絆を利用した方が思いっきり楽しめますよ。

樹氷ライトアップの時の服装

蔵王では樹氷シーズン中にライトアップを行っています。

その際は日中よりもインナーを少し厚手にするとか、フェイスマスクを用意するとか、 後はカイロ背中とお腹足の太ももにも貼るとか、日中よりも余計な防寒対策が必要です。

たまにダイヤモンドダストとか飛んでるんですよね。こんなの。

そうなってくるとまつ毛も何だかこってしばしばしてくるし、鼻の中も凍るし、口でずっと息してると最悪肺炎になったりするんですよね。これ本当です。

日中のように混雑して待ち時間があるということはないんですけど、一枚多めの防寒対策をしたほうが快適に過ごせますよ。

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蔵王の樹氷シーズンの気温や天気

気になる蔵王の気温なんですが、山頂では日中でも気温が-10°ぐらいのことはよくあります。しかも山頂なので風が出てきやすいんですよね。

 風速が1 メートル 強くなることに体感気温は大体一度ぐらい下がるんですが、山頂では10メートルから15メートルの風が吹いてることもあります。

しかも天気がいいのは午前中のことが多く、午後にかけて天気が崩れることが多いです。日中は晴天だったのに、ここから吹雪とか、山頂だけ吹雪とか、往々にしてあるので注意が必要です。

ちなみに私は無風状態のマイナス14°の中初詣をしたことがあるんですが、その時はもう私服で1時間も外にいられませんでした。

冷たくて痛いという感覚は初めてで、体が硬直してくるんですよ。本当に寒かった。なのでせっかく遠方まで来て樹氷を見るんですから、しっかりと防寒対策をして心ゆくまで樹氷を見ていってくださいね。

蔵王の樹氷を見る時にあると便利な持ち物 

  • ティッシュ
  • 撥水スプレー
  • サングラス
  • 日焼け止め
  • カイロ
  • フェイスマスク
  • 温かい飲み物

蔵王の樹氷を見るときにはこれらの持ち物があるとかなり重宝しますよ。

ティッシュは鼻水用。結構水っ鼻が出てくることが多くて、そのままにしておくと氷ます。デートとかだと悲惨なんで出来れば持ってきておくといいです。

また私服の場合は樹氷を見に行く前にズボンや靴周りを中心に撥水スプレーをかけておいたらいいですよ。

雪が溶けて染み込んでくると、絶対に乾かないし、そこから体温がどんどん奪われてしまいます。事前準備大切です。

後晴れの日の雪山って行ったことありますか?

太陽の日差しが雪に反射してかなり眩しくなります。眩しいだけならいいんですが、雪焼けと言って後日目が痛むことがありますので、できればサングラスを着用するといいですね。

その際は日焼け止めを忘れずに。雪山の日焼けって凄まじいです。なんの UV ケアもせずにサングラスをかけて雪山に出かけると、サングラスの部分だけ真っ白、他は真っ黒というかなりカッコ悪い状態になってしまいます。

SPF 50以上の長時間に対応した強めの日焼け止めを塗るのがいいですよ。

カイロは子連れの場合は余分に持っていくといいです。 最初から付けると麓では確実に暑がるので、山頂付近に入ってから寒かったらはるようにしてください。

また温かい飲み物を持参しておくと、ロープウェイの待ち時間の時でも体を温めることができます。ハイシーズンだと1時間以上待つこともありますので、ココアとかコーヒーとかお茶とか温かいものを持ってきてくださいね。

蔵王の樹氷の周辺施設で服をレンタルしよう

ここまで樹氷を見るときの最適な服装についてかなり詳しく書いてきましたが、普段スキーをしない人にとっては、かなりの重装備。

寒いのはわかっていても用意するのが大変ですよね。そんな時は周辺施設でスキーウェアをレンタルするのもありです。 

大体フルセット靴も入れると1日5000円円前後でレンタルすることができます。

今後スキーをする予定ならをウェアを買ってしまってもいいと思いますが、そういう予定がないならレンタルした方が格段に安いです。

スキーウェアって安くても上下3万円ぐらい高いと8万ぐらいしますからね。ここでは服装をレンタルすることができる施設を幾つか紹介します。

レストハウス カスカワスポーツ

住所:山形県山形市蔵王温泉三度川1118-8
電話:023-694-9256
定休日:無し
営業時間:8:00~17:00
ホームページ:http://www.kasukawa.jp/ 

蔵王銘品館能登屋

住所:山形県山形市蔵王温泉934-24
電話:023-693-0123
定休日:火曜日(冬季は無休)
営業時間:8:30~20:00(冬季)

ZAOユートピアスキースクール

住所:山形市蔵王温泉299-3 
横倉スキーセンター内
電話:023-694-2128
ホームページ:http://zaouss.sakura.ne.jp/index.html

山形スワローレンタサービス(株)蔵王店

こちらのショップでは事前に予約しておけば、 宿泊先やゲレンデまで道具一式を持ってきてくれます。

場所: 山形市蔵王温泉字川原191-6
電話: 023-694-9284
HP:http://yswallow.jp/index.html

ゲレンデまで来てくれたり、ゲレンデすぐ横だったりするショップはこんな感じなんですが、蔵王周辺にはまだまだレンタルショップがたくさんあります。

ちなみに靴に関して、スノーブーツを取り扱ってるところと取り扱ってないところがあるんですが、そういった場合はスノーボード用のブーツを借りるといいですよ。

スキー用のブーツははガチガチに硬くて歩きづらいんですが、スノーボードのものは柔らかくて履きやすいので。

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蔵王の樹氷の混雑状況

蔵王の樹氷が一番混雑するのは、2月の土日です。その次に1月の土日、年末年始、12月、3月の順で混雑しています。そして、この2月の土日と「晴れ」という天気が重なると相当な混雑となります。

どれぐらいかって言うと麓からロープウェイに乗ろうとすると、1時間以上待つこともあるんですよ。

整理券が発券されることもあるんですが、この整理券に書かれた時間に行ったにも関わらず、数10分とか1時間待つこともあります。

樹氷のスポットに向かうロープウェイにはスキーヤーやボーダーも乗車するんですが、観光客である旨を伝えると先に乗せてもらうことができます。

にもかかわらず、こんな感じの混雑なんで、2月の土日って晴れの天気予報だった場合は少々の覚悟が必要です。

ロープウェイは一度中腹で乗り継ぐんですが、乗り継いだ先のロープウェイではさほど混雑はしません。なぜならこっちの方が輸送能力が高いから。麓から中腹までのロープウェイが一番混雑するんです。 

混雑する時間帯としては、朝の10時少し前から11時前後くらいが一番混雑しますね。なぜなら団体ツアーのお客さんがたくさんやってくるからです。

このツアー客と重なってしまうと、行列に並ぶことは必至です。見かけたら全力で追い抜きましょう笑

なのでオススメの時間帯としては、ツアー客がやってくる前の8時半位と、 後は寒いけどナイターもおすすめです。

ただ蔵王は午後天気が悪化することが多いので、やっぱり一番のオススメは朝一番の時間帯ですね。

蔵王の樹氷めぐり所要時間

蔵王の樹氷は 先ほど言ったとおりロープウェイを利用して山頂まで向かうことになります。このロープウェイの時間なんですが中腹までが7分。そこから山頂の駅までが約10分で、計17分です。 往復だと40分ぐらいですね。

そこから樹氷を見るのが、だいたい30分から1時間。ロープウェイの待ち時間が混雑してると1時間と考えてください。

なので行って帰ってくるのに、 所要時間3時間ぐらいを見ておくのが良いと思われます。

蔵王の樹氷を見るための駐車場

一般の観光客の方が樹氷見ようとする場合、ロープウェイのすぐそばの蔵王ロープウェイ駐車場を利用することになります。

こちらの収容台数は200台。 料金は平日は無料ですが土日など特定の日は1000円になります。

ただこちらも2月のハイシーズンや1月の土日などはすぐに満車となってしまいます。駐車場待ちをしたくない場合は早めに来場するようにしてください。

またもしあなたがスキーをするようならこの駐車場以外を利用した方が便利です。

例えば黒姫ゲレンデ駐車場。この駐車場はロープウェイ乗り場から少し奥まったところにあるんですけど、 こちらに車を止めてリフトを利用すると、山麓線の混雑を回避して三丁山から利用することができます。

スキーも楽しめる市ロープウェイの混雑も回避できるのでオススメの駐車場です。

蔵王ロープウェイまでのアクセス方法

車でのアクセス方法

車でのアクセス方法はいづれも東北自動車道からになります。

まず一つ目のルートは、東北自動車道から福島ジャンクションに入り山形上山インターチェンジで降りて、国道13号線を20分ぐらい走ってくるパターン。

もう一つは村田ジャンクションから山形蔵王インターチェンジを降りて西蔵王高原ラインを行くか国道13号線を約30分ぐらい走っていくパターンですね。

また、樹氷シーズンは雪道を運転することになります。蔵王の雪道運転に慣れていない方は、運転のコツを紹介していますので、以下の記事をご覧ください。

>>蔵王の冬に車で行っても大丈夫!?市街地と樹氷周辺の雪道運転のコツとスタッドレスにする時期

雪国在住の私が詳しく解説しました。

バスでのアクセス

樹氷まで伸びるロープウェイが伸びる蔵王温泉までは、山形駅仙台駅仙台空港から直通のバスが出ています。

仙台駅と仙台空港からは冬期のみの運行なんですがバスが出ていますので利用してくださいね。山形駅からはだいたい45分程度で到着することができます。

ちなみにですが jr東日本の山形新幹線を利用した場合、東京駅から山形駅まで約2時間半。仙台駅からは川内線で約60分で山形駅まで行くことができますよ。

蔵王のロープウェイで樹氷を見に行こう

蔵王の樹氷を見るには、蔵王温泉スキー場の山頂付近に行く必要があります。そこまではロープウェイを乗り継いで利用していくことになりますよ。

乗り継ぎと言っても、迷ったりすることはないんで大丈夫ですよ。ここではロープウェイの運行時間や料金などを詳しく解説していきますね。

ロープウェイの運賃

大人 子供
地蔵山頂駅まで (山頂)片道1800円
往復3500円
片道900円
往復1800円
樹氷高原駅まで (中腹)片道1000円
往復1800円
片道500円
往復900円

営業時間:
山麓線8時30分から17時(中腹までのロープウェイ)
山頂線8時45分から16時45分 (山頂までのロープウェイ)

お問い合わせ:023-694-9518(蔵王ロープウェイ)
ホームページ: http://zaoropeway.co.jp/
住所:〒990-2301 山形県山形市蔵王温泉三度川229ー3

樹氷幻想回廊ツアー2022-2023

ロープウェイで樹氷がある所まで行くのもいいんですが、実は雪上車のライトクルーザー号に乗って樹氷を見に行くというツアーが人気なんですよね。

ナイターの時間に開催されてるんですが、ロープウェイで待たなくてもいいし、 暖房付きの雪上車に乗って授業があるところまで行けるんです。

樹氷と戯れる時間はだいたい30分。 その間樹氷に間近まで近づいて写真撮影もできるんですよね。

山頂まではいけないんですけど、 ちゃんと樹氷がいっぱいのところまで連れてってもらえるんですよ。

予約はツアーの7日前からの受付で、 開催してる日と開催してない日があるので事前にチェックしておきましょう。

開催日時は2022-23年 12月28日土曜日から2020年2月29日土曜日までで、47日間の限定開催

12月:24・25・29・30・31
1月:1・2・3・6・7・8・13・14・15・20・21・22・27・28・29・30
2月:火曜日以外毎日 

開催時間:17時から20時
出発時間:蔵王山麓駅発17:00・18:00・19:00
ツアー料金:大人5500円 子供4600円
コース:樹氷高原駅発→山頂線4号支柱上部折り返し→樹氷高原駅に戻る
お問合せ:023-694-9518
ホームページ: http://zaoropeway.co.jp/zao/winter/nightcruiser.html

樹氷祭り2023について

蔵王では毎年樹氷祭りを開催しています。

樹氷祭りと言うと言い方がたいそうですが樹氷が見られる期間の間、チケットがお得になったりたいまつ滑走があったり花火が打ち上がったりというイベントです。

花火はたいまつ滑走がある日と1月や2月の三連休の間など。だいたい5分程度の短時間ですが雪山に打ち上がる花火って空気が澄んでいるからかすっごく綺麗なんですよね。

幻想的な色にライトアップされている樹氷と一緒に見ると一生の思い出になること間違いなし。

ちなみに松明滑走なんですが一般のスキーヤーも参加することができます。

実際に火を持って滑るのはインストラクターだけなんですけど、その後に続いて ledライトを持ちながら夜のゲレンデを滑走するのはなかなかできない経験です。

もし防寒対策バッチリの服装でいるならぜひぜひ参加してみてくださいね。ちなみにストックなしで滑る必要があるので、多少スケーティングできないとちょっとしんどいかもしれませんよ。

プロジェクションマッピング

2022/23年はまだ詳細が発表されてないんですが、例年は横倉ゲレンデでプロジェクションマッピングが行われたようです。

期間は2月の下旬の六日間のみ。ジャンプ台の壁とそこを滑るスキーヤーやボーダーとのコラボレーション最高 との口コミです。

詳細が発表され次第こちらの記事でもアップしますが、旅行する日程と会っていたら是非見てくださいね。

蔵王の樹氷の見頃時期

樹氷が観測できるのは、12月の下旬から3月いっぱいとなってるんですが、一番迫力がある樹氷が見られるのは1月の中旬から2月の中旬または下旬ぐらいまでと考えてください。

というのも12月はまだ樹氷の出来始め。日は白っぽくなってきていますがまだまだ細いんですよね。

そこから1月の成長期にどんどん樹氷が太くなっていきます。

最初はエビの尻尾って言われる先っぽがとんがったような形状なんですけど、そこからムクムクと膨れ上がっていきます。

1月の下旬になる頃には「スノーモンスター」と呼ばれるアナと雪の女王に出てくるマシュマロみたいな本当にモンスターみたいな形になるんですよ。

3月も初めの頃だったら見えることもあるんですが、気温が高くなってくるし雨が降ることもあるので一気に高速倒壊していきます。

せっかく蔵王まで足を運ぶんですから、私だったら多少混雑してても1月の下旬から2月の中旬ぐらいに行きますね。

このシーズンは結構動いたりすることもあるんですが、それは日頃の行いがなんとやら笑 運任せとなってしまいますが、吹雪いても樹氷に近づくことができれば、大きなスノーモンスターを見ることができますよ。

ただ快晴の日に樹氷が視界一面に広がっているのもかなり見応えがあります。本当に日本なのかと思ってしまうほど圧倒的な光景なんですよね。

蔵王の樹氷の鑑賞スポット

蔵王の樹氷は広範囲にわたってあるので、色々なところから見ることができます。ですがその場所によって広がってる光景も変わって来るんですよ。

是非とも色々な角度色々な距離から樹氷を眺めてくださいね。鑑賞スポットとしては

  • 山頂線のロープウェイの窓
  • 山頂駅前
  • 山頂駅レストラン

この3箇所が一押しスポットです。2本目のロープウェイは18人乗りで必ず着席できるので、窓から樹氷群を眺めることができます。

360°見渡せる窓からは樹氷と雪山の大パノラマが広がっていて、かなりテンション上がると思いますよ。

また山頂に着いてからはスノーモンスターの群れです。青空に白く輝いた授業が本当に綺麗。

ちなみになんですが朝早く行けば、朝の柔らかい光に樹氷はキラキラ輝いてるところが見れるし、 夕方もし天気が良ければ赤く染まった樹氷を見ることができます。

夜は夜でライトアップされてカラフルな樹氷を見ることができるし、 時間によって表情を変えるので、もし可能だったら旅行期間中何回かトライしてもいいですよね。

蔵王ではダイヤモンドダストも見られる

ライトアップ中、 運がいいのか悪いのか極寒だとダイヤモンドダストを見られることはあります。

ダイヤモンドダストはぴんと張り詰めた空気の中、ライトに照らされてキラキラキラキラ。本当に寒い時しか見られないけれど、 樹氷とダイヤモンドダストのコラボは幻想的なんですよね。

1回ダイヤモンドダストが出ている時にスキーをしたことがありますが、寒すぎて30分ぐらいでギブアップした覚えがあります。

ダイヤモンドダストが見えるようになって聞いた時には、あったかいぬくぬくの服装でも向かってくださいね。

蔵王の樹氷ができるメカニズム

実は樹氷ていうのは日本の東北地方でしか観測されてないんですよ。海外とかにもありそうなイメージですよね。

具体的に言うと青森県の八甲田秋田県の森山岩手県の八幡平、たったこの3か所でしか観測されていないです。

なぜかというとかなり特殊な気象条件が重ならないと住所っていうのはできないんですよね。

樹氷ができるメカニズムを簡単に説明すると、 0度以下になっても凍らない水滴っていうのがあるんですけど過冷却水これが風で樹木に当たると凍るんですよね。 

この現象が繰り返されることで木についた氷がむくむくと成長プラスその隙間に雪が溜まるって言う状況を繰り返すことで樹氷になるんです。

つまりマイナス気温のまま吹雪続けるという条件がないと樹氷は誕生しないんです。この環境を作り出しているのが山形盆地から蔵王連峰にかけての地形。ここにシベリアからの季節風が加わることによって樹氷が成長する環境を作り出しています。

どうりで蔵王って天気が悪いことが多いわけです。逆に言うとこの悪天候続きの環境がなければ授業なんてできないってことですよね。なんと言う偶然。

樹氷が見られなくなる可能性がある

蔵王の樹氷が最近害虫被害にあってることはご存知ですか?トドマツノキクイムシによってきに多数の穴が開いてそれが原因で木が立ち枯れしているらしいんですよね。

この被害なんですが山頂に行くほどひどく、 山頂付近ではほぼ100%に近い数字のトド松が枯れています。

枯れるとどうなるかというと、 針葉樹である葉が落ちてしまうので、そこに先ほど説明したか冷却水がぶつかって凍らなくなってしまいます。

そうすると樹氷自体が成長しなくなってしまうんですよね。 この被害なんですが年々ふもとの方まで広がってるそうで、 植樹などで対応してるそうなんですがなかなか 結果に結びつかないでいます。

日本の特定の地域でしか見ることのできない貴重な樹氷ですから、是非うまくいってほしいですよね。

2019年なんですが被害が広がっているというものの、 樹氷が見れないということはないですよ。安心してくださいね。

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蔵王周辺の日帰り温泉

樹氷を見て体がすっかり冷えてしまった後に温泉はいかがですか。宿泊の方だけでなく日帰りでも入浴できる施設は蔵王温泉にはたくさんあるんですよ。

またふらっと立ち寄れる足湯もあるので、ぜひ足を運んでみてくださいね。ここでは日帰り温泉のリストだけ挙げておきますよ。

  • 日帰り温泉施設湯の花茶屋
  • 新左衛門の湯蔵王センタープラザ「ゆ~湯」
  • 源七露天の湯
  • 蔵王温泉大露天風呂
  • すのこ湯物語 かわらや
  • 下湯の足湯
  • ろばた前足湯
  • 湯の花茶屋 新左衛門の湯足湯

とかとか、 温泉施設だけでもたくさんあります。 他にも蔵王温泉街にはお食事処やおしゃれなカフェとか見どころがいっぱいありますので、樹氷を見た後でもぜひ立ち寄ってみてくださいね。

蔵王の樹氷鑑賞に最適な服装まとめ

蔵王の樹氷は山頂付近に群生していているし、 樹氷ができる環境というのは基本的には氷点下で吹雪という過酷な環境です。

そういう天候になることがとっても多い蔵王ですので、防寒対策は万全にしていた方がいいです。もし予想より暖かければ脱いで調整すればいいだけですからね。

寒いと体がこわばってくるし、本当にただ帰りたいしか思えなくなってきますので、ぬくぬくあったかい格好で樹氷を見に行ってくださいね。

私服バージョンも紹介しましたが基本的にはやっぱりスキーウェアがおすすめです。世界的にも日本の東北地方でしか見れない樹氷を万全な服装で楽しんできてくださいね。

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