【簡単】コンポストにコバエ・うじ虫がわかないように虫除け対策しよう

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生活

コンポストは虫対策をしないと普通にうじ虫・コバエだらけになります。

市販品をそもまま使ったり、自作コンポストで虫対策が甘かったりするとおぞましい光景を目の当たりにすることでしょう。

この記事では

  • コバエ・うじ虫がわかないようにする予防策
  • 虫がわいてしまった時の対処法

について詳しく書いています。この記事の通りにコンポストを使っていれば、虫に悩まされずに堆肥づくりをすることができますよ。

コンポストにコバエ・うじ虫がわかないようにする対策

コンポストに虫がわかないようにするにはポイントが3つあります。

  • 密閉して虫の侵入を防ぐ
  • 匂いが出ないように管理
  • 生ごみはすぐに投入

です。ひとつひとつみていきましょう。

虫対策①密閉して虫の侵入を防ぐ

コンポストは虫が入らないように徹底して密閉する必要があります。

方法は通気性のあるカバーをかけること。

通気性?と思うかもしれませんが、コンポストは発酵させるために酸素が必要です。(密閉式は除く)

完全に蓋をしてしまうとうまく発酵できずに腐ってしまうので、必ず通気性のあるカバーを使いましょう。

例えば

  • 洗濯ネット
  • 古着(Tシャツ)

が有効です。

洗濯ネットはコンポストをスッポリと覆って、生ごみを入れるときだけチャックを空けるスタイル。

コバエが侵入しないように、目の細かいものを使用しましょう。

古着(Tシャツ)を使用する場合は、袖と首のところをしっかりとミシンで縫いつけます。それでコンポストを覆いましょう。

虫対策②コンポストの匂いに気を付ける

コンポストの虫は「匂い」につられてやってきます。多くは腐敗臭や魚の内臓の臭いにつられて集まってくるんです。

匂いを防ぐためには、コンポストに入れていいものと入れては行けないもの・上手に発酵させる方法を知っておく必要があります。

詳しくは以下の記事で解説してますので、ご覧ください。

>>【入れていいもの・入れてはいけないもの】コンポストの匂い対策

虫対策③生ごみは早めに入れる

コンポストに入れる生ごみは、できるだけ早く処理することが大切です。

三角コーナーに放置したままにすると、気付かぬうちにコバエが卵を産みつけてしまうことも。

そうすると、コンポストの中にうじ虫が大量にわいてしまうので注意です。三角コーナーに放置していなくても

  • ペットフードの食べ残し
  • バナナスタンドに数日吊るしておいたバナナの皮
  • 常温に置いておいたぶどうの皮

は盲点で入れるときは注意が必要です。

コンポストでうまく発酵させていれば、40~50度になるので、普通の卵は死滅します。

が、これがうまくいかないと悲惨なので、注意しておいてくださいね。

虫対策④こまめに消臭する

虫は匂いに集まってきますので、こまめに消臭しておくのも予防策として有効です。

野菜カスを入れるくらいなら簡単には匂いませんが、肉や魚・柑橘の皮を入れるなら少し対策した方がいいでしょう。

方法としては

  • 土を多めに入れる
  • コーヒーかすを入れる
  • 消臭スプレーを使う

という方法があります。

土やコーヒーかすには自然の消臭効果があります。

匂いのきついものを入れるときは一緒に混ぜ込むといいでしょう。

また、ニオワンダーという消臭スプレーは非薬品なので、コンポスト堆肥に害なく使用できます。

口コミをみてみると、リピート率も高いですね。


虫がわいてからだと、ほんとーーーに気持ち悪いので、夏場は特に、これでもかというほど対策しておいた方がいいですよ。

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コンポストのコバエ・うじ虫駆除の方法

ここまで対策していても、どこからかコバエが侵入、うじ虫がわいてしまう事ってあります。

虫ってタンパク質ですから、死滅するまで放置しておいてもいいです。

が、一度出てくるとどんどん増えてきます。

ベランダにコンポストを設置していたり、お隣さんが近いお庭に設置している場合は駆除してしまった方がいいでしょう。

コバエ・うじ虫の駆除方法は

  • 温度を上げる
  • 天日干し
  • 石灰窒素をまく

という3つの方法があります。

コバエ・うじ虫退治方法①温度を上げる

虫は高温に弱いので、ガンガン発酵させてコンポスト内の温度を上げるという方法があります。

米ぬかや発酵促進剤を入れて混ぜて発酵が進めば温度が上がるので、虫を退治することができます。

コバエ・うじ虫退治方法②天日干し

コンポストの中の土を2重にしたビニール袋に移して口をがっちり縛り、天日に当てます。

①と同様ですが、虫は高温に弱いのでうまく行けば1日で死滅させることができます。

コバエ・うじ虫退治方法③石灰チッソをまく

コンポスト容量1Lにつき2g程度の石灰チッソを入れると毒で死滅させることができます。

石灰チッソはコンポストの中で微生物に分解されると毒性のある物質を出します。

毒と言っても、堆肥にとっては無害です。

アンモニア臭が少しするそうなので、お隣が近い&ベランダコンポストには不向きな方法です。

コンポストの虫は殺虫剤で駆除しないように

もしコンポストで虫がわいてしまっても、殺虫剤は使用しないようにしましょう。

殺虫剤は虫を駆除する効果は抜群ですが、土に残留してしまうという話があります。

コンポストの土で野菜を育てるのですから、できるだけ有機物で対処してくださいね。

もし殺虫剤を使ってでも駆除したいという場合は、畑には使わない放が無難です。

コンポストのうじを放置すると黒い霧が発生…

↑こわ…でもほんとこんな心境になります。

私の体験談ですが、コンポストで虫がわいてしまうと、ほんっとーーーーーーに気持ち悪いです。笑

緑の釣鐘状のコンポストに、家庭から出てくる生ごみをどんどん入れていくスタイル。

そしたらある日、蓋を空けると白いうじ虫がうじゃーーーっと。しかも結構大きいんですよね。

うわヤバイ無理…と思って土かけて、しばらく見て見ぬ振りをしていたんですが、そしたら数日後蓋をあけると‥‥

黒い霧のようにコバエがぶわーーーっと飛び立っていきました。全身鳥肌がたちましたね。

幸い、北海道でまわり家がないので、悪臭も虫も問題になりませんでしたが、それからはしっかり管理しようと思いました。

土や発酵促進剤を入れたり、毎日かき混ぜたり。カバーをかけたり。そうしたら、驚くほど虫の被害はなくなりましたよ。

コバエ・うじ虫はジメジメしたコンポストが好き

また、コバエやアメリカミズアブ(通称便所バチ)、うじ虫はジメジメしたところが好き。

釣鐘状のコンポストの中はどうしても虫が好きな環境になりやすいです。

そこで注目されているのが、管理しやすいダンボールやバケツコンポスト。

セット販売もされていますが、自作もできます。使い方と一緒に以下の記事にまとめてありますので、ご覧ください。

>>ダンボールコンポストの自作方法と使い方

まとめ

コンポストの虫対策は、発生する前にしておくことが肝心です。

天日干しも石灰を混ぜる方法も、効果はありますが、虫をみながら作業するのは気持ち悪いです。

生ごみの種類や発酵促進のコツをしっかりつかんで、「匂いを発生させない」「侵入させない」を徹底してくださいね。

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