風邪やウイルスが流行っている時期はできるだけ外出は避けたいですよね。
そんな時に便利なのが「置き薬」の制度なんです。
置き薬があると、薬が必要な時でもわざわざドラッグストアや薬局に行く必要がないので、今世間では話題になっているんですよ。
ここでは、置き薬の仕組みや置き薬の会社一覧とおすすめの会社、また、置き薬の解約トラブルについてまとめてみました。
今話題の置き薬の仕組みとは?
置き薬は「配置薬」とも言われ、300年以上も前の江戸時代に富山で始まった仕組みだと言われています。
その仕組みは、さまざまな医薬品が入った薬箱をそれぞれの家庭に置き、売薬(ばいやく)さんといわれる販売員が定期的に家庭を訪問します。
使用した分の代金を回収するとともに、減った分の医薬品を補充するというものです。
置き薬のメリットとしては、以下が考えられます。
置き薬の仕組みのメリット①費用面
まずは、費用面。
薬箱を配置する時のわたしたちの負担や、前金・保証金といった費用はかかりません。
かかるのは、使用した分の医薬品の代金だけ。
ドラッグストアなどでいざという時のために薬をそろえようと思うとかなり高額になりますが、置き薬だと、使用した分の医薬品だけを払えばいいので金銭的にかなり助かります。
置き薬の仕組みのメリット②手間が掛からない
次に、外出する手間がいらないこと。
定期的に売薬さんが訪問してくれるため、自分で薬を買いに行く必要がありません。
不要な薬を無料で交換してくれたり、季節性の流行りの病気の薬を補充してくれたりもします。
また、「この薬が急に欲しい!」といった場合でも、連絡をすれば随時届けてくれるのでとても便利です。
置き薬の仕組みのメリット③気軽な相談が可能
最後に、気軽に相談できること。
なかなか体のことを相談できる人って身近にいませんよね。
ですが、売薬さんは定期的に訪問してくれるため、その時に気軽に健康相談をすることができます。
また、健康に役立つ情報やアドバイスも一緒にくれるので、とても心強いです。
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置き薬の会社はどんなところがある?
置き薬の制度がある会社はたくさんありますが、ここでは置き薬の制度がある主要な会社4社と、その中でも個人的なおすすめの2社を紹介します。
富士薬品(URL:https://www.fujiyakuhin.co.jp/home_medicine/)
2~3か月に一度の定期訪問があります。
北海道から沖縄まで全国の主要都市に293ヶ所の営業所があり、約330万軒の家庭で置き薬制度が利用されています。
常盤メディカルサービス(URL:https://www.tokiwa-ms.co.jp/about/index.htm)
対応地域は北海道から沖縄まで全国に渡っています。
売薬さんは、医薬品の知識だけでなく、美容や健康に関する知識なども持ち合わせており、プロフェッショナルな健康アドバイザーとしての立場をとっています。
布亀株式会社(URL:http://www.nunokame.co.jp/service/okigusuri.html)
2~3か月に一度の定期訪問があります。
売薬さん以外にも、薬剤師や管理栄養士など様々な専門家がサポートしてくれます。
また、医薬品以外にも、サプリメントや食品・食材なども自宅まで持ってきてくれます。
なお、お好みでミッフィーのエコ救急箱を選ぶことができます。
モチノキ薬品(URL:http://mochinoki.co.jp/about_household_medicine/)
2~4か月に一度の定期訪問があります。
北海道から九州まで全国35の営業所があります。
医薬品以外にも、栄養ドリンクや化粧品・食品や雑貨まで幅広い商品があります。
主要な会社4社を紹介しましたが、それぞれ会社によって特色があることが分かります。
おすすめの置き薬の会社
その中で、わたしがオススメだと思うのは富士薬品と布亀株式会社です。
富士薬品
富士薬品を選んだ理由は、なんといっても営業所の多さです。
全国どこででも、どこに引っ越しをしても置き薬の制度を受けることができます。
また、置き薬を利用した代金に応じてポイントが付き、たまったポイントを薬代に充てられるのも嬉しい点です。
布亀株式会社
おすすめのもう1社は、布亀株式会社です。
選んだ理由は、様々なサービスが受けられる点です。
先ほど売薬さん以外にも、薬剤師や管理栄養士などがサポートしてくれるとお伝えしました。
その他にも、有料のみまもりサービスという月1回の訪問サービスがあったり、在宅介護サービスなどがあります。
親世代にぜひ利用してほしい会社だと思います。
置き薬の解約トラブルはあるの?
置き薬は素晴らしい仕組みですが、何かトラブルがないのか気になりますよね。
ここでは、解約トラブルがあるのかどうか調べた結果を紹介します。
ずばり、解約トラブルはあるようです。
契約上は、解約自体はいつでもできるはずです。
ですが、解約の意向を伝えても売薬さんがいつまでも先延ばしにしたり、解約しないでくれと泣き落としされたりというケースが少なからずあるそうです。
解約できずに困った場合は、売薬さんを通さずにお客さまセンターなどのコールセンターに電話をしたりしてください。
あとは直接営業所に薬箱を持っていくなどすれば比較的簡単に解約できるようなので参考にしてみてください。
外出したくなくて置き薬を利用するのに、解約する時には営業所に行くというのは本末転倒な気もしますが…。
まとめ
今回は、置き薬の仕組みや、置き薬の会社一覧とおすすめの会社、また、置き薬の解約トラブルについてまとめましたがいかがだったでしょうか。
体調不良は急に起こるものなので、いざという時のために置き薬はとても安心です。
家にドラッグストアがあるのと一緒ですからね。
ただ、解約トラブルなどのトラブルがあることも確かなので、利用する時はメリットとデメリットをよく考えるといいですね。
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