今回は鉢植えや地植えなど、土で栽培するときの発芽までのポイントを調べてみました!
アボカドの種まきに最適な時期は?
アボカドの種まきに最適な時期は5~8月頃の暖かい季節が良いといわれています。
アボカドの種は寒さや乾燥に弱いため、植えるのは春夏頃がよいでしょう。
またはじめから地植えする場合、植えるときは日当たりのよい場所を選んでくださいね。
成木になると寒さにも強くなってきますが、成長段階は寒さが苦手で枯れてしまう可能性が高くなってしまいます。
1mほどの大きさになるまでははじめから地植えするのではなく、鉢植えにしておいて暖かい室内に移動できるようにしておくと枯れてしまうリスクを減らせますよ。
アボカド種まきから発芽させるコツ
①アボカドの種のぬめりに注意
アボカドを食べた後に種を取り出すと、果肉がついていてぬめりがあると思います。
しかしこれが、アボカドの種を栽培するうえで最初の1番大きな注意点になります!
アボカドの果肉には発芽を抑制してしまう成分があるので、しっかりと洗ってあげないと発芽の確率が下がってしまいます。
流水を使って歯ブラシで優しくぬめりをとってあげるようにしてください。
こすっていると、段々ぬめりが取れてツルンとした感じになってくるので、ここまでくればもう大丈夫です。
ぬめりがのこっていると土が腐る原因にもなってしまいますので、必ず行ってくださいね。
②種が乾燥しないようにしよう
また、アボカドの種は乾燥に弱いため、種を洗ったらすぐに土植えできるように先に準備(準備に関しては後述)しておきましょう。
食べた後も放置しているとすぐに乾いてしまうため注意です。
種を取り出した後で準備をするなら、濡れたキッチンペーパーなどでくるんでおくといいですよ。
③アボカドが育ちやすい環境にする
また、アボカドを土に植えて育てる場合、その土も考える必要があります。
アボカドを育てるのに適した土は、いくつかありますが、1番お手軽なのは園芸用の培養土です。
水はけのよい土を好むため、園芸用の培養土で栽培すると問題ないでしょう。
自分で1から土を作る!という場合は「赤玉土の小粒7:腐葉土3」を配合してもOKです。
そして、庭で育てる場合は十分な日光があたる場所を選ぶ必要があります。
大きく成長させるためには暖かく日当たりがよい場所が大事です。
そして最初鉢植えで育てる場合でも、大きくなってきたらなるべく庭に植え換えて地植えしましょう。
アボカドの根はデリケートです。植え替えの際には土をできるだけ崩さないように注意して植え替えを行ってくださいね。
アボカドを育てる時のコツ
アボカドを育てるにあたっては先ほど書いたように日当たりや気温が大事になってきます。
そしてそれにプラスして大事なのが水やりです!
アボカドは乾燥に弱い植物です。なので水やりを怠ると発芽・成長ができない恐れがあります。
せっかく手間をかけて植えたのに発芽せず成長が見られないと悲しいですよね。
土の表面が乾いていたらたっぷりと水やりをしましょう。
暑い時期だと水切れを起こしやすくなるので注意してください。
しかし、しっかりと根をはって来た場合は水やりは必要なくなります。
夏場の暑い日が何日も続いている場合には様子を見て水やりを行いましょう。
また、発芽して葉が生えてくると、水やりするべきかどうかわかります。
アボカドの葉がすべて下を向いて萎えている場合は水をあげるサイン。
水やりをしっかりしましょう!
まとめ
今回はアボカドの土植えの方法について調べてみました。
最初から庭の土で植えてしまうと移動ができないので、最初は鉢植えにするのがよさそうですね。
市販の園芸用培養土で日当たりのいい場所と暖かい場所に植えれば成長できそうです。
水やりが成長段階は大事なので、毎日のお世話が必要ということがわかりました。
毎日チェックして土が乾いていないか、葉が下向きに萎えてきていないか確認が必要です。
手軽に食べ終わったアボカドで手軽に栽培できるのが魅力のアボカド。
森のバターとも呼ばれ、栄養素が高いのも魅力です。
最近では、おいしく栄養価のあるアボカドを食べて楽しむだけはもったいない!ということで、食べた後に種を栽培する人が増えています。
手軽に観葉植物を栽培できるので食べるだけでなく育てる楽しみがあるアボカド。
一般的に家庭で栽培する場合、水耕栽培と言ってコップなどに水をはりその中につけて育てる人が多いですが、はじめから鉢植えして大きく成長させることもできます。
しかし、発芽するまでには2~3カ月かかってしまうというので、気長に待たなければなりません。
その分発芽したり根をはるのが楽しみになるのは間違いないですね!
手軽に始めることができるアボカドの種栽培!
ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。