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ガーデニング

ガジュマルは枯れても復活する|根腐れ・幹しわしわ・葉が落ちててもOK

更新日:

ガジュマルはそれほど頻繁に水をあげる必要がない観葉植物なので、ついつい放ったらかしにして枯らしてしまうことがあります。

「もう捨てるしかないか…。」とあきらめてしまうかもしれませんが、捨てるのはちょっと待ってください。

実は、枯れたと思ったガジュマルは復活することもあるんです。

それだけガジュマルは丈夫で、強い生命力がある植物なんですよ。

ここでは、枯れたと思ったガジュマルが復活することについてお伝えするとともに、ガジュマルの復活方法も詳しくご紹介します。

ぜひ参考にしてみてくださいね。



ガジュマルは枯れたと思っても復活するときがある

ガジュマルは一度死んでしまった…枯れてしまった…と思っても、本当に生命力が強い植物で復活することが多々あります。

葉っぱが黄色になろうが、落葉しようが、根腐れを起こそうが、幹がスカスカになろうが。

まずはこちらをご覧ください↓

このようにバッサリ切り落としても復活しますし

根腐れからの復活談も多数

水や日光の管理が意外と難しく、枯らしてしまったという方もたくさんいる一方で、諦めずに育てたら元気になったという話もたくさんあるんです。

数ある観葉植物の中でも生命力は非常に強く、その根はコンクリートを突き破ることもあるくらいですからね。

基本的には元気なところを切り取って育てる、または水や日光の管理を気を付ければOKなので、事項で詳しく解説しますね。

ガジュマルが枯れた時の復活方法

ガジュマルの復活方法は大きく分けて3つのパターンがあります。

  • 水やり方法を改善する
  • 日光の当たり方を改善する
  • 剪定する

この3つですね。それぞれ、今のガジュマルの状態によって使い分けていただきたいので、症状別に対処法をお伝えしていきます。

1.ガジュマルの復活方法:葉っぱにトラブルがある場合

まずはガジュマルの葉っぱが今どのような状態かをチェックしてください。

パリパリなのかシナシナなのかベタベタなのか。一部だけ枯れているのが全てが枯れているのか。

チェックしたらそれぞれの対処をしていきましょう。

葉っぱがパリパリの場合は水やり

ガジュマルの葉っぱがカレーに入れる乾燥ローリエのようにパリパリの場合の復活方法です。

また、葉っぱの形としてはくるんと葉先が丸まっていることも判断のポイントですよ。

パリパリクルンの時は単純に乾燥してしまったことが原因です。水不足なので、鉢の底から水が出るまでたっぷりの水をあげてください。

この時悪い環境で水やりをしてしまうと逆効果なので、必ずガジュマルにとっての「よい環境」で行いましょう。

夏場は日光好きのガジュマルと言えども、直射日光の当たらない明るい場所が好ましいです。当たるとしても数時間とかです。

冬場は室内の日当たりのいい場所がいいですね。

5℃以下になってしまうとてきめんに弱ってきてしまうので、寒くなる地域では必ず室内にいれてください。

そして、土が乾いてきたと思ったタイミングで水やりをしましょう。

土が乾いていないのに毎日水やりをしたり、土がカラカラなのに水やりをしないのはいけませんよ。

このように気温、日当たり、水の条件を整えてあげると新芽が出てくる可能性があります。

また、「葉水」といって、霧吹きで直接葉っぱに水を吹きかけてあげるとガジュマルは喜びます。特に日が昇ったばかりの午前中がおすすめ。

これで5~7月くらいには結構フサフサと葉っぱが出てきてくれます。

ですが、もしそれでも新芽が出てこない場合は、思い切って葉や枝を切って丸坊主にしてみましょう。

数日たつと新芽が出てくることがありますよ。

ガジュマルは水やりの仕方を間違ってしまうと、葉が濃い緑から薄い黄色に変色して落ちてしまったり、太くしっかりとしていたはずの幹がスカスカになってしまったりすることがあるんです。

いくら丈夫な植物とはいえ、そのような状態になってしまうと「もうだめだ…、捨てるしかない。」と思うかもしれませんが諦めないでくださいね。

葉っぱがシナシナの場合は日光不足と根腐れを疑う

ガジュマルの葉っぱがシナシナと元気がなかったり、落ちてしまう場合は「日光不足」や「根腐れ」が原因です。

ガジュマルは元々熱帯で生きている植物です。ですので、熱帯の環境にできるだけ近づけてあげることが大切です。

部屋を暖かくして気温を上げたり、先ほどお伝えしたような日当たりの良い場所に鉢を移動したりしてみましょう。

また、この時の注意点なのですが、日光不足だからと言って一日中日向になるところに鉢を置いておくのは逆効果です。

生き物全般に言える事ですが、突然の環境変化と言うのはかなりのストレスになります。

なので、1日目:半日蔭に移動 2日目:1時間だけ日向に 3日:2時間だけ日向に

というように、日光に少しずつ慣らしてあげることが大切です。こうすることで、葉焼けといって葉っぱの一部が黄色や茶色に変色するのを防ぐことができますよ。

そして根腐れの場合の復活方法です。

2.ガジュマルの復活方法:根腐れしてしまっている場合

また根腐れの場合は鉢の中を見てみると、根がスカスカになって、触るとボロボロ取れたりするのですぐにわかると思います。

鉢植えの場合は葉っぱがシナシナで日当たりを改善しても復活しないなら少し掘って確認するといいですよ。

初期の頃なら、まずは2週間~1ヶ月くらい断水してみてください。

インテリアとして、水はけの悪い土や鉢を使っている場合は、底にたまった水を捨ててから断水するとよいです。

これでほとんどは復活してくるんですが、それでダメなら作戦2。

少々強引ですが、腐ってしまっている根をライターの火であぶったハサミやカッターで全て取り除きましょう。

刃先にばい菌がついていると、そこからさらに腐ったりするので注意してくださいね。

鉢からガジュマルをズボッっと取り出して、周りについている土を取り除いてから作業すると楽です。

腐った部分は手でポリポリと触るだけで取れると思いますが、その他の太い根っこの部分(かなり太くてビックリするかもですが大丈夫)はカッターでズバッと切ってしまってください。

もしかすると根を全部取ることになるかもしれませんが、それでも大丈夫です。冒頭のtweetがいい証拠です。

ガジュマルの根は丈夫なので、土に植えているとやがて新しい根が生えてきますよ。

なお、根を切った時に樹液が出てくることがありますが、これは水でしっかりと洗い流しましょう。

そのままにしておくと、蓋になってしまい、水や栄養を吸収しにくくなってしまいます。

そこにメネデール水溶液を吸わせてあげると復活するスピードが速くなりますよ。

メネデール水溶液ってあまり聞かないかもしれませんが、これです↓

メネデールというのは、切断面を保護したり、水分・栄養を吸収しやすくしてくれたり、根っこが生えるのを促したり…要は「植物のサプリメント」的なもので結構有名です。

100倍に希釈して使うので、ガジュマルだけに使うなら200mlで充分だと思います。

このメネデールを希釈したものを、普段の水やりの感覚であげればOKです。

(受け皿を使用しているなら、毎回水が溜まっていないか確認してくださいね。また、完全に乾いたらあげるくらいでもOK。水やりに関して詳しくは後述)

根腐れ対策は、できれば植え替えシーズンの5月前後の方がいいんですが、もし冬場にするなら5℃以上の環境・適度な日当たりがある環境を揃えてあげてくださいね。

3.ガジュマルの復活方法:幹がスカスカになったは切る

葉はついているけれど、幹がカサカサ、スカスカになった場合の方法です。

太い幹の中心がスッポリなくなっていたりするので、もうダメだ、死んだ。と思うかもしれませんが、案外大丈夫。

ガジュマルの幹はとても丈夫なんです。

ですので、葉がついている上の部分は残した状態で、思い切ってスカスカになった幹をカッターで切り取りましょう。

そして先ほどと同じ様に樹液の処理をしてから、土に植えてあげましょう。

幹を土に植えるというのは不思議な気がするかもしれませんが、切り取った断面から根が出てきて、新しい幹が育ってきますよ。

↑もはやこんな感じでも根が生えてくるので、どこからでも大丈夫な節があります。

ガジュマルの最適な水やり頻度

ガジュマルの水やりは、季節によって頻度を変えてあげてください。

  • 夏:毎日
  • 春・秋:週に1回程度
  • 冬:1ヶ月に1回程度

だいたいですが、上記の頻度を目安にするといいですよ。

というのも、ガジュマルに限らず観葉植物は夏場に水を吸収する力が上がって、冬場は極端に下がります。

それなのに、通年を通して水やりをしてしまうと、根腐れの原因になりやすいんですよね。

具体的に言うと、夏は土が乾いたら毎日水やり&葉水(葉っぱに霧吹き)してあげてください。土への水やりの他に、葉っぱに霧吹きをしないと葉っぱの色が悪くなったり丸まってきてしまいます。

春や秋はお住いの地域にもよりますが、土が乾いたらというのを目安として、週に1~2回くらいあげられるといいですね。

この時期はガジュマルが目覚める時期、または休眠し始める時期なので、様子をみながら徐々に頻度を上げたり落としていくといいでしょう。

そして冬。

こちらは土が乾いても水やりをしばらすする必要はありません。乾いて白っぽくなってからさらに3日くらい放置するので丁度いいと思います。

ガジュマルにとって、水やりの頻度というのはとっても重要です。観葉植物なので簡単と思っている方が多いのですが、案外繊細さんなので気を付けてあげてくださいね。

ガジュマルが枯れたかの判断はどうする?

ガジュマルが枯れたかの判断は、すぐにはしないでください。

私自身、どれくらい放置したら枯れたのか?というような残酷な実験はしてないのですが、ネットの情報を見る限り、数ヶ月の間枯れたと思っていたガジュマルが…復活!

というような情報はたくさんありました。葉っぱがしおれて落ちて、丸坊主になって放置してたのに、いつの間にか新芽が吹き出ているとか。

枯れたガジュマルから新しい葉っぱが出始めた!とか。

なので、上記の丸坊主にしてみたり、腐った部分を取り除いてみたり、それで数ヶ月放置してダメだった場合は、「枯れて死んでしまった…」と判断したらいいと思います。

また、幹がシワシワになっている画像も多くあったので、そうなったらもう復活のさせようがないかもしれませんね。

ガジュマルが枯れた時の復活方法まとめ

今回は、枯れたと思ったガジュマルでも復活する可能性があることや、3つの症状別の復活方法についてまとめてみました。

ちなみに、沖縄やその周辺の島では、ガジュマルには「キジムナー」という精霊が宿るといわれています。

見た目でも太い幹や濃い緑色の葉からは生命力が感じられて、何とも言えない不思議な魅力があります。

中には、ガジュマルそのものをキジムナーだと考えている人もいるそうです。

確かに、沖縄に旅行したときに見た大きなガジュマルは、何ともいえないオーラがありました。

ガジュマルを大切にする人は、キジムナーに好かれて良いことが起こるそう。

伝説上の話なので、信じるか信じないかはあなた次第ですが、昔から人々に大切にされてきた植物だということは間違いありません。

そんなガジュマルが元気がないとあらば一大事です。

ぜひこの記事を読んで、元気のないガジュマルがあれば復活させてあげてくださいね。

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