タイのチェンマイは魅力的な場所ですが、観光の際には治安がどうなのかは気になりますよね。
子連れ旅行や、一人旅、言葉が通じない場所での治安情報は知らないと不安だし、必要不可欠なものです。
日本からもそんなに遠くなく、エキゾチックで自然があふれる魅力的な街は、実際どんなところなんでしょう？
この記事は、タイのチェンマイに実際在住されている方に書いていただきました。気になるチェンマイの治安について詳しく掘り下げていますので、ぜひ参考にして下さい。
タイのチェンマイの治安ってどうなの？
サワディーカー。チェンマイは外務省の海外安全情報でも危険注意喚起されておらず、渡航に際して特別な注意を必要としない地域となっています。
タイの中でも、南部では、渡航中止勧告や、退避勧告の出ている地域もあるので、タイ国内でみても安全な場所といえます。
チェンマイはタイ第二の都市で、数多くの寺院や仏閣の点在する美しい古都です。人々は大らかな気質を持ち、外国人を狙ったテロなどもほとんど起きていません。
ですが、旅行者が一般犯罪に巻き込まれる危険は往々にしてあります。では、どのような犯罪に注意すべきなのか、解説していきますね。
チェンマイで発生頻度の多い犯罪
すり、置き引き、引ったくりなどの盗難事件
チェンマイ市内は治安が比較的良い街ですが、近年の観光客の増加により、外国人観光客が巻き込まれる盗難事件が増えています。
ヨーロッパほどではない印象ですが、やはり注意する必要はあります。
人が多く集まるナイトマーケットや、市内のお堀周辺で、観光客を狙ったすりや、ひったくり、置き引きといった犯罪が発生していますので
- 荷物から目を離さない
- バックを前方に背負う
など、他の国への旅行と同じく注意や対策が大切です。
こういった犯罪は、有名な観光スポットだけではなく
- ゲストハウス
- コンドミニアム
- 長距離バス内
などの宿泊施設でも発生しているので、貴重品を金庫に移したり、常に身に着けたりと対策を取ったほうが安全ですよ。
チェンマイでは詐欺にも注意すること
チェンマイでは外国人をターゲットにした詐欺もあります。例えば、商品取引や結婚や交際に関連した詐欺ですね。
この場合、ターゲットは裕福な外国人な場合が多く、甘い話、うまい話には注意が必要です。
特に女性が美しいチェンマイでは、外国人男性に対する女性がらみの犯罪、美人局やぼったくりバーなどの被害が多発していますので、甘い言葉には要注意することをおススメします。
観光地を巡るだけなら問題はないですが、夜の街に繰り出す際は注意が必要です。現地の人と交流するだけのつもりが、目も当てられないようなことになる可能性もあります。
チェンマイ治安の落とし穴！薬物を受け取るな
実はチェンマイは、日本より格段に薬物が手に入りやすい環境にあります。
何故かと言うと、国境を接しているミャンマー、ラオスなどから依然として薬物が流入しており、チェンマイ市内でも、薬物を簡単に手に入れることが出来てしまうからです。
ですが、簡単に入手できる割にタイにおける薬物の使用は重罪です。多くの外国人が誘われるがまま薬物に手を出し逮捕されています。
また、わざと薬物を勧め、受け取ったのちに警察の名乗る者に荷物検査され、逮捕を逃れるかわりに大金を要求されるという事件も発生しています。
せっかく旅行のみならず、人生を台無しにしてしまう危険がありますし、薬物には近寄らないのが一番ですね。
チェンマイでは日本の交通ルールは通用しない
治安は比較的良いチェンマイですが、交通事故の発生件数が世界でトップクラスです。
日本の交通ルールは全く通用しません。思いもよらない場所からバイクが出てきたり、車同士の接触事故も日常的に発生します。
観光客の増加により自転車を利用する外国人が増え、巻き込まれ事故が多くなっています。歩道に車やバイクが乗り上げてくることもありますので、散策中も注意を怠らないでいただきたいです。
管理人まとめ
チェンマイの治安についてわかっていただけたでしょうか？チェンマイはテロなどの犯罪はほとんどありませんが、旅行者をねらった盗難や、詐欺などの被害が発生しているようですね。
また薬物が手に入りやすい環境というのにはびっくりですが、興味本位で近づかずかないようにしましょう。
しかし、基本の安全対策をしていればトラブルなく滞在できる街のようです。
チェンマイはグルメ、観光、自然と旅に求める全てを備える魅力的な観光地です。この記事を参考になさって、楽しい旅行プランを立てていただけると嬉しいです！
