犬を外飼いするときの注意点は?工夫次第で幸せな外飼いに

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ペット

犬を飼いたいけど室内の汚れや匂いが気になるし、外で飼えたらいいなって場合、ありますよね。

外飼いするなんて可哀想!という人もいますが、愛情を持って工夫すれば、犬にも飼い主にも優しい外飼いスタイルが可能です。

暑さ寒さ対策をしっかりして衛生的に飼育すれば、犬は外の空気や自然の中で、のびのび生活できますよ。

今回は、外飼いのメリットとデメリットや注意点を詳しく解説しますので、ぜひ参考になさって下さい。

犬を外飼いするメリット

最近では、室内外の方が犬の寿命が長くなるとか、動物愛護の観点から室内飼いを推奨する意見が多いですが、外飼いをするメリットもしっかりあります。

例えば

  • 部屋が汚れない、匂わない
  • 番犬としての役割
  • 犬のストレスが少ない
  • 犬が自然の中でのびのびと生活できる

などがありますが、

個人的には犬が犬らしく生活できるというのが一番ではないかと思います。

犬は外の風の匂いや、足に伝わる土の感触に喜びを感じます。

外飼いだと、草の匂いを嗅いだり、土を掘ったり(ちょっと飼い主さんは困りますね!)と、より本来の姿に近い生活ができるのでストレスの軽減につながります。

犬を外飼いするデメリット

しかし一方で、不安な要素もあります。

  • ノミやダニの寄生
  • 吠える
  • 脱走
  • 誤飲

などがパッと思いつくものですが、一番のデメリットは、吠えることによるご近所迷惑でしょうか?人や動物が外を通ると昼夜問わず反応してします犬も多いですね。

吠え癖をつけない為のしつけは大切だと思います。

我が家の犬は、知らない人が家に近づくと吠えますが、よく通る近所の方だと吠えません。

吠え癖さえつかないように、しつけをすれば、犬は本来賢い動物なので自ら学習していきます。

また、外飼いするとなると室内で飼うよりも目が届きにくくなります。誤飲や脱走しないように、室内飼い以上に安全に気を配る必要がありますね。

外飼いに向いている犬

犬の種類によって、外飼いが向いている犬と、向いてない犬がいます。

一般的に愛玩犬と言われる室内用の小型犬は体温管理も難しく、外飼いにはあまり向きません。また、短毛種や、短頭種などもなるべく室内で飼われたほうがいいですね。

外飼いに向いているのは、 体温管理がしやすい ダブルコートという2重の毛並みの犬です。

しかし、ダブルコートでもシベリアンハスキーのように極寒の国の犬は暑い時の念入りな対策が必要ですので注意してください。

快適な外飼いをするための工夫

外飼いのイメージは日本と欧米とではかなり違うことはご存知ですか?

日本で外飼いと言えば、昭和の時代によく見られた玄関側の犬小屋につながれているイメージだと思います。

しかし欧米では、外飼いの犬は広い庭に放たれて、終日たっぷり運動が出来るというメリットが取り上げられることの方が多いんですよ。

日本では居住スペースの違いがあるので全て欧米式にはいかないかもしれません。

ですが、ドッグサークルを使って庭に犬専用のスペースを作ったり、狭い庭でも運動量が増えるようにアスレチックなどを設置すると、犬も楽しく遊んでくれます。

こういった工夫をすることで、犬にとっても人間にとっても幸せな外飼いをすることができるんですよ。

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犬を外飼いする時の注意点

ここまでで、外飼いに対してのイメージは少し変えていただけたんじゃないかと思います。

ですが、日本特有の気候や衛生面など、外飼いするにあたって注意した方がいい点があるのでご紹介しますね。

外飼いでは夏の暑さ対策を十分に

日本の夏は年々暑くなってきていますよね。特に東北以南では猛暑日が続くことが多いです。こうなってくると、犬は体温調節が苦手なので暑さ対策は不可欠です。

具体的な対策としては、直射日光を避けるために日陰を作ってあげましょう。

庭がある場合は木陰に休めるスペースを作ってあげると暑さが軽減します。またコンクリートは熱を保有しやすいので、地面を芝や土にしてあげれば更に快適です。

また、体温調整に必要なお水は多めに準備しておいてあげましょう。夕方などに打ち水をしても、犬は涼しくて喜びますよ。

寒さ対策にも気を配ってあげよう

犬種によってですが、寒さ対策も必要になります。

秋田犬や、シベリアンハスキーなど、寒い地域の犬は問題ありませんが、その他の犬は、毛布を与えたり、日中は陽が当たる場所に誘導するなど工夫が必要です。

これは暑い時にも言えることですが、猛暑日が続く時、急激な豪雨や、寒波の時はいつでも玄関にあげてあげれるようにゲージなどの準備しておくのも大切ですね!

外で犬を飼う時は衛生面に注意

外で飼っていると、汚れが気になりますね。外にいると、地面でゴロゴロするのも楽しいだろうし、ダニやノミなどが寄生しやすくなります。

室内飼いより、まめにシャンプーする必要があります。シャンプーにも、ダニ、ノミ駆除のものがあるので、それらを使うと効果的です。

また、食事を与えたままにしておくと、不衛生ですので、特に夏場は食べ残しはすぐに片づけるようにして下さいね!

まとめ

いかがでしたか?犬の外飼いは暑さ、寒さ対策や、吠え癖のしつけなど、考えることはありますが、外飼いのメリットもあります。

大型犬や中型犬などは、室内ではやはり窮屈な場合もありますし、自然に触れている時の犬の幸せな表情を見ていると外飼いも悪くないなって思いますよね。

さみしがりな犬や、甘えん坊の犬は体が大きくても外飼いに向かない場合もあるので、犬の個性を見極めて決定してあげてください。

犬を飼おうと思っている時にこの記事が参考になればうれしいです。

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