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時短勤務が3歳までなのはなぜ?子どもが3歳を越えた場合の働き方

投稿日:2021年8月21日 更新日:

時短勤務が3歳までなのはなぜか?ということに関して、厚生労働省の資料などからは明確な理由が見当たりませんでした。

基本的には子どもが3歳になれば子育ても少しは落ち着いてくるから、という理由からだと思います。

ですが、これって数値から勝手に算出した年齢であって、実情を知っている方からすると圧倒的に「短すぎる」という意見が多いんですよね。

確かに時短勤務制度があることで、保育園の送迎など、子育ての精神的負担は減ります。

ですが、3歳になったからといって保育園の送迎の時間が変わるわけではないですし、子どもが成長したからこそ大変になることだって多くあります。

実際に時短勤務を利用したお母さんたちの声を集めたんですが、時短勤務終了を機に退職を選ぶ方もいらっしゃいました。



時短勤務が3歳までなのは何故なのか?圧倒的に多い「足りない」の声

お母さんの声①

時短勤務制度について、私は3歳までと年齢で線引きをすることに疑問を持っています。
3歳になった途端に、なんでも1人でできるわけでは無いからです。
まだ食事も着替えもトイレも補助が必要だし、夜も寝かしつけが必要なので、育児にかかる時間は2歳と3歳でさほど差はないと思っています。
通常の勤務に戻り帰宅時間が遅くなると、それだけ親と子供の双方が頑張らないといつもの時間に寝かせることが困難になります。
なので、私は子供が小学生になるくらいまでは時短のパートで頑張ろうと思っています。
収入はすごく減りましたが、子供と過ごす時間を沢山取りたいからです。
時短勤務制度が5歳までになると、世の中のお母さんは楽になるとおもいます。


お母さんの声②

時短勤務制度は小学校低学年か中学年程度までは認めてもらいたいと思います。小学校三年生くらいまでは単独でなかなか行動ができない場合があります。現在、放課後の学童もコロナで今まで通り対応が難しいので、場合によっては家に保護者がいないとまずい場合があります。権利主張して乗務に支障を来すのもよくありませんが10男に対応してもらえればと想います。現状、やむを得ない場合は年休を取って家で実質贅沢勤務で対応してもらえればといて業務的には問題ありませんが、労働管理面では結果的に休日出勤になりあまりよろしくないです。


お母さんの声③

私はこどもを0歳から保育園に預けていますが、産後仕事に復帰してからは、残業なし、5時までの時短勤務としていました。
保育園は6時までなので、5時まで勤務後、お迎えはいつもぎりぎりでした。
こどもが3歳を過ぎても、保育園の迎えの時間は変わりません。延長保育を利用することも出来ますが、こどもと一緒にいられる時間が少なすぎるのでは、何のために仕事をしてるか分からず、利用しませんでした。
そのため、3歳まででは時短勤務は足りなかった思います。


お母さんの声④

足りないと思います。3歳で時短がなくなり、保育園のお迎えに間に合わないので私は転職しました。正確には間に合いますが、通勤で歩く部分を小走りすれば間に合いますが、毎日がしんどかったです。保育園在籍中、本音をいうと環境のかわる1年生までは早く迎えに行ってあげたいという人は多いと思います。時短があるのはありがたいですが、結婚してから住む場所は私の都合だけでなく主人の職場にも通いやすい場所にしたので、独身時代より2人とも職場から離れた夫婦は多いと思います。なのでどうしても通勤に時間がかかってしまうようになりました。待機児童も多い世代でしたので、希望の保育園に入れず駅、家から離れた保育園、時間的にお迎えの間に合う保育園に全て落ちたのも原因ですが、時短がなくなりしんどくて転職しました。


お母さんの声⑤

3歳までで足りるか否かは、保育園が何時まで見てもらえるかに尽きると思います。長女の時は4時以降見てもらう審査が非常に厳しく、自分の親にかなり協力してもらいましたが、職場にもかなり迷惑をかけ、居づらい思いをしたこともありました。一方、次男は、引っ越したので別の地域の保育園に行っていますが、子どもの数が少ないこともあるのか、4時以降見てもらうのも簡単な申請一つで通って、7時まで見てもらえるので時短勤務でなくても仕事と育児が両立できています。


お母さんの声⑥

時短制度を子どもが3歳の頃までしていました。人より遅くきて、早く帰ることにはじめは罪悪感を感じていましたが徐々に周りも意識しはじめ、理解が得られるようになりました。我が家は主人の帰宅がかなり遅いため時短ではたらくしか方法はありません。子どもの保育園のお迎えもあります。
子どもが4歳になり、幼稚園にかわりましたが、幼稚園で延長保育をお願いしてはじめはよかったのですが、お迎えが1番最後とい産まれ毎日。子どもがさすがに可哀想で
仕事パートにきりかえました。
時短制度6歳までにしてほしいです。


お母さんの声⑦

全く足りない。保育園に預けていた方がまだ楽でした。小学校に入り、児童館に入ってましたが午前授業、行事が多く給食がないとお弁当を作らないといけないのと。大変だったのが宿題をさせること。ある程度は児童館でやることになってるけど、周りの子が遊んでいるとやっぱり遊んでしまう。だから、仕事終えて帰ってきて夕食作ってその後宿題チェック、直してなんて言ってたらあっという間に21時。残業なんてしていたら子供も私も大変なことになってました(涙)


お母さんの声⑧

自分の体験した上で言うと、時短勤務は3歳まででは足りませんでした。子供が熱を出しやすい子で、預けていたのが鼻水だけでもNGだったと言うこともありますが、自分の時短ができない場合の時に夫や自分や夫の両親からの助けが100パーセントあると言うことはなく、結局時短にする以上に職場や自分の相手先に迷惑をかけていました。できるのであれば個人的には小学校に上がるまで時短が出きていればな…と後悔することも今でもあります。


お母さんの声⑨

3歳まででは足りません。
結局何歳になろうと保育園の開所・閉所時間は変わらないですし、小学生になると今度は学童保育を利用することになりますが、ほとんどの施設では保育園よりもさらに短い利用時間になってしまいます。小学生低学年くらいまでは時短制度がないと、働くのは難しいかなと思います。私自身は、3歳以降はフルタイムに戻すことができなかったので、結局正社員を諦めて非常勤勤務(パートタイム)にすることになってしまいました。


会社人事の方の声⑩

会社人事の担当ですが、短時間勤務制度は、3才までで足りるのかを考えたさい、事実「足りない」が本音だとおもいます。子供支援の観点から、必要なのかもしれませんが、会社、企業においては、生産面での人力不足で苦労しているのが本音です。会社、企業はボランティアではありません。もし、国が短時間勤務を推進するなら、その前に子供を預ける施設の充実が先のはずです。きちんと預けられることが、保護者が安心して働けるものです。現行短時間制度がたりないと感じるなら、きりがないというものです。


この声は「時短勤務が3歳までなことに対してどのように思いますか?」という質問で集めたんですが、このように「足りない」という声がほとんどなんですよね。

時短勤務の後に待っている「3歳の壁」

小さな子どもを育てながら仕事をするお父さん、お母さんは「3歳の壁」と呼ばれるものがあることがご存じでしょうか。

この「壁」を実感するのは、「時短勤務制度」を利用して働いている人です。

フルタイムよりも短い時間で働く「時短勤務制度」で働いている場合、声を見ても明らかなように、子どもが3歳になるタイミングでご自身の働き方を見直す必要が出てきます。

時短勤務制度の具体的な対象者は以下の通りです。

  1. 養育している子どもが3歳未満であること
  2. 1日の所定労働時間が6時間以上あること
  3. 日々雇用される者でないこと
  4. 短時間勤務制度が適用される期間に現に育児休業をしていないこと
  5. 労使協定により適用除外とされた労働者でないこと

言い換えると「育休の期間を終えて仕事に復帰する予定であり、3歳未満の子どもを育てながら、日雇いでなく1日6時間以上働こうとしている人」になります。

育休取得前にフルタイムで勤めていた人は、何もしなくとも対象になりそうな条件ですね。

時短勤務制度が終了!こどもが3歳をこえてしまったら?

「時短勤務制度」を利用して働く人の子どもが3歳以上になった場合、いくつか選択肢があります。

主な選択肢は「フルタイムで働く」「退職する」「3歳以降も会社に申請して時短勤務を続ける」の3つです。

それぞれにメリットとデメリットがあるので、ご自身の子育てしている環境とあわせて見てみてください。

フルタイムで働く

メリット…時短勤務よりも長く働くことになるので、その分給料が増えます。また、職種によりますが、仕事ができる時間が増えた分、自分の仕事を途中で投げ出してしまった、というような意識は減るかもしれません。

デメリット…子どもと触れ合う時間が減ります。お迎えが遅い場合、場所にもよりますが夜ご飯の提供を保育時間に入れている保育園もあるので利用することもできますが、それだけ子どもとの関わりは減ってしまいます。

退職する

メリット…自分の自由な時間が増えます。3歳以上になると幼稚園に入れるようになるので、子どもを預けて日中は家事に専念することができます。さらに余った時間で資格を取るなど、自分の好きなことができるようになります。

デメリット…経済面での不安が増えます。時短勤務で働いていた給料が入ってこないことになるので、お金の面での自由度は下がります。

3歳以降も会社に申請して時短勤務を続ける

時短勤務制度が義務付けられているのは労働者の子どもが3歳を超えても。企業へは努力義務が課せられています。

そのため必ず制度を使えるわけではないですが、お勤め先の担当部署に時短勤務の延長が可能かどうか相談してみるとよいかもしれません。

この場合は、メリット・デメリットともに3歳未満の頃と変わらないと思います。

制度を使えるかがカギになりますね。

フルタイム勤務や時短勤務の延長をするにせよ、仕事を継続する場合は、出来るだけ細かく、お勤め先と勤務形態を話し合っておくとよいと思います。

自分が働きながら子育てをする中で手助けしてくれる人はいるのか、利用できるサポートはあるのか、またそれを利用するとどんな風に働けるのか。

また、子ども預け先の利用時間や延長保育の時間なども事前に伝えておくことで、ご自身の働きやすさにも繋がります。

実際に、会社と交渉するのはとても緊張します。

時短勤務をするために、自分の状況を伝えてお互いの意向を擦り合わせる話し合いをしたことは胃が痛くなるくらいストレスにもなりました。

けれどそれは一つのプレゼンテーションで、相手に自分を知ってもらうために必要な意思表示で、個人的には良い経験だったと思います。

まとめ

子どもが3歳になるまでしか時短勤務できない理由をまとめました。

ありがたい制度ではありますが、「時短勤務制度」を利用できるのは、基本的に子どもが3歳になるまで。

子どもが3歳を超えたら、一度働き方を考え直す必要があり「フルタイムで働く」「退職する」「3歳以降も会社に申請して時短勤務を続ける」のどれかを選ぶ必要があります。

どの選択をするにせよ、自分と子どもの環境を客観的に見て、一番家庭に合う働き方を選べるといいですよね。

時短勤務であっても、家庭と仕事の両立は大変だと思いますが、相談する相手が必ず家庭を持っているとは限りません。

子どもを育てながら仕事をすることを想像するのは、同じように子どもを持った親でも同じ悩みを想像するのはなかなか難しいことです。

やりたくても出来ない、とジレンマを抱えることも多くなると思いますが、その時に最良な選択をしていくしかないですね。

子どもを育てながら働くお父さん、お母さんの手助けになりますように。

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