小姑と同居して早8年が経過した主婦です。その間色々なことがあり、同居してない時期もありますが、基本的には一緒に暮らしてます。
小姑だから、やっぱり儀両親との距離感も私よりは近いし、発言の重み?というか、我儘も通ったりするので、「んーーコイツ、イヤ!」なんて思う瞬間もありますが、憎めないいいやつな側面もあり。
というか、憎めない側面の方が最近強くなってきて、もはや妹!?みたいな笑 私はいつの間にか…あなたを好きになっていました…
という紆余曲折なので、そこに至るまでの経緯とか、体験とか、色々語っていきたいと思います。
小姑で悩んでいる人のストレス発散&関りを見つめなおすきっかけになってくれればと思いますー。
小姑と同居してストレス?溜まるに決まってるよ
ちょっと私のスペックを紹介しておきます。
- 旦那の祖父母・両親・小姑と同居
- 実家は遠く離れているので、逃げ場なし
- 同居して7年経過・出ていきたいと叫んだ経験数多
- 家出したこともある
という感じで、実家から遠い地に嫁いだ挙句、小姑など諸々と同居しています。笑
旦那と付き合っている時から家に遊びに行ったりしてたので、小姑は小学生の時から知っていました。
そんときはさ、小さい女の子だったので、可愛かったんですよー。夏休みの工作見せてくれたり、宿題一緒にやってみたり。
だから結婚した時も、この家ならば同居でもやっていけると、なんの不満もなく同居を選択したわけです。
実際に嫁いでからは違った
で!実際に嫁ぐと全く違う現実が待っていました。嫁いだ時は小姑は高校生。そこから現在大学卒業まで一緒にいるわけですが、(おまけに今ニート笑)
当然、最初は私なんてお客さん扱いだったから、みんなもよそ行きの接し方をするんですね。
ただ、月日が経つと皆素を隠せなくなってくる。イライラするときは家族に八つ当たりしてくるときもあるし、同居だから見たくない部分も見えてくるんですよ。
小姑との関りで、私が特に嫌だったのが「親に対する甘え」ですね。
当たり前だけど、こっちは嫁だから、日々気を使って家族と接しているんですよ。私はかなり打ち解けている方だったけども、それでも自分の実家にいるときと比べたらかなり気を使ってた。
でも、小姑は「娘」全開でいくわけですね。朝は起きてくるの遅くて、
- 後から朝食を食べる→だから食卓が片付けられない&皿洗い二度手間
- 免許持ってるのに車の運転ができない→義両親をアッシーにする
- 私が片付けたものを勝手に場所を変える
- 何かと小姑の方が両親のことを理解してるぜアピールをしてくる
みたいな。なんか私がストレス溜まりすぎて、過敏になっている項目もあるんですけど、それでも「娘」ならではの特権を行使しまくっているので、こっちはストレス溜まります。
私自身の親があまり甘えさせなかったというのもあって、甘える&甘やかしの現場をみるとかなりイラつきましたね笑 顔を見るたびウッザ…と思っていた時期もあります。
小姑と同居で生活費は当然こちらが支払っている
小姑との同居に関わる生活費ですが、奴はニート何で当然コチラが生活費を支払っています。日用品から食費・水道光熱費まで全て。
書いてると段々イライラしてきますが、でもちょっと訳アリで、好きでニートやってるわけじゃないというのが、これまたね。
義両親との生活費もこれまた一緒にしてますから、一人増えたところで…というのもありますが、やっぱり少しは生活費入れてほしいなというのが本音です。
だって、小姑の分の生活費があれば、こっちはこどもの教育費などで悩む必要がないんですからね。いや、どっちにしろそんなに裕福じゃないから悩むけど、少しは楽になるのになって。
小姑との同居を解消したいと思ったこともある
ぶっちゃけ、小姑との同居を解消したいなと思ったことは何度もあります。小姑がいるとやっぱり自分の居場所を感じられなかったりするので。
それほどに「実の娘」ポジションってのは大きいなと感じる今日この頃です。義両親の気持ちもよく分かります。
私にもこどもがいますが、どれだけ大きくなっても助けてやりたい、力になってやりたいと思いますもん。
ただ、その感情が巡って巡って、今度は小姑のせいで自分のこどもに我慢させることが多くなったりすると、これは「同居やめたいな」となります。
わたしのこどもにとっては大切な「じいじ・ばあば」だけども、当のじいじ・ばあばは娘の方を優先することが多々あります。
自分たちの孫のことよりも、娘の将来を考えてるんですよ。私にとって、この優先順位はちょっと許せなかったりします。
特に金銭問題なんかが顕著ですが、そこで娘をもてなすお金が有ったら、孫との遊びに使ってくれーとか、ランドセルケチるくらいなら、小姑との外食とか減らしてくれよーとか思っちゃいます。
小姑を嫌いになったこともあるけど、憎めない
だけども、小姑を「人間」としてみると、私は嫁いでから今まで心底嫌いになったということはありません。
なんか…心の底では分かってるんですよね。外の環境でイライラするときって、大抵自分の中の心の持ちようで変わってきたりします。
自分が満足いってないから相手を好きになれない、もしくは放っておけないのかなって。
長年同居してて感じますが、「自分がいくら主張したところで、相手は変わらない」です。これは間違いない。
この辺りが嫁いだときは理解できずに、どうして相手はひどいことするんだろう、どうして分かってくれないんだろう、どうして変わってくれないんだろう…
なんてグルグルと思い悩んでいた時期もありました。そして、今でもその辺の折り合いが付かずにイライラすることもあります。
ただ、相手が変わらないなら、自分の気持ちの持ちようを変えないと、いつまで経っても不幸だなってことが分かるようになってきました。
小姑の件なら、これ嫌がる人が多いけども「こういうものなんだな」って諦める。勝負は、そこからだなって。
諦めたら、それを上手くかわすなり、プラスに考えられるように考え方を変える。朝起きてこないなら、それを織り込み済みで「はいはい、分かってましたよ」って具合に、生活をする。
ここで「どうして朝起きてこないの?」なんて喧嘩を始めようもんなら、そこは地獄です。何回もそうやって喧嘩をしたことがありますが、
結局は、何も変わらず、ちょっと相手との距離が開いて、疲れて終わっちゃうんですよね。だったら、ちょっと小言うくらいにしておいて、あとは気にしない。そういうもんだと思う。
そうやって生活してったら、案外相手のいいところに目が行きます。
なんか、いつも棚のほこり取ってくれてたな。わたしのこどものこと、すごくかわいがってくれているな。色々、仕事のことでも実は悩んでるんだな。一生懸命先のこと、考えてるんだな。実は、私のことで我慢してることもいっぱいあるんだなって。
なんかとりとめのない文章になってしまいましたが、私は小姑を嫌いになれなかったし、これからもイライラすることはあるかもだけど、でも、やっぱり、好きな人が多いっていいことだなって思いますよ。
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