クチナシの花が咲かない原因4つ!初心者でもできる対策は?

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ガーデニング

クチナシに花が咲かない原因は、大きく分けて

  1. 剪定の時期が適切でない
  2. 日光が足りていない
  3. 肥料が足りていない
  4. 根詰まりをおこしている(鉢植えの場合)

などが考えられます。

特に剪定の時期と方法は、翌年の開花に大きく影響しますので、正しい方法と時期で行ってくださいね。

もし、ご家庭で育てているクチナシに花がなかなか咲かなくて悩まれている場合は、是非この記事を参考にしてみてください。

クチナシの花が咲かない原因①剪定の時期が適切でない

クチナシに花が咲かない場合は、まず最初に「剪定の時期は適切か?」というか「剪定をしているか?」ということを考えてください。

クチナシは常緑広葉樹といって、落葉しない樹木です。

ですので、成長するにつれて新しい葉が増えると、葉が混み合った状態になってしまいます。

すると、茂り過ぎた中心部は通気性が悪くなったり、日が当たらないままになってしまうので、樹木全体が弱ってしまいます。

病気や害虫の原因にもなりうるので、こうなる前に剪定をしてあげることがとても大切です。

また、剪定は適切な時期に行うことが重要なポイントです。

クチナシの開花期は6月から7月です。花が咲き終わったあと、新しい葉芽が育ち始めますので、花期が終わる7月中頃から剪定を始めてください。

遅くとも8月を過ぎない程度の時期には剪定を終えるようにしてあげましょう。

クチナシは、開花のころ、同時に花の下から葉芽が伸び始めます。そこから伸びた枝の先に、翌年の花芽がつくのです。

↓この葉芽が伸びて翌年

↓こうなりますので

剪定をするときは、花芽を切り落としてしまわないよう、くれぐれも気をつけてくださいね。

花芽に注意しながら、葉が混み合っていたり、枝が絡んでしまっている箇所を、間引く感じで剪定してあげましょう。

こうして風通しを良くしてあげることで、樹木全体が元気に育ってくれます。

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クチナシに花が咲かない原因②日光が足りていない

クチナシが綺麗に花を咲かせるうえで大切なのは、やはり日光です。

ほとんどの植物に言えることですが、やはりクチナシも日当たりが良い場所で育ててあげることが重要なポイントです。

地植えの場合は、程よく日が当たる場所を選んで植えてあげるようにしましょう。

夏場の直射日光は樹木全体が弱ってしまう可能性があるため、半日陰のような場所が一番望ましいです。

鉢植えの場合は、普段は日当たりの良い場所に置いてやり、夏場は軒下など日陰になるような場所に移動させてくださいね。

またクチナシは、冬の冷たい風にも弱いです。木が弱ってしまうと花が咲きずらくなってしまいますので気をつけてください。

ちなみに、クチナシは乾燥を嫌う植物なので、一年を通して適度な水やりをしてあげてくださいね。

クチナシに花が咲かない原因③肥料が足りていない

クチナシは樹木全体にしっかり栄養が行き届いていないと、花は咲きません。

特に地植えの場合はほったらかしてしまうことも多いですが、適した肥料をきちんと与えることも花を咲かせる上では大切なポイントなのです。

もうすでに鉢植えになっていたり、地植えにしてしまっている場合は追肥をあげるといいですよ。

「追肥」は年2回、2月と8月に与えてあげましょう。

2月に与える肥料は「寒肥」と呼ばれるもので、寒い季節に栄養が不足することがないよう、緩効性肥料や油かすなどをあげてください。

こちらの商品は油粕がセットになっている緩効性肥料です。2kgなので何年かもちますし、ダメになる前に使いきれる量だと思います。

それから花が咲き終わる時期の8月には「お礼肥」をあげておきましょう。

お礼肥は開花後で樹木全体の体力が落ちているため与えるもので、即吸収できるような化成肥料や液肥がおすすめです。

ちなみに液肥ですと混ぜたり希釈が大変ですので、固形の化成肥料だと楽です。

例えば以下の商品は1kgですが少しの量でかなり効きますので個人使いなら重宝しますよ。

固形の化成肥料だとゆっくり効くタイプのものが多いんですが、こちらの肥料は即効性です。

クチナシだけでなく、他の庭木や家庭菜園にも使うことができます。

樹木はつい肥料を忘れてしまいがちですが、きれいに花を咲かせるためにはどんな植物でも栄養は必要不可欠なので、しっかり気にかけてあげるようにしましょう。

クチナシを植え替えるときには元肥を

クチナシに肥料をあげるときは、植え付け時に「元肥」をあげることが一番効果的です。

もうすでに植えてある場合は、上記のように追肥をして欲しいんですが、今後もし植え替えるときがあれば、ぜひ元肥をあげてください。

元肥に適しているのは、ゆっくりと成分が浸透して、一年をとおして土に栄養がいきわたるのが特徴の「緩効性肥料」を与えてくださいね。

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クチナシの花が咲かない原因④根詰まりをおこしている(鉢植えの場合)

クチナシは、地植えでも鉢植えでも育てることができますが、鉢植えの場合は根詰まりが原因で花が咲かないということも考えられます。

特に、クチナシを育て始めて何年か経っている場合は鉢の中で根が詰まってしまっていないか気をつけて見てあげてください。

根詰まり解消するとしっかりと復活するので。↓

植え替える場合は根を程よく整えてから、ひと回り大きな鉢に移してあげてくださいね。

ちなみに植え替えに最も適しているのは5月ごろか9月ごろです。

基本的には冬以外&真夏を除いてあげれば大丈夫ですよ。

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クチナシに花が咲かない原因のまとめ

ここまで、クチナシの花が咲かない原因について大切なポイントを挙げてみました。

剪定・日光・肥料・根詰まりが花が咲かない原因の有力候補ですので、当てはまるものがないかチェックしてみてくださいね。

クチナシは、アカネ科クチナシ属の常緑低木で、白く清楚で愛らしい花が咲くことでも人気の植物です。

クチナシの花言葉は「清潔」「洗練」「喜びを運ぶ」「とても幸せです」など、明るく爽やかな気持ちになるものばかりです。

もし、ご家庭で育てているクチナシの花がうまく咲かずに悩まれている場合は、花言葉のように愛らしい姿の花を咲かせることができるよう、この記事で挙げられたポイントを確認してみてくださいね。

花は甘く強い香りがするのも特徴なので、ぜひ咲かせて楽しみましょう。

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