沐浴はいつまでするかというと、一般的に新生児期を過ぎたらママと一緒のお風呂に入れてOKと言われています。
ですが、うっかり手がすべって大きな湯船の中に赤ちゃんを落としてしまったら…なんて考えるとちょっと怖いですよね。
「せめて首がすわるまでは沐浴を続けたいけど変かな?ほかのママはいつまで沐浴したのかな?」という疑問もあると思います。
沐浴をするときはベビーバスを使用する人がほとんどだと思いますが、
平成29年度に東京都が行った「べビーバスの安全な使用に関する調査」によると、ベビーバスの使用を止めた時期は742人中、「生後3~6ヶ月まで」と回答した人が158人。
「誕生から1ヶ月になるまで」の126人よりも多いことが分かりました。みなさんかなり長く沐浴をさせることが多いようですね。
そんな私も生後3ヶ月の終わりごろまで沐浴を続けました。
実は娘が小さめに産まれたので、産前に購入していたベビーバスが大きすぎて新生児期は洗濯用のたらいで代用していました。
ベビーバスの股当てに身体が届くようになったのが生後1ヶ月ごろだったので、ほとんど使わないままお風呂に移行するのはもったいない、というのが沐浴を続けた最大の理由です。
冬生まれなので、寒い時期にお湯の中で身体を洗える沐浴は風邪や湯冷めの防止にもなりましたよ!
沐浴はいつまでできる?4歳ごろまで続ける人も!
ママがシャワー派で湯船につかる習慣がない、上の子と分けてお風呂に入れたいなどの理由で、できるだけ長く沐浴を続けたいケースもありますよね。
そのような場合、いつまで沐浴できるのでしょうか?
ベビーバスの対象月齢を超えて使用すると思わぬ事故につながることもあるため、このタイミングが卒業を考える目安になるかと思います。
私が使っていたベビーバスは生後3ヶ月まででしたが、商品によっては48ヶ月までと長く使えるものもあり、実際に先ほどの「べビーバスの安全な使用に関する調査」でも4歳ごろまで使っていると答えた人もいます。
ただし、生後3ヶ月ごろには生まれたときの2倍の重さになっているので、ママの腕や腰にかなりの負担がかかります。
現実的にはやはり生後3〜4ヶ月ごろになったら、このまま沐浴を続けるか大人と同じお風呂に入れるかを検討した方が良さそうです。
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知っておくと安心なベビーバス卒業後のお風呂の入れ方!
沐浴を長く続けたい理由の一つに、「ベビーバス卒業後のお風呂の入れ方が分からない。」ということがあると思います。
ただ、不器用な私でも以下の2つのポイントを守れば、安心してお風呂に入れてあげることができましたので、少しご紹介しますね。
母親学級や入院中に沐浴指導は受けても、大人と同じお風呂に入れる方法ってめったに習わないので参考にしてください。
ポイントは
- 赤ちゃんをお風呂マットの上に乗せて洗う
- 湯船に入るときは腕以外にも支えるポイントを作る
です。それぞれ説明しますね。
1,赤ちゃんをお風呂マットの上に乗せて洗う
まず赤ちゃんの身体の洗い方ですが、スポンジタイプのお風呂マットの上で洗うことをおすすめします。
多くの育児書やネットには、ママがお風呂のイスに座り膝の上に赤ちゃんを乗せて洗う方法が紹介されていますが。
ですが、ただでさえ石鹸で滑りやすいのに膝の上という不安定な場所で片手で支えながら洗うのは至難の技。
私も一度試してみたんですが、脇の下や下半身が洗いにくく首を支えている手が痛くなってきてしまい、これが毎日となると大変だなと思いました。
お風呂マットの上なら安定しているので、赤ちゃんがおすわりやつかまり立ちをするようになっても使えますし、滑らないので転倒防止にもなります。
何より身体を支える必要がなく両手で洗えるので、腕の負担もなくなって本当にラクですよ!
2,湯船に入るときは腕以外にも支えるポイントを作る
次に湯船に入るときですが、赤ちゃんを抱き上げたらママの上半身に引き寄せて、お互いの胸とお腹をぴったり合わせてから入りましょう。
腕だけではなく、ママの上半身でも赤ちゃんの身体を支えるのがポイントです。
なぜなら赤ちゃんは急に身体をひねろうとしたりママの腕を蹴飛ばしてきたりと予期せぬ行動をすることがあり、うっかり手を滑らせてしまう可能性があるからです。
同じ理由で湯船に浸かっている間は、ママは膝を立て、赤ちゃんの肩甲骨のあたりを膝で支えましょう。
安定性が増し、万が一手が滑ったとしてもママのお腹と太ももがあるので、赤ちゃんが頭まで沈んでしまう前に引き上げられるはずです。
私が初めて娘を湯船に入れたときは、ベビーバスと違って身体が底につかない違和感なのか、それともママの不安が伝わったのか大泣きさせてしまいました。
しかし、「ママが絶対に支えているから大丈夫だよ!」と自信をもって入れられるようになると、娘もリラックスして広いお風呂を堪能してくれるようになりましたよ!
まとめ
今回は沐浴はいつまでできて実際にいつまでしたのか、また、ベビーバスを卒業した後のお風呂の入れ方について紹介しました。
まとめると
- 沐浴は生後3〜6ヶ月までした家庭が多い
- 沐浴は4歳ごろになってもできるが、ベビーバスの対象月齢やママの腕や腰の負担にもよる
- ベビーバス卒業後に赤ちゃんを洗うときはお風呂マットの上が便利で、湯船に入れるときは腕以外に支えるポイントを作ると安心
ということですね。特に無理に沐浴を卒業する必要はありませんの、ママと赤ちゃんのペースで楽しいバスタイムを過ごしてくださいね!