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子育て

2歳になっても続く夜泣き。放置したら効果があるって本当?

投稿日:

夜泣き対策として「放置」することが良いと聞いたことがあるけど、実際のところはどうなんでしょう?

赤ちゃんが泣いたらすぐに抱っこしましょう!なんて言われている昨今ですから、2歳とは言え放置するのは何だか気が引けますよね。というか、めちゃくちゃ泣くので虐待と思われないかも心配です。

生活習慣を直したり、スキンシップを取るようにしたり、色々試しているのに夜泣きがなくならないと、心身ともに疲れてしまいますよね。

今回は、「放置」という対応が本当に効果があるのか?また、こどもに嫌な思い出として残らないのリサーチしてみましたので、参考にしてくださいね。



2歳なのに夜泣きが続く!放置したら本当に治るの??

まずリサーチしてみると、2歳になっても夜泣きが続いて悩んでいる方って結構いるんですよ。毎晩戦っているのはあなただけではありません。

その中から、「放置」という方法を試してみた方のツイートやブログを拾ってみました。ちょっとご覧ください。


もうね、ダメでした。眠いからって放置しても泣き声が激しくなる一方!イライラが増すだけだったのでどうせなら早く対処した方が結果的に早く寝れましたよ〜


https://misocyan.com/2saiyonakihouchi-656
https://twitter.com/seiranopoket/status/1133374595044536320
https://twitter.com/shakanakun/status/1071461511363579904

結構なツイートを見て行ったんですが、なんと「放置したら夜泣きが治ったよ!!」っていうのは見当たらなかったんですよね。

みんな、なんとなく放置がいいというのを耳にしたことがあって、試してみたけどあまりの泣き声に断念しているケースが圧倒的。

ところがところが、「赤ちゃんの夜泣きを放置してみた体験」を調べてみると、これが成功している人が多いんですよ。

かわいそうで放置できない!といって実行しない方もいますが、もう憔悴しきって放置を試してみた結果は大体成功してるんです。

やっぱり赤ちゃんのときと2歳児では対処法が違ってくるんですね。もう何が不快か分かっている2歳児に対して放置をしても、逆効果ということが分かりました。

2歳だと主張が強くなるし、ちょっとやそっとじゃ諦めないんですね。

最後のツイートでもあるように、長時間大声で泣かれると親心も的にも辛いですし、近所から虐待だと疑われる可能性もあります。

2歳夜泣きに放置が効果がないなら、原因を考えてみる

放置を考える前に考える①環境の変化はなかったか?

最近は夜泣きもなくなってきたのに、また突然という場合は昼間の環境変化という場合もあります。

例えば、

  • 旅行
  • 引っ越し
  • 親の仕事復帰
  • 保育園入園
  • 保育園の担任の先生が変わった

などでも夜泣きにつながることがあります。

環境の変化からくる夜泣きは一時的なものだと思いますので、お茶を飲ませて落ち着かせたり、無理に寝かそうとせずに話をしたり、本を読んであげたり、気持ちに寄り添ってあげると良いでしょう。

放置をする前に考える②生活習慣は適切か?

乳児期から夜泣きに悩まされているという場合は不規則な生活、不適切な睡眠習慣が原因として考えられます。

早起きからはじまり、昼間の適度な運動、そして寝る前にテレビやスマホはOFFになっているかなどチェックしてみましょう。

朝早起きするためには、夜早く寝ることが大切ですし、そのためには日中元気いっぱい遊ぶことが必要です。

家事の忙しさから、ついつい室内でテレビを長時間みせてしまうこともあるかもしれませんが、1日30分でもお散歩をして外の空気に接するだけで全然違います。

我が家では雨の日でもカッパや傘を持って散歩に行くようにしてました。家に帰るころにはズボンの裾はびっしょりですが、水たまりや雨粒の音を聴いてとても喜んでいましたよ。

放置をする前に考える③スキンシップは足りてる?

2歳の夜泣きにはイヤイヤ期などの子どもの成長が影響していることがあります。

自分でやりたいという自我が芽生えて意欲が湧くと同時に、まだまだ自分ではうまくできずに葛藤を抱えている時期ですね。

夜泣きがはじまったら、そこからの対応に頭を悩ませるパパ、ママは多いと思いますが 寝る前にリラックスしてスキンシップをたっぷりとってあげましょう。

具体的には、先ほどチラっと書いたように

  • 今日あった出来事を楽しくお話する
  • 絵本を読んであげる

といったことが挙げられます。私が前に読んだ「すやすや安眠ガイド」という本ではイチャイチャタイム、なんて名付けてましたね。

お風呂に入った後は気持ちを落ち着けてクールダウンするために、室内の照明を白熱球などにして落とし、ゆったりとした時間を過ごすことが大切なんですって。

30分くらいこの時間を取ってあげると、こどもは驚くほど安心寝つきが良くなるんですよ。

最近は私自身が忙しくて、あまりこの時間を取れていないんですけど、実践していたころは確かに寝つきが良かったです。

それでも夜泣きが治まらないときは、気持ちを変えてみる

寝る事はトレーニングである

環境の要因、生活習慣どれも見直したけどなかなか夜泣きが収まらない場合、2歳に限らず子供が自分一人で眠るにはトレーニングが必要ということも考えてみましょう。

トレーニングって少し意外な言葉じゃないでしょうか?実は、こどもにとって寝る事ってすごく大変な作業なんですよ。

眠りにつくというのは練習して身につけるスキルなので、少し声をあげただけですぐに抱き上げるのではなく少しの間見守ってみましょう。

トレーニングといっても大人の手助けが必要です。放置ではなく、見守りと手助けを心がけましょう。

習慣を変えるには時間と根気が大切

原因が生活習慣や睡眠習慣にある場合、1日やってみてうまくいかないのは当たり前と思っておいてください。

2歳になると今までの習慣を変えるには親の習慣も変える必要がでてくるケースが多いので、これを機に親も良い習慣がつくと良いですね。

習慣をつけるには1か月~3か月ある程度の期間が必要なので1日やってみてうまくいかなくても根気強く試してみることも必要です。

また、急に大きく変えようとすると続かないことも多いようです。時間を15分早めてみるなど小さな変化から始めると良いでしょう。

パパママの心の余裕も大切、状況によっては専門機関にSOSを

 いろいろ、試したのにうまくいかないとパパママの疲れも増してしまいますよね。

パパママ自身も睡眠不足が続くと不調を起こしたり、お仕事をしているとそんな心の余裕も持てないかもしれません。

家庭だけでなんとかしようとして悪循環になることもあるので、勇気がいるかもしれませんがファミリーサポートやベビーシッター、一時保育の活用も検討してみましょう。

夜泣きには夜驚症などの睡眠障害や発達障害に起因するものも考えられます。

ひどい夜泣きの場合は専門機関に相談にいくことで解決にむかうこともありますので、抱え込まずに相談しましょう。

まとめ

主張のしっかりしてきた2歳のこどもに対して、放置という方法はあまり効果がないことは分かっていただけましたか?

確かに海外では夜泣きするこどもに対して「放置」というような方法でトレーニングすることがあるようですが、正確には「見守り」という言葉のようです。

泣いてもすぐに抱きあげず、傍らで声を掛けたりトントンとたたいてあげるといった具合ですね。

今回お伝えしたことを実践してみて、それでも夜泣きが治らない場合は、放置という言葉が頭に浮かぶかもしれませんが、安全を確保して「見守る」という言葉を忘れずにいてくださいね。

家庭で行き詰った時は専門機関やサポート機関に頼って辛い夜泣きを乗り越えましょう。私の尊敬する保育士さんの言葉で「いつかは終わる」というのがあります。

夜泣きにしても、毎日の育児のしんどさにしても、「いつかは終わる」。きっと大丈夫です!応援してます!!

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