収穫したローズマリーで自家製オイルが作れるなんて、なんだか素敵で気分が上がりますよね!
イメージだけだと作り方って難しそうですが、実はとっても簡単。しかも色々な料理に合うので、ぜひ作ってみましょう!
また、ローズマリーだけじではなくて、数種類のハーブをブレンドしても違った香りが楽しめていいですよ。
この記事ではローズマリーオイルの作り方とおすすめのブレンド、効能などをわかりやすくまとめたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。;
ローズマリーオイルの作り方
ハーブ+オイルってなんだか崇高な組み合わせで、作り方も難しそうなイメージでしたが、実はとっても簡単です。調べてみて私もびっくりしました。
- ローズマリーを収穫したら水洗いして汚れを落とします
- 一晩吊るしてしっかりと乾燥させてください。
- 煮沸消毒して乾燥させたガラス瓶にオリーブオイルを注ぐ
- ローズマリーを入れて1週間ほどつけこめば完成
これだけなんです。ちょっと意外じゃないですか?
ポイント①水分は絶対ダメ
ポイントとしては、とにかく水分を入れないということです。
ローズマリーや瓶に水分が少しでも残っていると、漬けている間に腐ったりカビたりして悲惨な結末に。
一晩乾燥させても何だか不安だっていう場合は、レンジで1分くらい加熱するといいですよ。
ポイント②漬けこむ期間と保存
使用したローズマリーの量にもよりますが、大体1週間もあれば香りがオイルに移ります。
中には2週間くらいつけてる方もいるんですが…待てない(笑)
漬けこんでいる期間は1日に1度まわし混ぜてあげてください。常温でも保存できますが、夏場など心配な場合は冷蔵庫に入れて保管してあげてくださいね。
※冷蔵庫で保管するとオイルが白く濁ることがありますが、使用前に常温に戻せばOKです。
ポイント③使用するローズマリーの量
基本はお好みでOKです…
なんですが、多ければその分香りも強くつきますよ。ただ、あえて2~3本という少量にすることで見栄えUPです。綺麗なローズマリーを選ぶとなお良し。
キッチンカウンターにその状態で飾っておけば、コイツ…できる!!と思われることは間違いないでしょう。
オイルを使用していくとローズマリーの先端がオイルから出てくると思います。そのまま放置してしまうと傷んでしまうので、そうなったら取り出して料理に使用してください。
1週間も待てないわっって場合
1週間も待てないって場合は、実は「加熱」するだけでお手軽簡単にローズマリーオイルが作れます。
- 収穫したローズマリーを洗って乾燥させる
- ローズマリーを粗みじんにカット
- フライパンにオリーブオイルとローズマリーを入れて、弱火で5分加熱
- ローズマリーの葉をこして、瓶にオイルだけ入れて完成
という感じで、すぐに作ることも可能です。
ただ、ローズマリーは加熱すると香りが弱くなってしまうので、この方法で作るときはローズマリー多めにした方がいいですよ。
私としては、ハーバリウムみたいに飾って、瓶でじっくり作ってほしですねー
ローズマリーオイルの使い方
完成したローズマリーオイルを早速お料理でつかっていきましょう。
パンと一緒に
一番シンプルな使い方は、パンにつけて食べることです。鉄板です。
バターの代わりにローズマリーオイルを焼いたパンにかけたり、ローズマリーオイルを小皿に入れて、ちぎったパンをつけて食べても美味しいですよ。
パンの中でも特にライ麦パンとの相性は抜群です。
肉一緒に
ローズマリーといえば、肉料理の煮込みで使うことを連想される方も多いと思いますが、このオイルは焼く時も大活躍です。
鶏肉をローズマリーオイルにつけてから焼いたり、豚肉を焼くオイルとして使うこともできます。
臭みがある魚にもぜひローズマリーオイルを試してほしいですね。
私の一押しはイワシのローズマリーオイル焼き。トマトもいっしょに焼くとお洒落だし美味しいし、いい香りですよ。
ローズマリーオイルにおすすめのハーブブレンド
ローズマリー単品でも十分素敵な香りを楽しむことができますが、数種類のハーブやスパイスをブレンドすると、また違った印象になるのでおすすめです。
1.王道ブレンドガーリック&鷹の爪
これは何にでも合う鉄板のブレンドですね。
作り方は、生のガーリック1片と鷹の爪(乾燥)1本を一緒に瓶に入れるだけでとても簡単です。
ガーリック好きはニンニクスライスして、辛いのが好きな方は鷹の爪スライスして入れるなどして調整してみてくださいね。
ガーリックトーストにしてもいいし、パスタ、ピザにかけたら最高だし、フライドポテトにかけてもいけそうですよね。フライドポテトが無駄にお洒落になります。
2.コクを+したいならアーモンド
爽やかなローズマリーにコクをプラスしたいなら生のアーモンドやカシューナッツなど、ナッツ系を入れるといいですよ。
サラダとか、炒め物をするときに使うといつもと違った味わいになります。ナッツを一緒に加熱して食べても香ばしくていいですね。
3.さっぱりマリネにレモンの皮
ローズマリーとレモンの皮っていう組み合わせもおすすめです。
レモンの皮の黄色い部分だけを薄くスライスして一緒に漬けときましょう。レモンの香りがよく出るので、サラダや魚介のマリネ、お肉にひとまわししてもいいですね。
夏場なんかは特におすすめの食べ方です。
4.スパイスやハーブ入れてアクセントにしてもよし
ハーブだけではなくて、スパイスもブレンドするといいです。ここまででよく分かっていただけてると思うんですけど、香りやスパイスになるものなら何でも合うんですね(笑)
- ブラックペッパー
- レッドペッパー
- クローブ
- クミン
- キャラウェイ
- タイム
- セージ
- バジル
などなど、いろいろな組み合わせを試して、あなただけのブレンドを完成させてください。私ここまでは試してないので、どれがおすすめとか言えないんですすみません…
ローズマリーの香りの効能
料理が美味しくなるのはもちろんですが、ローズマリーの香りには嬉しい効能が色々あるので紹介します。
ローズマリーは若返りのハーブと呼ばれ、血行促進やその香りが食欲増進につながるといわれています。
記憶力や集中力をあげる効果もあるといわれ、勉強を頑張っている子供のそばに置いておきたいハーブでもあります。
精神を高揚するともいわれ、元気を出したいときにもぜひ活用したいハーブなのです。
ちなみに、ローズマリーと人間の出会いは古く古代エジプトの遺跡からもローズマリーの枝が発掘されているほどなんですよ。
まとめ
この記事でローズマリーオイルは作り方が簡単で、様々なブレンド、料理を楽しめるといことは伝わりましたか?
香りだけではなく、見た目も綺麗で楽しめるのが嬉しいポイントですよね。最近では100均でお洒落な瓶が揃えられるので、いろいろなブレンドをして並べるのもいいと思います。
いつもの料理にプラスして、気分をあげていってくださいね。