飾ってあるだけのぬいぐるみでもホコリはかぶりますし、普段子供が遊んでいるようなぬいぐるみは手垢や皮脂汚れがつきやすいものです。
放置しておくとどんどん汚れが付着していって、ダニが繁殖してしまう恐れがありますので、こまめにお手入れをしたいですよね。
ぬいぐるみは、あまりこまめにお手入れをする方も少なかったり、お手入れの頻度や掃除方法が分からない…という方も多いのではないでしょうか?
そんな方に向けて、ぬいぐるみのお手入れの頻度やお手入れ方法などを、詳しくご紹介させていただきます!
汚れが気になっていて、そろそろお手入れをしたい…という方は是非参考にしてみてください。
ぬいぐるみの洗濯の頻度はどのぐらいが良いの?
小さなお子さんのいる家庭では、ぬいぐるみの洗濯頻度は2~3ヶ月に1回くらいが望ましいです。子供がよく遊んでいるぬいぐるみなどは、汚れが酷ければ1ヶ月に1回。
もちろんご家庭によって差はありますが、最低でも半年から1年に1回ぐらいは、洗濯をする必要があります。
飾っているだけで普段あまり触れることがないぬいぐるみであれば、ホコリが気になってきたな…というタイミングがお手入れにはベストですね。
ぬいぐるみってあまり洗濯しなくてもいいイメージがあって、我が家でも天日干しするくらいでした。
ですが子供がよく遊ぶようなぬいぐるみは、手垢や皮脂汚れ・食べカスなどの汚れが付着しやすいですし、口に入れると唾液などの付着も考えられます。
そうなると、ダニがどんどん繁殖してしまうんですよね。
実際に小児科のサイトにも
いつも大事に抱いて寝ているぬいぐるみには大量のダニ抗原がつきやすいといえます。
乳幼児にとって、アレルギーの原因となるダニの死骸やフンは一番厄介な敵になるので、これを放っておくわけにはいきません。
https://www.sakura-kodomo.clinic/post_allergy/335/
との記述があります。
ダニは見ただけでは判断できないので、やはり定期的にはお手入れをする必要があるのですね。
特に5~6月はダニの繁殖期と言われていますので、この時期は外さないようにするといいです。
ただ、日頃から気にかけるようにしておいて、汚れが酷くなってきたな…と思ったらすぐにお手入れをしてあげるのが一番ですよ。
ぬいぐるみのお手入れ方法は?洗濯機で洗っても良いの?
ぬいぐるみは洗濯機で洗えるものがたくさんあります。その際は必ず洗濯表示を見て確認するようにしてくださいね。
- 洗濯おけ
- 手洗い
この2つのマークがあれば「おしゃれ着・手洗い・ドライコース」のいずれかで洗ってくださいね。
洗濯機に入れても大丈夫なぬいぐるみであれば、洗濯ネットに入れて中性洗剤で洗うと良いです。
また、我が家ではここまではできていないのですが、脱水前に一度取り出して、バスタオルで包むことでぬいぐるみへのダメージが軽減されます。
しっかりお手入れをして、長く使いたい!という場合は、試してみてください。
また、洗濯機で洗えないようなぬいぐるみは、中に機械や紙が入っていたりビーズが入っているもの、それから接着剤を使用してパーツがくっつけてあるようなものです。
このようなものだと洗濯機はもちろん、手洗いもできないため、重曹や専用クリーナーで表面を拭きとって綺麗にするという方法が適しています!
洗濯機で洗う場合も手洗いの場合も、色落ちや色移りを避けるために、なるべく分けて洗うようにしてみてくださいね。
手洗いの場合は
- 洗剤を溶かしたぬるま湯で押し洗い
- しっかりとすすぐ
- ある程度の汚れを落としてから柔軟剤を使ってつけ置き
- 30分後タオルドライ
- その後洗濯機で少し脱水
という手順にするといいですよ。
なかなか時間のかかる工程なので、時間があるときにまとめて行ってしまうのが良いですね。
ぬいぐるみを干すときの注意点
そして洗濯機や手洗いでしっかり洗った後は、必ず完全に乾かすことを心掛けてください。
ぬいぐるみは中まで濡れてしまうと、なかなか乾きません。
我が家でも、乾かないものは数日間干したままのときもありますので、お天気を調べてから洗うというのも大切ですよ。
干すときの注意点は、風通しの良い日陰を選ぶということです。
直射日光だとダメージを受けやすく、傷んだり色落ちをする原因にも。
必ず陰干しをしてくださいね!
ぬいぐるみの中で繁殖しているダニを死滅させるために
可能であれば洗濯前にダニを死滅させるひと手間を加えておきましょう。
アレルギーの原因になるのは、実は生きたダニではなくダニの死骸やフン。ダニの死骸やフンって水に溶けて落とせるんですが、生きたダニは洗濯だけでは落とすことができません。
なので必ずダニを撃退→洗濯という順番で対策することが必要なんです。
そのため、洗濯前に
- 布団乾燥機を使用
- 高温の車内にしばらく置いておく
- 黒いビニール袋に入れて天日干し
この中のどれかで対策しておきましょう。
ダニは60℃以上の場所では生きられず、一瞬で死滅してくれますから。
洗濯までしない場合は、死骸が除去できないことが多いので、そのあとに掃除機で吸い取ったりすることも大切になります。
まとめ
いつも子供が遊んでいるぬいぐるみはもちろん、そうではないものであっても、汚れはどんどん蓄積されていきます!
ダニの発生を防ぐためにも、こまめなお手入れは必要不可欠ですね。
ぬいぐるみは汚れが気になってきたら洗う・そうでなくても2~3ヶ月に1回はお手入れをする!
というのがおすすめです。
日頃なかなか忙しくて…という方も、時間がとれるときに是非お手入れをしてみてくださいね。