ピラティスとヨガって何だか似たようなイメージで、どちらが自分に向いているのか分かりませんよね。
実は、動きはゆっくりで似ていても、呼吸法が違ので、似て非なるものなんです。
せっかく教室に通ったり、自宅で時間を取って取り組むのですから、不向きなものよりは向いているものを選びましょう。
この記事では、ピラティスとヨガの違いを分かりやすくまとめました。自分の体質にあった方を選択して、効果的に取り組んでみてくださいね。
ピラティスとヨガの向き不向きを知って効果的に成果を出そう
ピラティスとヨガは、似ている動きもあるので同じようなエクササイズだと思われがちですが、起源や目的などはまったく異なります。
ですので、それぞれに向いている人向いていない人がいます。
ピラティス
まずはピラティスについてです。
元々リハビリのために生まれた運動です。
インナーマッスルと言われる体幹を鍛える運動なので、姿勢を良くしたい、怪我をしにくい身体作りをしたいという人や、腰痛や肩こりなどの身体の不調を改善したいという人に向いています。
向いていないのは、トレーニングのような単純な動きが面白くないと思う人です。
身体の部分的な筋肉を鍛えて全体のバランスを整えることもあり、よりトレーニングの要素が多いのです。
ヨガ
次にヨガについてです。
身体だけでなく、瞑想や呼吸法を通じて心もリラックスさせたい人に向いています。
向いていないのは、短期間で効果を出したいと思っている人です。
ヨガはピラティスに比べると効果はじわじわと出てきます。
継続して行うことで効果が出てくるのです。
それぞれの向き不向きを知ってから、自分がどちらに向いているかを考えましょうね。
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ヨガ・ホットヨガ・ピラティスの違いを分かりやすく説明する
次に、ヨガ、ヨガの一種であるホットヨガ、ピラティスの違いをご紹介します。
ヨガ
発祥は、古代インドで生まれた宗教的な修行です。
呼吸法は胸式呼吸。
お腹で大きく息をすることで副交感神経を活性化させ、心をリラックスさせます。
目的は、心を安定させること。
そのために、瞑想や呼吸をしながら、身体全体を動かします。
その結果、しなやかな身体作りができると言えます。
ヨガを教えてくれるヨガ教室は、比較的大人数でやるところが多いです。
心の安定がメインなので、個々人の細かい身体の動きをそれほど重視しません。
そのため、ヨガインストラクターは、比較的生徒が大人数いても全体を見ることができます。
教室選びをする時は、インストラクターとの相性や雰囲気で選ぶといいでしょう。
マタニティクラスがあるところもあり、妊娠中でも週数によってはヨガをすることができます。
ホットヨガ
ヨガの一種なので、基本の動きはヨガと一緒です。
36~39度の高室温、60~70%の高湿度の汗のかきやすい環境の中でヨガを行います。
そのため、よりデトックス効果や有酸素運動の効果が高まります。
通常のヨガと違って、妊娠中のホットヨガはおすすめできません。
脱水症状を起こす危険性もあるので、もし妊娠中にやるならマタニティヨガかマタニティピラティスにしましょう。
ピラティス
発祥は、身体が弱かった人が考案したリハビリ目的のエクササイズです。
呼吸法は胸式呼吸。
胸に息を送り込むことで交感神経を活性化させ、頭をスッキリさせます。
目的は、体幹を鍛えること。
解剖学に基づいた一連の動きを通じて姿勢を整え、身体のバランスを良くします。
そのため、部分的な筋肉を鍛える、筋トレの要素が強い動きもあります。
ピラティスを教えてくれるピラティス教室は、比較的少人数でやるところが多いです。
細かい筋肉の動きなどに注意する必要があるため、ピラティスインストラクターは生徒が大人数いると一人ひとりを見ることが難しいのです。
教室選びをする時は、できるだけ少人数のところにしましょう。
もし見学に行った教室が大人数でレッスンするところであれば、注意した方がいいと思います。
マタニティクラスがあるところもあり、妊娠中でも週数によってはピラティスをすることができます。
ヨガとピラティスはどっちがダイエットに効果的?
ヨガとピラティスの違いが分かったところで、今度はダイエットという観点からどちらが効果的かをみていきましょう。
結論から言えば、ヨガもピラティスもどちらもダイエットには効果的です。
ですが、痩せるプロセスが全く違います。
その違いをご紹介したいと思います。
ヨガで痩せるメカニズム
まずはヨガの痩せるプロセスです。
ヨガは、腹式呼吸で行う、糖質や脂肪を燃焼させる有酸素運動です。
激しい動きはしませんが、一つひとつのポーズをゆっくりと行うことで血流をよくし、代謝をあげていきます。
また、瞑想や呼吸をすることでストレスや緊張から心を開放し、暴飲暴食を防いだり自己抑制ができたりするようになります。
なお、先ほどご紹介したホットヨガは、汗を大量にかくため、有酸素運動の効果がより高まります。
また、普段よりも負荷がかかっているので、カロリー消費も増えます。
ダイエットをするなら、ヨガよりもホットヨガの方が効果的だと言えるでしょう。
ピラティスで痩せるメカニズム
次にピラティスの痩せるプロセスです。
ピラティスは体幹を鍛えることが目的のため、身体全体の筋肉量が増えます。
そのため、基礎代謝が上がり、脂肪を燃焼しやすくなります。
良い姿勢を持続するための適度な筋肉がつくことで、身体のラインが綺麗にもなります。
ヨガに比べると、ピラティスの方が直接筋肉に働きかけるため、効果が出るスピードは速いです。
以上のことをまとめると、比較的短期間でダイエット効果を実感したい人はホットヨガかピラティス。
持続してできるのであればヨガ、ピラティスどちらでも効果的だと言えるでしょう。
まとめ
わたしはどちらも経験しましたが、ずっと続いているのはピラティスです。
趣味でバレエもやっているのですが、バレエはバランスが命です。
そのためにも体幹を鍛えたいという理由でピラティスを続けています。
また、エクササイズした後には、自分の筋肉がパンプアップしているのが実感できるのが面白いのです。
今回は、ピラティスとヨガを詳しくご紹介しましたが、あなたはどちらの方が自分に合っているか分かりましたか?
もしこれだけでは分からない、という場合は両方体験してみることをおすすめします。
実際に体験してみるとより違いが実感できると思いますよ。
あなたにも、楽しく続けられるエクササイズが見つかりますように!
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