唇が茶色いと、一回コンシーラーで色を隠してからメイクしないといけないし、大変ですよね。しかも、せっかく綺麗なリップメイクをしておでかけしても、メイクを取った時の気分は最悪です。
その原因は、唇をケアをしないまま年齢を重ねていったから。これが、こどもの頃は唇がピンクでかわいかったのに、色が変わってしまった理由です。
ですが、悲観することはありません。今からでもしっかりとケアすれば、唇の色を改善することはできるんですよ。
この記事では、唇の色が茶色になってしまう原因と、その対処法についてお話しします。すぐにでも始められるケアなので、是非実践してみてくださいね。すっぴんでもかわいい唇を目指しましょう。
唇が茶色くなっている原因を知ろう
唇が茶色い原因①紫外線のダメージ
顔や手足には、毎日日焼け止めを塗るのに、唇は何もしていないという人は多いのではないでしょうか。
実は唇の皮膚は非常に薄く敏感なので紫外線のダメージを受けやすいんです。
ターンオーバーの周期も体の皮膚と比べると5倍くらい早いと言われているので、回復が早そうなイメージですが、それそれ以上にダメージを受けやすい。
その理由はメラニン色素ができずらいパーツだから。
え?メラニン出来にくいなら、色素も沈着しないじゃんと思いますが、出来にくい以上にダメージを受けやすくて、色素が溜まりやすいってことなんです。
唇が茶色い原因②乾燥によるターンオーバー周期の乱れ
これは経験から皆さん分かっていると思いますが、 唇はとても乾燥しやすい部分です。 唇にリップを塗っていないとすぐに乾燥しますよね?
その理由は、唇には皮膚の表面を守ってくれる皮脂腺がないからなんです。
皮脂腺があれば、適度な油分を補給してくれますから乾燥を防いでくれるんですが…でも唇に毛穴あったらキモイですよね(笑)
乾燥しているということは、それだけ唇の表面もダメージを受けやすい状態になっているということです。
さほど紫外線の強くない日でも影響を受けるようになってしまい、さらに色素沈着が進んで唇が茶色くなってしまいます。
唇が茶色い原因③顔用の日焼け止めを使っている
ついでだからといって、顔用の日焼け止めを唇にも使っていませんか??実はこれも唇の茶色いくすみの原因になっている場合があります。
その理由は、唇の乾燥を引き起こしてしまうから。
顔用の日焼け止めは一般的にSPF値が30~50ですよね?SPF数値が高くなるほど日焼け止め効果があがりますが、強すぎるUV効果は刺激が強く、唇ケアには逆効果となることがあります。
特に、SPF50以上になってくると「紫外線吸収剤」が使われることが多いため、肌の負担が増して乾燥しやすくなります。
唇が茶色い原因④リップメイクの落とし残しと摩擦
リップメイクの落とし残しも唇の色素沈着の原因となります。
最近流行りの、ティントリップやリップコート、お直しも気にせず、食べたり飲んだりできて、とっても良いですよね。
でも、色が落ちにくい処方だからこそ、洗顔時に落としたつもりで残ってしまっていることもあるでしょう。
唇にメイクが残った状態で翌日またメイクをする、といった繰り返しにより色素沈着を起こして茶色くなってしまう可能性があります。
また、メイクをしっかり落としたいからといって、クレンジングを付けてゴシゴシこすったり、メイク落としシートを使用して強くこするのも良くありません。
先にも言いましたが、唇の皮膚はとても敏感なので摩擦によるダメージで唇の色が茶色くなってしまうことがあります。
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茶色の唇とさよなら!くすみを改善する方法
紫外線&乾燥対策
紫外線と乾燥対策として有効なのは、言わずもがな、日焼け止め効果のあるリップを塗ることです。
ただ、リップはこまめに塗るというのが大前提。
何か飲んだり食べたり、擦れたりしただけですぐに取れてしまいますので、定期的に塗りなおしましょう。
その際、唇専用に開発された、SPF20、PA++程度の物を目安に選んでみてくださいね。
直接口につけるものですから、安全性のチェックも重要です。無香料、無着色のものや、オーガニック成分だけで作られている商品もたくさんでています。
できるだけ刺激の少ない低刺激のUVカットリップクリームを使いましょう。
私が使用しているリップ
ちなみに、私はというとニベアのリップを使用しています。
これは先ほど紹介したSPF20・PA++に該当するので使用し始めました。有名メーカーですしね。
何色か展開されているんですが、「ボルドー」がお気に入りです。少し濃い目に感じるかもしれませんが
茶色の唇につけてからティッシュで少しオフすると丁度良い発色になります。
茶色のくすんだ感じもなくなって顔色全体が良くなる感じ。のびもいいですね。
ただ、口紅よりも落ちやすいかな…とは思っていて、一日に3回くらいは塗りなおすようにしています。
使用し始めて3ヶ月くらいですが、着色が定着してしまうということもないのでリピート中ですよ。日焼け止め&保湿効果でこのまま唇の色が薄くなって欲しいと思っています。
唇に負担を掛けないメイクオフ
普段のクレンジングでメイクが残ってしまう場合は、専用のポイントメイクリムーバーの使用をおすすめします。液体タイプのものとぬるま湯で優しく洗い流してあげましょう。
また、乾燥対策としてよく使わせるワセリンですが、メイクオフ前に使うことによって、メイクオフがしやすくなります。
唇にワセリンを塗りこみながらなじませて、コットンなどで優しくふき取ります。このひと手間加えることにより、唇に負担をかけずに済みます。
ワセリンでポイントケア
メイクをしっかりと落とした後は、保湿も大切ですよ。こちらもワセリンを使った簡単ケアがあるので、ぜひ試してみてください。
やり方は簡単。ワセリンを唇にタップリ塗って、上下の唇それぞれに、小さくカットしたラップを貼り、5分程パックするだけ。
即効性抜群なので、乾燥がひどい方は試してみてくださいね。
まとめ
これまでに書かせていただいた、唇の色がくすんで茶色くなる原因となる行動に、心当たりはありませんでしたか?
普段ケアを怠りがちな唇ですが、実はとってもデリケートな場所で、ケアが重要なのです。紫外線は薄曇りの日でも結構強いもの。すぐにでも唇のUVケアを取り入れましょう。
先ほどチラっと言いましたが、肌のターンオーバーがおよそ28日なのに対し、唇のターンオーバーは5日と、とても短いのです。
対策を行えば効果が出やすい場所でもありますので、綺麗なピンクの唇を目指して、しっかりとケアしていきましょう。
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