近所のローズマリーには綺麗な花がいっぱいついているのに、どうして我が家のローズマリーには花が咲かないの??
一生懸命お世話をしているのに、どうしてなのか疑問に思いますよね。でも咲かない原因は、まさかの愛情の注ぎすぎという場合があるんですよ。
この記事ではローズマリーに花が咲かない原因と対処法について書いていますので、当てはまる原因がないか確認してみてくださいね。
Contents
あなたの家のローズマリーに花が咲かない原因

私なりにリサーチした結果、花が咲かない原因のパターンが大体決まっていることが分かりました。おおよそ、以下の原因が考えられます。
- 剪定していない
- 剪定する時期が悪い
- 水・肥料のあげすぎ
- 日当たりが悪い
- 株がまだ若い
順に見ていきましょう。
ローズマリーに花が咲かない原因①剪定していない
ローズマリーを生垣などにしたいからといって、伸ばしっぱなしにしていませんか??
ローズマリーの花というのは、新しく伸びてきた枝に花が咲くので、 剪定をして新芽が出てくるのを促進することはとても大切なんです。
適度に剪定をして、株に刺激を与えてあげてください。人間でも古い角質を落としてあげた方がお肌のターンオーバー周期が早まりますよね?それと同じです。
剪定をしないとどんどん枝が古く太くなっていき、花を付けたとしても上の方しか咲かないし、葉っぱも上の方しか茂らなくて不格好になってしまいますので注意してくださいね。
ローズマリーに花が咲かない原因②剪定する時期が悪い
これだから植物は難しいですよね。剪定しないのもいけないし、逆に剪定のしすぎや剪定する時期が悪くても花が咲かなくなってしまします。
お住いの地域にもよると思いますが、ローズマリーの剪定に適した時期は4~6月とされています。花が終わってからひと月以内とされているんですが、そんなの花が咲いてないんだから分かりませんよね。
「新しい枝が伸びてくる前」というのをひとつの目安にしてください。
新しい枝を剪定してしまうと、花が付かなくなってしまうので、3月下旬とか春先の方が心配いらないかもしれませんね。
剪定方法についてはこちらの記事がとてもわかりやすく説明していましたので、参考にしてください。
また、上のサイトでも触れていますが、通年で料理用にローズマリーを使用している方も「ローズマリーの花が咲かない」という悩みを抱えている場合が多いそうです。
新芽を次々に収穫してしまうのが原因なんですね。なので、花を咲かせたいときは収穫する時期を剪定に適した時期に合わせて下さい。ある程度まとめて収穫して保存しておくといいと思いますよ。
ローズマリーに花が咲かない原因③水・肥料のあげすぎ
水のやりすぎ
花が咲かないな…なんてお悩みをかかえてらっしゃるくらいですから、一生懸命お世話をしていることと思います。
ですが、ローズマリーは乾燥を好む植物です。水をあげすぎると元気がなくなってしまうんですよ。
暑い夏でも土が乾いてから水をあげるようにしましょう。冬なら水やり頻度はもっと落ちます。
また、葉っぱが少し細くなってからあげるというようにしてもいいかと思います。
肥料のやりすぎ
これはローズマリーに限ったことではないんですが、一般的に植物は肥料を与えすぎると葉っぱが茂りすぎて花が付きずらくなるという性質があります。
※肥料焼けとはまた違います
肥料を与えていなくても、地植えで養分が豊富な場合や、鉢植えで鉢が大きすぎる場合も当てはまります。
株が大きくなるまでは窒素肥料を十分に与える必要がありますが、ある程度大きくなったら肥料を切りましょう。
夏~秋口くらいを過ぎて待望の花芽がつくようだったら、リン酸やカリに切りかえるといいですよ。
ローズマリーに花が咲かない原因④日当たりが悪い
ローズマリーは日光が大好きな植物です。お日様がガンガン当たるような場所でも元気に育ちます。
その一方で、半日蔭でも育ちますよという情報がありますが、その条件によっては花が咲きずらくなるということがあるみたいですね。
室内で鉢植えの場合は、できるだけ日光の当たる場所に移動させてあげましょう。
地植えで移動が難しい場合は、日当たりや風通しを改善するために間引き剪定を行ったり、や水加減を調整するなど工夫をしてみてください。
ローズマリーに花が咲かない原因⑤株が若い
皆さんのローズマリーは植えてからどれくらい経ちますか??特に立つタイプのローズマリーだろ、花を咲かせるまでに何年か掛かるようです。
這うタイプのローズマリーは年間を通して花が付きやすく、植えたその年に咲くこともあるんですが、垂れるタイプや立つタイプは時間が掛かります。
もちろん条件にも寄るんでしょうが、3~4年掛かったという方もいますよ。
花っていうのは花の生殖器官なので、株がある程度成熟しないと花を咲かせないんですって。
気長に待ってみるのも一つの方法かと思います。
まとめ
ローズマリーはツンデレというか、お世話を一生懸命すればするほど花が咲きずらいということは分かっていただけましたか??
日当たりのいいところに植えた後は、「じゃあ元気でな。」とお別れの言葉を継げるくらいで丁度いいのかもしれません。
で、たまにカットしにいってあげると喜ばれます。
記事で書いた原因が当てはまったら、その部分を改善してみてくださいね。かわいい花が咲くことを祈ってます!