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尻つみ祭りにほっこり!見どころや駐車場・アクセス方法も紹介

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この記事では尻つみ祭りの魅力や口コミをメインに紹介していきます。静岡県の伊東市でひっそりと行われるこのお祭り。

地元民には欠かせない、思わず笑顔になっちゃうお祭りなんですよ。

見どころと合わせて、駐車場情報やアクセス方法、歴史、イベントスケジュールなども紹介しますので、参考にしてくださいね。



奇祭!尻つみ祭りの見どころ

尻つみ祭りの見どころは何といっても「尻相撲大会」です。

お囃子のリズムにのって、お尻をぶつけ合うんですよ。しかも、土俵は伊東温泉らしく、直径1メートルくらいのタライの上です。

お囃子の後のドドンガドンっていう合図で試合が始まり、お尻でバシ押し合い。落ちた方が負けといういたってシンプルなルールです。

地元民が多いとはいえ、ほとんど他人みたいな人とお尻で戦うわけですから、見てるこっちは面白いです。試合前に踊ったりしてるし(笑)

でもこの大会、なんと賞金も出るので、本人たちは物凄く真面目なのです。

個人だと優勝15000円。団体戦だと20000円ももらえちゃうんですから。

ちなみに、観光客の方の飛び入り参加もOK

昨年は飛び入りでの親子対決もあったんですよ。参加したい場合は18時までにエントリーを済ませる必要があります。

大人の部は中学生以上、子供の部は小学生が対象で、子供には賞品が与えられます。団体は男女混合の4人チームになります。

尻つみ祭りといえば、この「尻相撲大会」という感じなくらいなんで、お祭り開始後18:30からぜひ観戦してくださいね。

尻つみ祭りってどんな感じ?

尻つみ祭りは毎年11月10日に行われる奇祭です。

ただの奇祭じゃなくて「天下の奇祭」なんですよ。

先ほど紹介した「尻相撲大会」をメインに行われるお祭りですが、その前には神事が行われます。

現在は伊東囃子保存会が太鼓で奉納するんですが、以前は社殿を真っ暗にして神事をしてたんですよー。

社殿を真っ暗にしている間は一切口をきいてはいけないんです。その間、御神酒を回していくんですが、口をきいてはいけないので「お尻をつねって合図」します。

異様ですよね。さすが天下の奇祭。

そこから「つねる」が「つみ」になったというのが「尻つみ祭り」の由来ですね。

あ、現在は太鼓を聴きながら、観光客の方や地元の方がおしることかにごり酒を楽しみながら和気あいあいとやっています笑

尻つみ祭りの会場となっている音無神社は、源の頼朝と八重姫が密会していたという神社で有名なんですよ。

尻つみ祭りの基本情報

開催日程2019年11月10日(日)
開催場所音無神社
時間18:00~21:00
住所〒414-0032 静岡県伊東市音無町1−13
アクセスJR伊豆急行「伊東駅」から徒歩15分
お問合せ0557-37-6105(伊東観光協会)
HPhttps://www.city.ito.shizuoka.jp/kanko/leisurejoho/3570.html

尻つみ祭りイベントスケジュール

尻つみ祭りのメインイベントである尻相撲大会は19時過ぎから開始となります。

18:00からは神事ですが、現在は人のお尻はつまみませんのでご安心を。太鼓の演奏を聴きながら、おしるこやらを振舞ってもらえますよ。

何気に、マスコミ用のデモンストレーションもあるんです。テレビカメラに写れちゃうかも。

18:00 神事
18:30 奉納太鼓演奏
19:00 マスコミ用デモンストレーション
    音無神社の歴史・尻つみ祭りの由来説明 
19:10 尻相撲大会 子供
19:35 尻相撲大会 大人
20:00 尻相撲大会 団体
20:25 尻相撲大会 大人決勝
20:40 尻相撲大会 団体決勝
20:55 表彰式

尻つみ祭りが雨天の場合は?

尻つみ祭りは雨天決行です。開催時間が夜なので、雨でも行く場合は雨具持参の上、温かい格好をしてきてくださね。

静岡伊東温泉の11月夜は結構冷え込みますよ。

また、伊東市の公式ツイッターも合わせて確認するといいですよ。

尻つみ祭りへのアクセス方法

電車の場合

JR伊豆急行「伊東駅」から徒歩15分

帰りの電車は21時台が上り・下りともに2本しかないので注意してください。

熱海方面に関しては21:12を逃すと次42分になっちゃいますよ。

→熱海方面休日ダイヤ
→下田方面休日ダイヤ

バスの場合

伊東駅から「竹町」というバス停に行けば徒歩3分程度で音無神社まで到着することができます。

ただ、帰りに適した時間の便がないし行きの本数も少ないので、音無神社までは基本徒歩かタクシーと考えて下さいね。

車でアクセス

東京方面・下田方面からの両方面とも、国道135号線を通っていくことになります。

そんな大きなお祭りではないので、このお祭りの影響で渋滞することはありません。

海沿いの道の眺めが綺麗なので、ドライブがてら向かってほしいですね。

11月中旬なので、ちょっと早めに出発すれば海に沈む夕日を眺めながら向かうことができますよ。

参考までに東京方面からのルートを掲載しておきますね。

尻つみ祭りの駐車場

尻つみ祭りには特に臨時駐車場のようなものは設けられないので、近くのコインパーキングを利用する必要があります。

右下のグレーのピンが音無神社です。周辺には徒歩15分圏内の有料パーキングがたくさんありますが、猪戸パーキングセンターが一番近くて安くておすすめです。

猪戸パーキングセンター

神社から近い駐車場です。24時間だし、料金も相場くらいといった感じでおすすめです。

料金:60分200円 それ以降30分100円
収容台数: 74台
営業時間:24時間
住所:〒414-0003 静岡県伊東市中央町13

尻つみ祭りの服装

尻つみ祭りが開催される伊東の11月は

  • 平均最高気温17.4℃
  • 平均最低気温11.4℃

といった感じで、夜だと結構冷え込みます。

尻つみ祭りは18時から3時間の開催となっていますが、その間、晴れていたりするとグングン気温が下がるので注意が必要です。

まあ11月中旬なので、そんなに薄着で来る人はいないと思いますが、できればコートや薄手のダウンを持ってきておくと安心ですよ。

ちなみに、尻相撲に参加する方も私服での出場OKです。負けないように、ストレッチの効く素材の方がいいですよ。

タライの上は裸足か靴下なので、靴は関係ありませんー。土俵下もちゃんと畳が敷いてあるので汚れたりもしませんよ。

尻つみ祭りの歴史

尻つみ祭りの神事自体は1640年ごろから行われていたんですが、今の尻相撲大会が始まったのは昭和50年です。

2019年で45回目という、何気に歴史あるお祭りなんです。

その前、昭和20年代~30年代は演芸や仮装コンクール、ダンスパーティー、芸能大会、ミスター頼朝、ミス八重姫などなど、色々なイベントをしていたんですよ。

音無神社

音無神社は源頼朝と八重姫の密会した神社といわれています。

もともと、伊東は頼朝が流刑になった土地だったんですが、その監視役だった人の娘、八重姫との間にこどもまでつくっちゃいます。

そのことが平家にバレることを恐れた監視役(伊藤祐親)は、その子供を処刑してしまったという、なんとも悲しい結末なんですが、そんな話の残る神社です。

さらに音無神社は御祭神のお産が軽かったらしく

  • 安産
  • 出産
  • 縁結び

の神様として信仰されていて、地元では妊婦さんは必ずと言っていいほど参拝するんですよ。

境内には樹齢1000年以上のタブというご神木があって、お腹に赤ちゃんのいる女性の様なシルエットをしていることから、それも信仰につながってるんですよ。

尻つみ祭りの見どころまとめ

尻つみ祭りの見どころは、地元住民から観光客の方まで楽しめる尻相撲です。

賞金もでるので結構白熱しますよ。尻相撲だけで2時間半とか時間を取って開催してる奇祭に、ぜひ足を運んでみてくださいね。

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