アロマの精油としても有名なゼラニウムですが、実は花自体からは、香りを感じることは難しいんです。
しかも、ゼラニウムには種類がたくさんあるので、一概に○○がゼラニウムの香り、とも言えないんですよね。
なので、ゼラニウムの香りを楽しみたいのであれば、アロマがおすすめです。
この記事では、ゼラニウムの匂いがどんな感じなのか、また、アロマとして活躍するゼラニウムの効果などもまとめましたよ。
ゼラニウムの匂いってどんな感じ？
園芸用のゼラニウムの花からは、匂いはほとんど感じることができません。
色々な香りとして商品化されたりしていますが、花からはあまり匂いがしないという衝撃。↓ほら
センテッドゼラニウムが満開になりました！香りゼラニウムと訳されてるけどあまり香りはしません🤔
— 雪うさぎ (@janfebmarch_16) April 25, 2020
黄色の蕾はハーブのルーです。これは変な匂いで虫除けになりますが、アゲハ蝶の大好物です。以前住んでた部屋は低層だったので、よくアゲハが来て卵産んで何匹も羽化して行きました😊 pic.twitter.com/i3BBuiX0Dq
石鹸などの香りを想像して臭いをかぐと、植物独特の香りがして「苦手だわ」という人がたくさんいるくらいなんですよ。
精油として使われるのは、実は花ではなくゼラニウムの葉っぱなのです。
葉っぱや茎に香りの元となる成分が含まれているので、植物全体から香りが広がります。
実際に、葉っぱをこするといい匂いがしてきますよー。↓
これゼラニウムだったんですね😳
— mameharu91 (@mameharu91) April 23, 2020
約2カ月共にしてきて初めて葉っぱをこすってみら凄くいい匂いがしました✨
より癒されました♡
精油になる種類のゼラニウムからは、バラをイメージする香りが感じ取れます。
アロマテラピーで使うゼラニウムという精油はほとんどそんな感じです。
ローズゼラニウムというエッセンシャルオイルで、販売されていることが多いですね。
また、爽やかな柑橘系の香りをもつゼラニウムもあります。
ゼラニウムの葉から抽出された精油は、バラを思わせる華やかさと、グリーンの香りがします。
甘く華やかな香りなので、ラベンダーといっしょに使用されることも多いですよね。
ラベンダーと合わせることで、濃厚でフローラルな、リラックスできる香りになります。
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ゼラニウムのアロマの効果は？
中世のヨーロッパでは、悪霊を追い払うと信じられていたゼラニウム。実際に、その香りは人間の心と身体にも影響を与えます。
女性特有の悩みに効果を発揮し、前向きな気分になりたい時におすすめの精油です。
心への効果
心には、おもに自律神経の乱れを整えてくれる効果が期待できます。
それにより、気持ちを穏やかになり、女性らしさを取り戻させてくれるのです。
華やかな香りで優雅な気分になれるのも、その効果のひとつかもしれませんね。
身体への効果
そして身体には、ホルモンバランスを整える効果が期待できる精油です。
女性特有の悩みに働きかける香りで、それぞれの症状を緩和してくれる働きをします。
また、化粧品などにも含まれているゼラニウムの精油は、収れん作用などの効果が期待されています。
アンチエイジングできるアロマとして、人気なのも納得ですよね。
ゼラニウムのアロマに副作用はある？
華やかなローズの印象の香りをもつ、心と身体に働きかけるゼラニウム。
ですが、アロマテラピーにゼラニウムの精油を使うときは、少し注意が必要です。
植物から抽出される精油は、その効果とともに副作用も気をつけなければなりません。
精油は、おもに鼻腔を通して粘膜に溶け込んで、脳に香りの情報が届けられます。
そしてゼラニウムの香りは、視床下部や副腎に働きかける作用があります。
とても緩やかな作用なのですが、体調の優れないときや妊娠中の人は要注意です。
その理由は、ゼラニウムの香りが陣痛を促す作用があると考えられているからです。
香りというのは思っているよりも身体に影響を与えるので、体調の悪化も考えられます。
ただ、アロマテラピーはとても穏やかな作用なので、必要以上に怖がる必要はありません！
適量を守って、正しい使い方で楽しめば大丈夫ですよ。
ゼラニウムアロマの楽しみ方やブレンド
ゼラニウムの精油はとても濃厚なため、はじめは少量から試すのがおすすめ。
アロマテラピーはゼラニウムに限らず、相性や好みがあるからです。
濃厚で甘美な香りが広がるゼラニウムは、苦手な人も少なくありません。
まずは少量だけをためしたり、他の精油とミックスして使ってみるのもいいですね。
ゼラニウムとブレンドして使う精油のおすすめは、ペパーミントやグレープフルーツです。
ペパーミントと合わせると、爽やかでなじみやすい香りになり、元気を与えてくれます。
グレープフルーツの精油ならば、女性特有の落ち込みやゆううつ感を底上げしてくれる効果が期待できますよ。
ちなみに、アロマテラピーというと、マッサージのイメージが大きいでしょうか。
ゼラニウムの精油には、血行促進や虫除けの効果もあります。
マッサージを試してみたくなるかもしれませんが、精油をそのまま肌につけてはダメです！
刺激が強すぎて、肌が荒れたりしてまうので、まずは香りで楽しんでみてくださいね。
まとめ
赤・白・ピンク・紫と、かわいらしい花で目を楽しませてくれるゼラニウム。
アロマでは、ローズのような華やかな香りとともにグリーンの印象も楽しめます。
前向きな気分になりたい時、リラックスしたい時、ホルモンバランスを整えたい時。
女性に寄り添った香りで、不安をやわらげたい時にもピッタリのゼラニウムです。
ゼラニウムは丈夫で育てやすく、花の色も鮮やかなので、初心者にも人気があります。
寒さにも強いため、特に冬に手入れをしなくても、そのまま越冬する多年草です。
種類にもよりますが、温度が適しているとほぼ1年中、花を楽しむことができます。
日本で栽培されている園芸用のゼラニウムは、花の色の種類が多く、鑑賞に向いていますので育ててみるのも楽しいかもしれませんね。
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