普段は滅多に見ることのできない平安装飾をまとった人々。
これを間近で見られる葵祭‼なんと約8キロも練り歩くのですよ!!これは「路頭の儀」と言われるものでコースを把握しておけば楽しく見て回れるはずです。
今回は、行列のルートだけでなく時間や通過地点などもしっかりまとめてみます。
また、併せて葵祭おすすめ観覧席や混雑情報、屋台出店情報、おすすめアクセス方法も紹介してますので訪れる際の参考にしてくださいね。
葵祭の行列ルートをMAPで紹介
葵祭の行列のルートは以下のようになっています。
出発地点≪京都御所≫…10:30を目安にスタートします。朝が得意な人は少し並んで開始から見るのをお勧めしますよ!
出発後「社頭の儀」を行うために≪下鴨神社≫を目指します。
出発後の流れとしては…
堺街御門→丸太町通→河原町通→≪下鴨神社≫
というルートです。
≪下鴨神社≫到着時間は11:40頃とされているので約1時間練り歩くことになりますね。
≪下鴨神社≫を行列が出る時間は14:20頃です。
その後、≪上賀茂神社≫を目指して進みます。
下鴨本通→洛北高校前(14:40)→北大路通→北大路橋(14:55)→賀茂川堤
通過時間はあくまで目安になりますがそれの時間帯を目指して回るのも良いですね!そしていよいよ≪上賀茂神社≫に到着します。
到着時間は15:30ということになっています。
初めて回る方はどこにどのくらいの時間に行列が通るのか把握しておくと楽しめそうです。
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葵祭の行列ルート上の穴場観覧スポット
この葵祭ですが、京都三大祭りの1つでもあるため、例年多くの人が訪れます。せっかく見るわけですから、行列をどこで見るのか気になると思います。
場所取りという手段もありますが、日差しも強くなる5月。最前列を取るために並ぶよりは、「見やすい場所」を知っておくほうがいいですよ。
今回は5つのパターンを紹介しましょう!
葵祭行列ルート穴場①堺町御門付近
待っていても大丈夫!!という方は堺町御門付近がおすすめです。京都御所からスタートする行列ですが、行列の始めは建礼門を出て丸太町通りに出ます。
この時角になるのが堺町御門なのです。
↑堺町御門付近からだと建礼門が正面に見えます。行列が向かってくる風景も曲がって行く姿も長い時間楽しめます!!
葵祭行列ルート穴場② 北大路通り付近
混雑は避けたい!!という方は…14時過ぎに行列が来る、北大路通り付近です。
午後のこの時間は人の数も若干減ります。特に、北大路橋あたり穴場と言われています。
↓こんな感じでみられます。
2019.05.15 #葵祭#斎王代#北大路橋
— とりあん(ツイ時々不具合なります) (@torian48) May 15, 2019
下鴨神社から上賀茂神社への行列、御所車の軋む音と馬の蹄の音だけの静かな祭ハム🐹 pic.twitter.com/2amcv9RiY1
やはり、長い時間行われている行列ですので、人が抜けやすい時間帯や場所を選ぶのが得策でしょう。
その1つが北大路通り付近ということです!参考にしてみてくださいね。
ただ、行列が終わるとものすごい混雑になります。↓
日曜の葵祭。
— UJ (@UJ_yoshi) May 15, 2016
加茂街道巡行終了後の賀茂川(北大路橋から)
いやはや、おそろしいことになっておりました☆ pic.twitter.com/86FfuLLCuG
通り過ぎる少し前に移動するなどして、ちょっと気を付けた方がいいかもですね。
葵祭行列ルート穴場③賀茂川の沿道(御園橋付近)
加茂川沿いも葵祭行列の観覧スポットとしておすすめです。
MAPの青い点線の部分を行列はずっと川沿いを進みます。北大路地通りのから北に向かって、御園橋までずっとまっすぐのルートです。
賀茂川に沿って沿道が伸びていますから、沿道の上り坂の部分に場所取りをできるといいですね。
行列に合わせて移動する人もたくさんいますので、混雑はしてくるんですが、なんせ徒歩30分くらいのルート距離があるので、どこかしら空いているスポットです。
北大路地駅で下車し、イオンを背に進むとすぐに賀茂川がが見えてきますよ。
葵祭行列ルート穴場④京都御所内の健礼門前
京都御所の中にある「健礼門」の前もいいスポットです。
混雑するので穴場とは言えないのですが、出発前からの様子もしっかり見られますし、何より行列の背景が荘厳になるので撮影するにはベストスポットなんですよね。
京都御所自体前の方で観覧したいなら、2~3時間前から場所取りするようにしましょう。
上記ストリートビューをみていただければ分かる通り、かなり広いですから、案外スペースを見つけやすかったりしますよ。
葵祭行列ルート穴場⑤上賀茂神社
葵祭の行列ルートの最終地点である上賀茂神社も穴場スポットとしておすすめです。観覧用に芝生が生えているのでシートを敷いてゆったり観覧することができますよ。
また、「走馬の儀式」といって、目の前を白馬が駆けていく荘厳な儀式もみることができるんです。
この動画の最後の方で白馬登場していますので、ぜひ視聴して観覧場所の候補スポットとして考えてみてください。
とても雰囲気ありますよね。
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葵祭の有料席の詳細情報
葵祭のおすすめ観覧スポットを解説しましたが、「待つ時間」や「しっかり見られるか」という点も気になると思います。
特に、せっかく行ったのに全然見られなかったらがっかりしますよね。
「友人や家族とゆっくり見たいのに…」
実は…葵祭をじっくり楽しみたいという方のために、有料観覧席が設けられているのです。これは嬉しいですよね。
観覧席は2カ所です。
- 京都御苑(建礼門前の南側):10:30分ごろ行列通過
- 下鴨神社参道:11:40分ごろ行列通過
行列が通る直前だと着席できないので、京都御苑では10時まで・下鴨神社では11時までに有料席設置場所に行ってくださいね。
有料観覧席の種類と料金
2024年3月23日現在、まだ料金は発表されていないため、以前の情報を参考までに載せておきますね。
一般席(最前列) | 4,500円 |
一般席(2列目以降) | 3,500円 |
まなび席(最前列) | 9,500円 |
まなび席(2列目以降) | 8,500円 |
※まなび積は下鴨神社のみですが、イヤホンの解説を聴きながら行列を見ることができますよ。
行列の出発地点や、緑多く綺麗な下鴨神社参道でじっくりその行列を観られるとしたらとてもいい思い出になると思います。
↓料金は変わってますが…例年こんな感じにゆったりと見ることができます。
葵祭スタンバイ!建礼門からずらっと有料席が並んでる〜
— きよ坊 (@kiyokiyo1222) May 15, 2017
一席¥2050だそうです。 pic.twitter.com/0ciCAVvCr0
有料席を使うことで「楽しさ」「学び」一緒に味わえることができますよ。
有料観覧席販売日程
団体受付(10名以上)はすでに始まっていますが、個人販売については4月上旬の予定で、特設サイトでの手続きになります。
3月下旬の発表を予定しているそうなので、わかり次第ブログに反映しますね。
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葵祭の混雑状況!回避方法は?
「行ってみたい!!」気持ちはあるけど…子供がいたり、人混みが苦手って方もいますよね。
実際、葵祭の混雑状況はどのような感じなのでしょうか?
簡単に言うと、「かなり混雑しています」
行列が通る際の沿道はこんなに混んでいるんですよ。ぎゅうぎゅうです。↓
奉納演奏後に2階の窓から初めての葵祭の行列見させてもらいました。
— YukI@御朱印 (@YukIgoshuin) May 15, 2019
アナウンスとか特にないので静か。牛車のギコギコ鳴る音や、馬のいななきや鼻のブルブル音もよく聞こえました。
牛車の先頭歩くちびっこがとにかく可愛かった。#葵祭 #法乗院 pic.twitter.com/ratHS04rvN
しかし、ある時間帯から混雑が緩和されるという情報もあるので紹介したいと思います。
葵祭の良さは、有料の観覧席もありますが、そのほとんどが無料で見ることができるということです。
そのため、多くの人が気軽に見に来ることができます。最前列で観覧しようと思うと、1時間以上前から並ばなければいけません。
例えば、下鴨神社での社頭の儀は11:40頃行列が到着するので、最前列であれば10:30くらいには場所を取らなければいけないでしょう。
葵祭の混雑具合は少し想像できたでしょうか?これだけ人気の祭りですから仕方ないかもしれません。
しかし、ある時間帯がおすすめになります!!
それは、14:30以降です。
なぜなら、下鴨神社での行事で1ピークを迎えるからです。
もちろん、下鴨神社を出れば上賀茂神社での行事が控えます。しかし、午前中から行われているので、昼過ぎのこの時間帯は若干、人の数も少なくなるようです。
つまり、下鴨神社から上賀茂神社に行列が向かう時、ルートを確認して待っているといいかもしれませんね。
個人的には、12:00頃に昼食を済ませて、14:00前を目指していきたいルートにつくといいかもしれません。
皆さんも、この時間帯の行列を見るのを狙って行ってみてはいかがでしょうか?
葵祭の屋台情報!屋台は出ているの?食べ歩きできる?
お祭りと言えば屋台‼楽しみにされている方も多いのではないでしょうか??
ここまで紹介してきた葵祭は、行列や様々な行事がメインの祭りです。普段、行くような「お祭り」とは若干印象が異なります。さて、葵祭は屋台があるのでしょうか??
「場所は限られますが、あります。」
葵祭の屋台の場所は、下鴨神社と上賀茂神社の一部に限定されます。
例年、祭り柄少な目の出店となっているようです。それでも、ある程度の種類はありますので、お子さんも楽しめそうです。
↓京都っぽいですね~
葵祭の屋台にて! pic.twitter.com/sgE5acPuRb
— まこちゃん (@_karuta) May 15, 2014
食事類もあるので小腹が空いたときにはお勧めですね。祭りの雰囲気も味わえるでしょう。
食べ歩きに関しては、交通規制も当日はされているので可能ではあります。
しかし、行列が近いタイミングや行事中は、人が密集しています。場所によってはかなりの混雑も予想されるので、控える方が良いと思います。
イレギュラーなことも多いのがお祭りです。
周りに目を向け、早めに食事等を済ませるのが望ましいでしょう。そのような対応や心がけがお祭を楽しむコツかもしれませんね。
葵祭のおすすめアクセス方法は?
京都についたものの、葵祭の会場までどのようにして行けばいいでしょうか。葵祭のアクセスをご紹介したいと思います。
当日の状況としては、行列のために一部交通規制がされている状態です。
従って、できるだけ車での移動は避けるのが望ましいです。
もしくは、ルート近辺外のコインパーキングに駐車するほうがいいでしょう。
実際、交通規制の影響で行列後は渋滞しているという声もあります。
ということで、公共交通機関を中心に説明しますね。
最寄り駅はどこ?
観光で行く方が多いと思います。分かり易いスタート地点として、今回は京都駅からということにしますね。
今出川駅まで
まず葵祭のスタート地点である京都御所ですが、最寄り駅は「今出川駅」です。
この駅から徒歩5分で京都御所には到着します。混雑もあるので少し多めに時間を見積もって行動した方が良いかもしれませんね。
≪京都御所≫地下鉄烏丸線(国際会館行き)→今出川駅
出町柳駅まで
次に京都御所を出発した行列が向かう下鴨神社。
「出町柳駅」から徒歩10分です。市バスの停車場も近いので合わせてご紹介します。
≪下鴨神社≫京阪電鉄東鴨線→京阪出町柳駅
JR京都駅から市バス・4系統(A2乗り場)→下鴨神社前
北山駅まで
最後に上賀茂神社までのアクセス方法です。
最寄り駅は「北山駅」になります。最寄りではありますが徒歩15分から20分ほどかかるので要注意です。
≪上賀茂神社≫地下鉄烏丸線→北山駅
JR京都駅から市バス・4系統または46系統→上賀茂神社前
まとめると、
- 車での移動は不向き
- 電車よりもバスの方が停留所から各場所への距離が近いので使いやすい
- 当日は混雑する可能性も高いので、早い時間帯に移動するのがおすすめ。
- バスより電車の方が若干混雑具合は緩和されている
葵祭はアクセスも把握して楽しみましょう。
葵祭の交通規制情報
葵祭当日5月15日は大規模な交通規制が敷かれます。
ですから、車での移動は難しいですね。バスなどで移動するようでしたら、少し早めの時間に着くように動くのが良いかもしれません。
それでは、簡単に交通規制情報を紹介したいと思います。
基本的な考え方として、午前の部と午後の部が分かれているということを覚えておきましょう。
また、市中心部は通行・駐車禁止の箇所が出ますので注意です。
午前と午後の分かれ方は、京都御所から下鴨神社に向かう時と下鴨神社から上賀茂神社へ向かう時で分かれています。
午前のスタートは10:30頃、到着は11:40頃です。1時間以上の間その通りは規制されます。
丸太町通りや河原町通りは道幅が狭くなっています。イレギュラーな通行方法になるので避けた方が良いでしょう。
午後は、14:20頃に下鴨神社を出て、15:30頃上賀茂神社に到着予定です。北大路通り、下鴨本通りは通行方法が変わるので注意しましょう。
全体的に言えるのは、行列の進行によって随時交通規制は解除されていきます。ただ、規制によるその後の渋滞も予想されるので注意して利用しましょう。
葵祭の見どころ
葵祭の見どころってズバリ何でしょうか!はじめていく方は、かなり気になりますよね??
行ったのになんとなく見て終わってしまってはもったいないですからね。
ここでは葵祭の見どころを大きく2つに分けて紹介します。
時代絵巻のような行列
1つ目は、平安貴族の装束を身にまとった人々が歩く姿です。
やはり、日本の伝統的な衣裳を目の前で見るのは滅多にありません。
葵祭の行列、素敵でした
— 望月麻衣@3/24 拝み屋さん⑫ 発売! (@maimotiduki) May 15, 2019
(*´∀`*)#葵祭 pic.twitter.com/FQmpeKyuiU
特に、行列が練り歩く姿は圧巻です。これは「路頭の儀」と言われ500名以上の人々や馬・牛などがこの行列を迫力あるものにしてくれます。
昔の世界に入り込んでしまったと錯覚してしまいますね。
多彩な神事
2つ目は、多彩な神事が楽しませてくれるところです。
「路頭の儀」が開催されるまでに前儀という形で、様々な行事が行われているのです。これらは、下鴨神社や上賀茂神社の両方で行われています。
そんな多彩な行事を細かく紹介していきたいと思います。これこそ葵祭の見どころですよ!
競馬会脚汰式
これは、この後にも紹介しますが「賀茂競馬」という神事に向けて行われる行事です。賀茂競馬を本番とし、それまでに馬の優秀さや競うために組み合わせを決めるような内容になっています。
斎王代禊
葵祭の舞台になる下鴨神社と上賀茂神社が毎年交代で行っている行事です。
葵祭斎王代禊の儀。 pic.twitter.com/Aq4jgXuo18
— にゃんご(とろりん) (@nyangojj) May 4, 2019
斎王代と葵祭に参加する40人ほどの女性が身を清める儀式になります。御手洗池に手を浸すなど行われていきます。
歩射神事
下鴨神社で行われる神事です。↓こんな
歩射神事という、弓矢を使って葵祭の沿道を清める魔除けの神事を観覧しに下鴨神社に⛩✨ pic.twitter.com/KxsfNzSi6N
— 松尾優 / Yuu Matsuo 👠 (@matsuoyuu) May 5, 2018
葵祭に向けて通る沿道を清める儀式にあたります。所謂「魔除け」にあたります。射手が弓を鳴らしその安全祈願を意味する神事です。
賀茂競馬
これは、上賀茂神社にて行われます。舞楽装束を着けた人が馬に乗って社頭へと進んでいきます。
上賀茂神社では賀茂競馬会足汰式が行われました。
— ざ・京都 (@the_kyoto) May 1, 2015
葵祭の行事の前儀で、5日に行われる賀茂競馬の組合せを決定するものです。http://t.co/PqdOHggx3z pic.twitter.com/WviwkUuzxv
その姿は普段見られない華やかなものです。
この賀茂競馬の様子というのは「徒然草」にも描かれており、京都市登録無形民俗文化財に指定されています。
御蔭祭
場所は下鴨神社で、葵祭に先立って、比叡山山麓に位置する御蔭山より神霊を迎えます。日本最古の神幸行列であるので、魅力のある神事です。
社頭の儀
この行事は葵祭当日に行われるメインの神事にあたります。
下鴨神社、上賀茂神社でおよそ30分かけて行われる厳かな神事です。
葵祭、上賀茂神社の社頭の儀。雅楽奏者の伶人さんたち。 pic.twitter.com/nHfvCZisT7
— シフォジーニャ (@chiffozinha) May 15, 2014
「路頭の儀」や前儀のように華やかさはありませんが、それぞれの境内でゆっくりと観覧できます。
いかがだったでしょうか。当日の葵祭ももちろん魅力たっぷりですが、それまでに行われる前儀も葵祭を楽しむためには重要な神事です。
前儀の方が比較的すいているので観覧しやすいと思います。ぜひ、楽しんでみてください。
葵祭2024の基本情報!
改めてですが、葵祭の基本情報をまとめていきたいと思います。
それでは、最後に日程などまとめてありますので、参考にしてくださいね。
日程:5月15日 (雨天順延/両日雨天の場合中止)
時間:10:30~
場所:京都御所/下鴨神社/上賀茂神社
問い合わせ先:
京都市観光協会(https://www.kyokanko.or.jp/)
京都観光オフィシャルサイト(https://ja.kyoto.travel/)
葵祭とは?
葵祭は京都御所を始めに、下鴨神社や上賀茂神社を舞台にして500名余りの人が練り歩いたり、神事を行う祭りです。
正式名称は賀茂祭とされ、京都三大祭りの1つに数えられています。
平安時代以来行われてきた行事ですが、その当時の趣が残る伝統的な祭りになります。
平安装束を着た人々がおよそ8㎞を練り歩きます。平安装束はとても華やかで日本の美意識に触れられる行事です。
様々な箇所で行列を見ることができるのも魅力の1つで毎年多くの人で賑わいます。
葵祭に向けた前儀も魅力の一つで、当日まで様々な行事が行われています。
当日の観覧は基本無料ですが、ゆっくりと観覧したいという人のために有料席も設けられていますよ。
葵祭の歴史を分かりやすく紹介
葵祭について皆さんどのくらい知っていますでしょうか?
約1500年前に始まったとされる例祭です。
京都三大祭りの1つですのでその認知度は高いかもしれません。下鴨神社と上賀茂神社を舞台に5月15日に行われています。
華やかで美しい平安装束をまとった500名ほどの人々が約8㎞を練り歩く姿が有名ですね。そんな葵祭ですが、どのような歴史があったのでしょうか?
歴史の始まりは、古墳時代後期(540年~571年)まで遡ります。
この時代、全国的に飢餓や疫病が流行しました。当時のこの流行は賀茂大神の祟りとされたことが起源とされています。
祭りとしての起源は、上賀茂神社の神代の昔に主祭神が秀峰・神山に降臨した際の神託によるものが起源とされています。
後に、平安時代807年に勅祭という形になりました。
勅祭とは、天皇の勅使が派遣され、祭祀を行うことです。平安時代中期の祭りは「葵祭」を指すとまで言われていました。
それだけ重要な祭りとして栄えた過去があるのです。しかしながら、鎌倉時代には衰退し、室町時代から約200年途絶えたと記されています。そして、江戸時代に葵祭として再興しました。
葵祭の周辺ホテル
京都まで葵祭を見に行くのですから、ぜひ一緒に調べたいのはもちろん「素敵な宿」ですよね!!
今回は、葵祭開催場所周辺でおすすめのホテルを紹介したいと思います。
京都グランベルホテル
ここは2017年創業ということでまだ新しく綺麗な建物です。
葵祭という歴史ある祭りを見たら古都を満喫したい、そんなあなたにはピッタリかもしれません。
なぜなら、祇園四条駅から徒歩2分という立地のため、周辺地域は京都らしさを満喫できるみたいです。
営業時間:24時間
問い合わせ先:https://www.granbellhotel.jp/kyoto/
ホテルささりんどう
京都・祇園の真ん中に位置するこのホテルは、まさに観光にピッタリのエリアです。近隣は、祇園・花見小路があり、その情緒ある街並みを楽しむことができます。もちろん、葵祭のエリアに近いのでお勧めです。
営業時間:24時間
問い合わせ先:http://www.sasarindou.jp/index.html
京小宿 八坂ゆとね
祇園四条駅から徒歩15分、京都駅からタクシーでも15分程度で着く立地。7室しかない名前の通り小さな宿です。
せっかく、京都まで来たのですからゆっくり満喫しちゃいたい…そんな方にはピッタリの宿です。
所謂「非日常」ですね(笑)檜風呂が全室ついており、近隣はグルメスポットや名所も多いので葵祭と併せて楽しめそうです。
営業時間:午前8時から午後8時まで対応
問い合わせ先:https://www.kyokoyado.com/
他にも楽天トラベルやじゃらんで調べるとたくさんの宿が出て来ます。
ちなみにじゃらんもいいですが、普段のネットショッピングに使える楽天ポイントが貯まるので私はこっちを使ってます。
葵祭の行列ルートまとめ
葵祭の行列は全長8キロもあるので、どこでみるか?というのは迷うと思います。
特に、狭い沿道でみるとかなりの混雑に巻き込まれてしまいますので、橋を上手く利用したりして快適に見に行ってくださいね。
また、毎年有料席にすればよかったーと嘆いている人も良くいますので、一度有料席に関しても検討しておくのをおすすめしますよ。
あと、せっかくの京都ですから、ぜひ、葵祭と一緒に観光をして、京都を満喫してみてくださいね。
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