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バナナの皮には毒はないは嘘?!部位によって検査基準が異なるので注意

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バナナの皮には毒があるとか危ないとか、そんな噂を聞いたことはありませんか?

子どもが知らずに口にしてしまうこともあるので、本当のところを知っておきたいですよね。

そこで調べてみると、バナナの皮には毒がないことが分かりました。

むしろバナナの皮には栄養がたっぷりと含まれているので、皮ごと食べている人もたくさんいるんですよ。

ですが、皮ごと食べる時には知っておきたい注意点もあります。

ここでは、バナナの皮に毒がないのかどうかを詳しくお伝えするとともに、皮を丸ごと焼くおすすめのレシピをご紹介したいと思います。



バナナの皮には麻薬成分・農薬などの毒は無いの?

実はバナナの皮は安全だということが分かりました。

食べても大丈夫なんですよ。

むしろマグネシウムやビタミンなどの栄養素や、カリウムや不溶性食物繊維などの美容成分がたくさん含まれています。

なので積極的に食事に取り入れるのがおすすめです。

私の娘が2歳だった時に、途中からバナナの皮がうまく剥けずに、皮ごとバナナを食べてしまったことがあります。

その時には「バナナの皮まで食べちゃってるよ。皮はこうやって剥くんだよ。」と娘に笑いながら剥き方を教えていました。

でも後日バナナの皮には毒があるというネット記事を見つけてびっくり!冷や汗をかいたものです。

しかも娘は結構な量を食べてしまっていたので、ほっと一安心でした。

バナナの皮を食べる際の注意点

ただ、注意点もあります。

というのも、バナナの皮自体には毒は含まれていませんが、収穫後に散布された農薬が残っている可能性があるからです。

現在日本に流通しているバナナは主にフィリピンから船で輸入されています。

でも輸送の途中で害虫やカビなどの被害ができるだけ出ないように、収穫してから農薬が使われることがあります。

輸入されるバナナは未成熟の青い状態で輸送されることが多く、害虫などがつく可能性が低いため、中には農薬が使われてないバナナもあります。

ですが、植物検疫の際に害虫が発生した場合には、バナナが入った密閉された倉庫の中をまるごと農薬で蒸す「燻蒸」という処置がとられることもあります。

そして燻蒸がされたかどうかは表示する義務がないため、食べる側が知ることはできないのです。

とはいえ、日本ではスーパーに並ぶ前に、残留農薬の検査がしっかりと行われ、検査を通過したものしか店頭には並びません。

また、バナナに使われる農薬はシアン化水素というもので比較的残留が少ないものだと言われているので、健康には害はありません。

バナナの農薬検査が行われる部位

ただ、気になるのは、残留農薬の検査が行われているバナナの部位です。

法律で定められている検査は、果物の皮と果肉だけなんです。

つまり、安全だとお墨付きがついているのは、バナナの皮と果肉だけということです。

バナナの柄や先端の検査は行われておらず、安全だというお墨付きはないということなんですね。

柄や先端は硬いので、食べようとする人もいないとは思いますが、子どもだと間違って口にすることがあるかもしれません。

農薬が残留しにくいものだとはいえ、検査されていないとなると少し心配ですよね。

そこで、皮ごとバナナを食べる時や、子どもにバナナを食べさせる時は、バナナの柄や先端を切り取った方がより安心です。

そういえば、外食していて提供されるお子さまランチにたまにバナナが付いていることがありますが、そのバナナは柄や先端が切り取られた、皮つきのバナナの輪切りでした。

子どもが剥きやすいからそうしているのかと思っていましたが、もしかしたら残留農薬の対策のためだったのかもしれませんね。

なお、それでも心配という人は、通常のものよりも少し価格は高くなりますが、有機JASの表示のある有機バナナを選ぶといいですよ。

有機バナナは輸入品でも、燻蒸などの処理が行われていないバナナです。

より安全と言えますので、バナナ選びの参考にしてみてくださいね。

栄養たっぷりバナナの皮を丸ごと焼くおすすめレシピをご紹介

ここでは、栄養たっぷりのバナナの皮をまるごと食べられるレシピを紹介したいと思います。

おすすめは、「皮まるごと焼きチョコバナナ」です。

チョコレートとバナナの間違いのない組み合わせでとても美味しいんですよ。

作り方は簡単です。

まず、バナナを皮ごと水で洗います。

汚れや残留農薬をよく洗い流しておきましょう。

そして、バナナの柄と先端を包丁で切り落とします。

次に、包丁でバナナの縦半分に切り込みを入れ、切れ目に板チョコをはさみます。

そして、バナナをまるごとアルミホイルで包みます。

それをオーブントースターで2~3分加熱したらできあがりです。

トロトロに溶けたチョコレートと、焼くことによってもっちりとした食感になったバナナが絶妙にマッチして、皮ごとぺろっと食べられちゃいます。

バーベキューの時にしても盛り上がること間違いないですよ。

なお、お好みでナッツやマシュマロなどをチョコレートと一緒にはさんで焼くのもおすすめです。

わたしはよく、アーモンドとカシューナッツをはさみますよ。

まとめ

今回は、バナナの皮には毒はないけれど、残留農薬が気になる場合は柄と先端を切り落とした方がより安全であること。

また、バナナの皮を美味しく食べられる「皮まるごと焼きチョコバナナ」のレシピを紹介しました。

今まではバナナの皮は何気なく捨てていたと思いますが、栄養満点なので捨てるのはもったいないです。

これからは、「バナナの皮は食べられるんだ。むしろ積極的に食べた方が健康にいいんだ。」いう意識にぜひ変えてみてくださいね。

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