コーヒーかすの除草方法は庭にまくだけ?雑草や芝生への効果・影響はどれくらいか?

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雑記

コーヒーかすで除草ができると聞いても、実際にどれくらい効果があるのかとか、具体的な方法とか、わからないことが多いですよね。

効果が思ったより弱くて雑草だらけになってしまうとか、効果が強すぎて大切な植物まで枯らしてしまうなんてことは回避したいところです。

そこで今回の記事では、コーヒーかすの除草効果と具体的方法についてUCCの論文と口コミを交えてまとめてみました。

小さなお子さんやペットがいる家庭は、除草剤を使わない方法は気になる思いますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

→農作物成長促進、雑草防除および土壌改良用のコーヒーかす施用の圃場評価

コーヒーかすの除草効果はどれくらい? 芝生や他の植物も枯れてしまうの?

コーヒーかすの除草方法を知る前に、コーヒーかすにはどれくらいの除草効果があって、その効果はどれくらい継続するのかについて知っておきましょう。

これらを知ることで適切な使い方ができるし、コーヒーかすを撒いてるはずなのに効果がない・・・なんて状態にならなくて済みますよ。

コーヒーかすでどうして除草ができるの?

コーヒーかすには

  • ポリフェノール
  • カフェイン

という物質が含まれています。一度は聞いたことあるような名前なんじゃないかと思います。

この二つの物質には植物の育成を阻害する効果があるので、コーヒーかすで除草することができるという話になっているんですね。

芝生や他の植物に影響はないの??

コーヒーかすにどうして除草効果があると言われているのかは理解していただけましたか??

ネット上では除草という言葉が先行していて、あたかも植物を枯らすって感じのイメージが強くなっています。

ですが、コーヒーかすには除草剤のような「植物を枯らす」というような成分は含まれていません。植物を生えにくくさせるとか、成長を抑制するくらいの効果なんです。

植物の根元に使ったら元気に育たなくはなってしまうと思いますが、植物が枯れることはないと考えてもらって大丈夫ですよ。

コーヒーかすが効く期間は??

植物の育成を阻害するポリフェノールとカフェイン。撒いたらずっと効果があるというわけではなく、実は土の中の微生物によってゆっくり分解されていきます。

その期間はだいたい半年~1年

この期間を過ぎると、除草云々じゃなくなって、肥料になります(笑)

コーヒーかすには小さな穴が無数にあって、これが土の中の微生物に空気や水を届ける役割を果たします。微生物が活発に活動できる環境が、コーヒーかすの分解を助け、肥料の三要素のひとつである窒素を作り出すそうですよ。

窒素には植物を大きく育てる役割があるので、コーヒーかすを撒いたまま放っておくと2年目からは雑草が元気いっぱいに育ってしまいます。

なので、コーヒーかすで雑草を生やさないようにしようと思ったら、半永久的に撒き続ける必要があるんですね。

コーヒーかすで除草する方法!庭にまくだけでいいの?

お待たせしました。コーヒーかすが有効な理由と期間を知っていただいたところで、具体的な方法について書いていきますね。

ちなみに、UCCの研究結果では1㎡に対して10㎏のコーヒーかす(おそらく濡れたままのもの)を土に混ぜ込むと、植物の育成が1/10になったと書いてあります。

10㎏って(笑) なかなか一般家庭だと用意できない量ですよね。

あればあるだけ雑草を生えにくくすることができるって解釈で間違いないですが、現実的に用意できる量ではありません。

なので、私なりになんですが、口コミなども参考にして方法を考えてみました。

1.逐一ひたすらにまく

まずは、毎日少しずつ撒いていくパターンです。コーヒーのかすを、雑草が気になるところにその都度まいていきます。

湿ったままでもいいんですが、コーヒーかすはカビやすい性質があるのでできれば乾燥させてからの方がいいですよ。乾燥させた方がパラパラになって均一にまけますしね。

乾燥方法についてはこちらでまとめているので参考にしてください。

→コーヒーかすの効率的な乾燥方法を紹介!短時間で乾燥させてカビないようにしよう

こういった方法でも、雑草が生えなくなったとか、生えにくくなったっていう口コミがあるので、ある程度の効果は出るみたいです。

2.春先に土に混ぜ込む

まとまった量を確保できる家庭は、雑草がまだ生えてきていない春先に土に混ぜ込むというのが一番いい方法だと思います。

土に混ぜ込んでおけば、中まで植物育成阻害成分が行きわたるってことですから、1の逐一まく方法よりも効果が期待できるんじゃないかと思います。UCCもこの方法で実験してましたしね。

こちらの方法は、乾燥させる必要はないですよ。

ただ、年一で土を掘り返して行う必要があるので、手間暇を考えれば1の方が楽ちんですよね。

ご自分の雑草が気になるポイントを考えて使いわけてくださいね。

実際の効果は??

ここまで小難しいことをいろいろ書いてきましたが、実際コーヒーかすを使用した人の口コミを見ていきましょう。

って感じで、どれくらいの量を撒いたのかは分かりませんが、「草が枯れた」とか「芽が出なかった」というツイートを発見しました。

インスタではあんまり雑草に使ってるよっていう人いませんでしたね。

むしろ、除草剤代わりにも使えるってことを知らないまま、虫とか猫除けにめっちゃ撒いてる人が多かったですね^^;


500gのコーヒー豆のカスをこのわずかなスペースにすべて撒きましたが、想像以上に効果がありました。
写真の上の辺りが境目なのですが、この部分以外の場所は雑草ボーボーです。


http://jiyuujin-tuyosin.com/coffee-kasu/

ブログでこんなこと書いてる方もいましたね。

ざっくり調べた感じですが、コーヒーかすは実際に使ってみても雑草に対してある程度の効果が期待できるってことがわかりました。

ただ、この方たちが2年目どうなったかは分かりません。2年目以降撒き続けていたとして、堆肥効果が勝つのか、除草効果が勝つのかは定かではありません。

そのうち私が人柱になってみようかな。

まとめ

この記事のポイントは、コーヒーかすには確かに除草効果はあるけれど、ある程度の量が必要で、その効果が継続する期間は半年~1年であるっていうことです。

また、除草剤ほどの効果は期待できないし、まき続けないと肥料になってしまうということは心に留めておいてくださいね。

こどもやペットがいる家庭、オーガニックにこだわっている方には強い味方ですが、もしそうではないなら必要な個所はやっぱり除草剤の方が効果があります。

どうせ捨ててしまうコーヒーかすを有効利用するのもいいですが、もし雑草に困っているようなら色々な選択肢があることを忘れないでくださいね。

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