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簡単なコンポスト自作法!手軽なペットボトル編|バケツ・ダンボールでも

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この記事ではコンポストをペットボトル・バケツ・ダンボールで自作する方法をまとめてます。

コンポストはダンボール・ペットボトルなど色々な容器で作ることができます。ご家庭のベランダでも堆肥を簡単に作ることができますよ。

コンポストの作り方と合わせてそれぞれの容器の使い方と特徴を書いておきましたので、参考にしてくださいね。



コンポストを自作する方法!ペットボトル編

ペットボトルでコンポストを自作するときは2Lのものを使用するのがおすすめです。

ペットボトルの上1/3を切り取って使用して下いね。

ペットボトルの場合は土→生ごみ→土→生ごみ→土という順に一杯になるまで入れましょう。

数日に一回、割りばしなどで時々かき混ぜるのをお忘れなく。

ペットボトルは容量も小さいので、入れる生ごみの量も少な目の方がいいです。

また、今回紹介する方法は密閉式のコンポストではないので、蓋はなくても大丈夫です。

蓋つきの密閉式コンポストだと、液肥を抽出&生ごみはそのままの形のまま土に混ぜ込むという形になってしまうからです。

ただ、蓋が無いと虫が繁殖してしまうので蓋は通気性のあるものを自作します。

そして、蓋は洗濯ネットなど出来るだけ目の細かいものを使用しましょう。

ペットボトルコンポストでは虫対策は必須

このように、コバエやうじ虫がわいてこないようにする対策は必須です。

布やネットは少々手間でも必ず付けるようにしましょう。詳しくは以下の記事に書いてあります。

【簡単】コンポストにコバエ・うじ虫がわかないように虫除け対策しよう

発生しないようにする事前の対策と、発生してしまった時の対処法が分かるようになってます。

自作したペットボトルコンポストを熟成させる

そしてバケツが一杯になったら、次は「熟成」させていきます。

熟成期間は

  • 夏:1か月
  • 冬:3カ月

程度掛かると思ってください。北海道や東北の場合は冬場は全く発酵が進まないと思ってもいいです。

私は北海道在住ですが、冬は半年くらい生ごみがそのままの形で冷凍保存されています笑

熟成中は一週間に一回くらいかき混ぜてあげてください。

空気が満遍なく行きわたるように、しゃもじやスコップを使ってふっくら混ぜましょう。

熟成が終わったら新聞紙の上などに空けて、乾燥させてくださいね。

湿り気がなくなってサラサラになれば完成。バケツに戻して蓋をして使用時まで保存しておきましょう(布の方が望ましい)。

自作したペットボトルコンポストに匂いはほぼない

コンポストって実はうまく利用できればほとんど匂いが発生しません。

もし腐敗臭がしてきたら、「堆肥」またはそれに変わる「米ぬか」などを足してくださいね。

水分が多すぎて腐って来てるので、すぐに混ぜ合わせて天日で水を飛ばしましょう。

匂いを発生させないための対策詳細については以下の記事でまとめてありますので、ご覧下さいね。

発酵促進剤の使用方法・入れていい生ごみの種類・ピートモスとくん炭の配合についてもまとめてあります。

コンポストの匂いを抑えるポイント【入れていいもの・入れてはいけないもの】

コンポストをバケツで自作する方法

コンポストをバケツで自作する方法はとっても簡単です。

バケツに土(基材)と生ごみを入れればいいだけなんですよ。

ちなみに蓋つきのバケツの底をノコギリで切り取って、土の上に設置するという荒業もあります。↓こんな感じです。

このタイプだと普通の緑のコンポストと変わらない使用方法になりますね。

今回はベランダでも使用できるように、バケツをそのまま使用するコンポストの方法を解説します。

コンポストに使用するバケツ

コンポストに使用するバケツは作りたい堆肥の量によって決めて下さいね。

土と生ごみを交互に入れていくので、おすすめは20L以上のバケツです。

なければ、小型(5~10L)から大型(20~30L)のものまでホームセンターにいけば購入できますよ。

素材はプラスチックかステンレス・ホーローのものを選んでください。

通販でも購入できますが、値段の割に送料が高くなるので要検討です。

バケツコンポストの蓋の自作方法

バケツコンポストもペットボトルの時と同様蓋を自作します。通気性のある蓋というのは

  • 目の細かい洗濯ネット

のいずれかを使用すればOKです。

布を使用する場合は、バケツの蓋を覆える大きさの布を用意して→バケツに被せる→口と布を縛るという手順。

使用する布は綿や麻がいいと思います。

毎日取り外すのが大変という方は、コバエすらも入れないくらい目の細かい洗濯ネットを使用してくださいね。

そうすればチャックを開閉するだけで生ごみを入れることが出来ます。

自作したバケツコンポストの使い方

バケツコンポストの使い方はまず

  1. 混ぜ合わせた土を5~10センチ程度敷く
  2. 小さく刻んだ生ごみを入れる
  3. 土を入れて生ごみと混ぜ合わせる
  4. その上にさらに土を被せる
  5. 蓋(布・ネット)をしめる

これをバケツが一杯になるまで繰り返してください。

生ごみが出ない日も混ぜ合わせることを忘れずに。菌は酸素がないとうまく生ごみを発酵させられないんです。

あとはペットボトルコンポストの時と同様発酵させていきましょう。

ダンボールコンポストの自作方法

ダンボールコンポストの作り方はとっても簡単。基本的には箱そのまま使用すればOK。

自作するときのポイントは

  • ダンボールの底は2重底にする
  • 底は通気性良く上げ底に
  • 蓋+ネットなどを用意

の3つです。ひとつひとつみていきましょう。

ダンボールの底は2重底にする

ダンボールコンポストを自作するときは、2重底にしましょう。

底面が水分で弱くなって抜けることを防ぐことが必須なんです。

少々手間ですが、ダンボールの底と同じ大きさのダンボール板を用意して底に重ねて下さい。

底は通気性良く上げ底に

ダンボールコンポストはステンレスラックとか、カゴとか何でもいいんですけど、床に直接設置することを避けて下さい。

長い期間使用することになりますので、底の通気を良くしておく必要があるんです。

そのまま床に置いておくとカビます。

蓋+ネットなどを用意

ダンボールの蓋だけだと、虫対策には不十分。洗濯ネットかTシャツの袖と首の部分を縫ったものを箱に被せると◎です。

だからと言って、蓋切り取らない方がいいです。

ダンボールコンポストの場合は40~50度で発酵が進むので、温度が下がらないように蓋はそのままにしてください。

この3つの準備ができれば、完成。

あとはダンボールコンポストに土と生ごみを入れていくだけです。

ダンボールコンポストの使い方

ダンボールコンポストの使い方はまず土を半量入れます。(土配合に関してはコチラの記事)

そこに生ごみを入れて混ぜるだけです。

一か月くらいすると分解しなくなってきて、ダンボールの温度も下がってきます(うまく発酵が進んでるとあったかい)

そしたら、もう半分の土を足してあげて生ごみを入れつつ毎日混ぜてください。これを2~3カ月行うと、今度は熟成期に入ります。

気温にもよりますが、熟成には大体1カ月くらい掛かります。冬場なら3カ月程度です。

熟成期間中は、2~3日に一回くらい混ぜたり、水を足したりしてメンテナンスしてあげてください。

ポイント①生ごみは中心に入れる

ポイントとしては生ごみを入れるときは側面に触れないように。生ごみは中心に入れるようにしてください。

横の面に濡れた生ごみがついてしまうとダンボールが傷みやすいのです。

ポイント②一日一回かき混ぜる

熟成前は一日一回必ずかき混ぜて、空気を入れるようにしてください。

このとき、土を手でぎゅっとにぎって少し形になるくらいの水分量がベストです。

「しっとり」くらい。

サラサラだと発酵が進みませんし、ベシャベシャだと腐ります。熟成中も同じです。

自作が面倒な時はコンポストセットを使用する

もしダンボールコンポストの自作が面倒くさいという場合は、「セット」も販売されています。

このセットだと蓋がかなり頑丈なので、生ごみの種類さえ気を付ければ洗濯ネットなどは不要です。

土27Lも一緒にセット&送料も込みで3000円しない価格なので、その辺のホームセンターで材料を集めるより手軽です。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ダンボールコンポストセット
価格:1188円(税込、送料別) (2020/5/3時点)


コンポストに使用できる容器

コンポストに使用できる自作容器はその他にも

  • 発泡スチロール
  • 衣装ケース
  • プランター

があります。

発泡スチロール・衣装ケース・プランターはバケツと使い方は変わりません。

発泡スチロールを蓋とセットで容器として使うなら、こまめに混ぜるようにしてくださいねー。

そして、手軽で人気があるのはダンボール。

お子さんと実験的にやるならペットボトルそ使用する方もいますね。

なので、ベランダでもできそうな、ダンボールとペットボトルの自作方法について書きますね。

まとめ

コンポストを自作する方法は

  • バケツ
  • ペットボトル
  • 段ボール
  • 発泡スチロール
  • 衣装ケース
  • プランター

と色々ありますが、どれも

  • 虫がわかないように対策
  • よくかき混ぜる

というのがポイントとなってきます。

作り方自体はとても簡単なので、入れる生ごみの知識や虫対策をしっかりして堆肥を自宅で作ってくださいね。

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