北海道にゴキブリは本当にいないのか??
友達の話とか、ネットを通してチラホラ噂は聞いたことあるけど、実際のところどうなのかって気になりますよね。
当記事では、Gの聖地東京から、北海道に嫁いだ私がリアルな実情をお届けいたします。
北海道にゴキブリがいないから楽園というのは本当か??
実は北海道にもゴキブリは・・・・います!!!いきなり楽園神話を崩壊させてしまって申し訳ありません。
しかし、「場所によっては生息している」というのが正確なところです。
道東では一度も遭遇歴なし
例えば私が住んでいる道東(北見近郊)では全く見たことがありません。
関東圏では夏場に街を歩けばよく遭遇しますよね??地下鉄構内、飲食店内、植込みの中、ゴミ捨て場付近。
新宿高島屋13階のレストランテラス席で、テーブルの上まで上がってきたときは鳥肌が立ちました・・・。百貨店でも己はそんなに堂々と振舞うのかとびっくりした覚えがあります。
店員さんが、箒と塵取りで追っ払ってくれましたが、そういう問題じゃあない(笑)
ですがここ北海道では、嫁いで7年、一匹も見たことがありません。
ゴキブリの集まりそうな環境が無いわけじゃないんですよ??台所は綺麗にしてるけど、コンポストとか外の倉庫とか、Gがもし生息していれば住処にされそうなところはあるんです。
でも今まで一回もない。お陰様で狭いところに手を突っ込むのも怖くないですね。多少生ごみ放置してても大丈夫です(おい)
札幌など都市部では出没中
ですが、道東という楽園が存在している一方で、札幌・小樽・函館とか、あっちの比較的温暖な地域では目撃事例がジワジワ増えているようです。
私が実際に目撃したわけではないですが、ネットやSNSで検索していくと出てきます。
主に飲食店などの商業施設が中心のようですが、Gさんの生息域は着実に広がっているといえるでしょう。
なので、北海道にはゴキブリは本当にいないのか??に対する答えはNO!!ですが、まだ地域によってはYESも成り立つというのが実際のところです。
北海道民はゴキブリを見たことがない人が多い
着実に生息域を広げているゴキブリさんですが、札幌に住んでるからといって頻度高くみるわけではないようです。
私の親戚が札幌に住んでいて、街歩きとか飲食店巡りとかよくしてますが、未だゴキブリを目撃したことはないと言っています。
なので、東京のように誰もがみたことがあるという状態には程遠いですね。
北海道民がゴキブリを見たときの反応がすごい
ネット漁ってたらこんな動画を発見しました。
おもちゃのゴキブリを大量に布団にぶちまけられた道民。
びっくりしているものの、何の虫かは把握できてない模様。
道民以外ならトラウマですよね。
さらに、「月曜から夜ふかし」ではゴキブリに対する北海道民の眼差しの熱い事!!近距離で観察できるなんて、信じられない・・・
衝撃!!動物園にゴキブリ展示がよくある
この記事を書きながら、ふと思い出したんですけど、北海道の博物館や動物園にはよくゴキブリが展示されています!!!
びびりますよね。
私が確認したのは旭山動物園・丸山動物園・丸瀬布の昆虫博物館。
実際見たときは、キモ!!って言って終わってしまった私ですが、よくよく考えてみると周りの人の反応は良かった(笑)
「えーーーー!!これゴキブリ??キモイー」
「うわっ・・・(絶句)」
とか。とくに疑問にも思っていませんでしたが、ゴキブリ見たことない道民のためによく展示されてたんですね~。
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北海道のゴキブリの種類と流入ルート
北海道のゴキブリ生息域は広がっているようですが、本州のような大型のゴキブリは今まで確認されていませんでした。
それが近年、どうやら変化してきているようですよ。
北海道のゴキブリの種類
今まで北海道で目撃されてきたゴキブリの種類は主にチャバネゴキブリという、体長1.5㎝~2㎝くらいの小型のゴキブリでした。
東京の飲食店なんかでもよく見かけますね。小さい分、繁殖してしまうと大量発生するという^^;
それが近年、変化しているみたいですよ。
この記事にはなんと、ヤマトゴキブリが増加中という衝撃的な内容が書かれています。
【警告】ヤマトゴキブリが既に北海道に分布している!札幌にも進出中!目撃例なまらヤバイさらに、クロゴキブリも進出中なんだとか。
「北海道と東北にゴキブリいない」は幻想? 暖かい場所で冬を越すこのヤマトゴキブリ・クロゴキブリ共に、4㎝くらいになるかなり大きなタイプのゴキブリです。
今までゴキブリに縁がなかった北海道民がみたらびっくりしますよね。
ゴキブリはどこからやってきた??
もともと北海道にはゴキブリはいませんでした。
どこからどうやってやって来たかというと、主に二つの理由が考えられるようです。
- 段ボールに付着して陸路や空路で
- 青函トンネルから自力で
この辺りが有力な説です。 トンネルは、さすがのゴキブリさんってしか言いようがないですが、
今の段ボールって防虫とかしっかりされているし、アマゾンとかの段ボールなら間違いなくゴキブリが付いてくるなんてことはないですけど、
私はメルカリとか、個人間取引の際に使われる段ボールとか結構心配しています。
寒さに弱いはずのゴキブリが、何故定着??
実はゴキブリって寒い場所ではあんまり活発に活動できないらいしいです。
Kaoのマイカジというブログで、ゴキブリ駆除業者に取材したものがありました。
その中での引用です。
「1カ月ぐらいの間、気温5℃以下に保てば卵鞘(卵)は孵化しませんが、そもそもゴキブリが潜む冷蔵庫の裏側や配電盤などは常に暖かい状態です。
https://mykaji.kao.com/37086/?cmd=detail
今の家屋は断熱材が充実しているので天井裏も暖かく、下水からの侵入もあります。いくら冬とはいえ3時間窓を開けたくらいでは変化はないと思います」
このことから、北海道の外気温は一か月以上5度以下にはなるけれども、電化製品内部などは常に暖かい状態なので、飲食店などで定着してしまったということなんですね。
考えれば、北海道の住宅は断熱性も高いので、廊下とかトイレとか、どこでも暖かい住宅も増えている。きっかけさえあれば、でこでも住み着かれてしまいそうですね(泣)
しかも、そもそもクロゴキブリっていうのは外来種で寒さに強いらしいですよ。
寒さに弱いとされてきたゴキブリですが、うまいこと住める場所を見つけて増えていってるんですね。
まとめ
北海道にゴキブリはいないと信じ込んでいた道民の方、神話を信じて北海道移住を考えていた方にとっては、結構衝撃的な記事になってしまいました。
私自身、北海道に嫁いでからゴキブリなんか見たことなかったので、もはや他人事だと考えていましたが、着実にゴキブリの影は忍び寄っているんですね。
私が住んでいる地域は冬マイナス20度以上になることもしばしばあるので、最後の楽園かもしれません。
この楽園がいつまでも続くことを祈るばかりです(生き物地球紀行のような締めになってしまいました)
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