服に付いてしまった日焼け止めの黄ばみは、クレンジングオイルと台所用洗剤を使うときれいに落とすことができます。
また、外出している時などに服に日焼け止めが付いてしまった場合は、ハンカチやティッシュなどで応急処置をしておくことも重要です。
顔だけでなく、服から出ている部分、腕や首周り、デコルテなどに塗って完全ガードする人も多いですよね。
Tシャツやブラウスの袖口や襟元などに日焼け止めがついてしまいやすく、放置すると大事な服が黄ばんでしまうこともあります。
ここでは、服に付いた日焼け止めの落とし方や応急処置を詳しくご紹介するとともに、日焼け止めを服に付かないようにする予防法についてもお伝えしますね。
服に付いた日焼止め:黄色いシミの落とし方
服に付いた日焼け止めが黄ばんでいる場合は、服に付着してから時間が経っている場合が多いです。
汗シミと違って、かなり濃い黄色になるんですよね。あまりに定着してしまっていると取れないんです。
ですが、まだ日が浅ければ「漂白剤」を使用して取ることができます。
ただし、塩素系の漂白剤を使ってしまうと赤いシミになってしまうので、「酸素系漂白剤」を使用してくださいね。
↓オキシクリーンが代表的。ちなみに、ワイドハイターと違って、家のいたるところを掃除できるので我が家では重宝しています。
この酸素系漂白剤をシミの部分に垂らして10分程度放置してから普段通りに選択してみてください。
黄ばみがひどい場合は、放置した後にクレンジングオイルと台所の洗剤を使用して洗ってみましょう。
細かな方法は以下の「白いシミ」の時と同じですよー。
服に付いた日焼止め:白いシミの落とし方
わたしは服から出ているデコルテぎりぎりまで日焼け止めを塗ろうとして、襟元に日焼け止めの白いシミを作ってしまうことがよくあります。
故意に日焼け止めが付いてしまうどころでなく、自分でわざわざ付けにいっているようなもんですね…でもついついやってしまいます。
そんな時には、この方法で日焼け止めの白いシミを落としています。
それは、クレンジングオイルと台所用洗剤を使う方法です。
やり方は簡単です。
- クレンジングオイルと台所用洗剤を同量混ぜて、専用のシミ抜き洗剤を作ります。
そこまで量は必要ありません。
- 乾いたタオルを下に敷き、その上に服を置きます。
そして、使い古した歯ブラシにシミ抜き洗剤を付け、日焼け止めが付いたところに塗ります。
日焼け止めとシミ抜き洗剤をよくなじませるために、少しブラッシングします。
- 汚れた面が乾いたタオルに接するように裏返します。
そして、タオルに日焼け止めを移すイメージで、もう一枚の乾いたタオルで服を裏から叩きます。
下のタオルは少しずつずらしながら、何度か行ってください。
- 最後に水でつまみ洗いをし、乾かせば完了です。
ポイントは、シミ抜き洗剤は広範囲に広げないこと。
あくまでも日焼け止めが付いたところにだけ塗りましょう。
そして、汚れが取れないからといってあきらめず、根気強く叩きましょう。
ちなみに、マツエクをしているから普段はクレンジングオイルを使わない、という人もいると思います。
でも、たまに小さいパウチの試供品をもらうことがありますよね。
服に付いた日焼け止め落としに使えるので、これからはぜひ捨てずに保管しておくといいですよ。
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日焼止めが服に付いたときの応急処置
先ほど、服に付いた日焼け止めを落とす方法をご紹介しましたが、あくまでも自宅にいる時にしかできませんよね。
そこで、ここでは外出先などで日焼け止めが付いてしまった時の応急処置のやり方をご紹介します。
用意するものは、ハンカチやティッシュと、トイレの洗面台など備え付けてあるハンドソープです。
- 日焼け止めが付いた部分にハンドソープを付け、乾いたハンカチ(ティッシュ)をその部分にあてます。
そして、濡れたハンカチ(ティッシュ)で叩きます。
乾いたハンカチ(ティッシュ)に日焼け止めを移すイメージです。
- ある程度汚れが取れたら、水ですすぎます。
もしすすげない場所、例えば襟元などの場合は、濡れたハンカチ(ティッシュ)で何度も拭いて、ハンドソープを落とします。
この応急処置で付いてしまった日焼け止めがきれいに落ちることもありますが、頑固な汚れの場合は完全に落ちないこともあります。
ただ、落ちなかったとしても、応急処置をしておくと、自宅に帰ってから汚れが落ちやすくなりますよ。
日焼止めが服に付かないようにする予防法
ここでは、そもそも日焼け止めが服に付かないようにする予防法を3つご紹介します。
服を着る前に日焼け止めを塗る
日焼け止めを塗るのは服を着る前の方が断然いいです。
なぜなら、わたしのようにデコルテぎりぎりに塗ろうとして服に付けてしまう、という例があるからです。
服を着る前に日焼け止めを塗り、肌に少しなじませるために時間をおきましょう。
そして、日焼け止めが完全に乾いてから服を着るようにするといいですよ。
パウダーを塗る
日焼け止めを塗った上から、パウダーを重ねましょう。
パウダーの種類は、ベビーパウダーでもいいですし、無色であればフェイスパウダーでもいいですよ。
パウダーには汗や油を吸収するという性質があるため、日焼け止めの油分を吸収して服に付きにくくしてくれます。
服に付いても黄ばまない日焼け止めを使う
そんな服に付いても黄ばまない日焼け止めあるの?と思うかもしれませんが、あります。
日焼け止めの中には、紫外線吸収剤や酸化チタン等が含まれていますが、実は酸化チタンはファンデーションにも使われているもの。
肌を綺麗に見せてくれる効果がありますが、同時に服が白→黄色になる原因の物質でもあります。
ですので、紫外線吸収剤だけを使った日焼け止めだと、万が一服に付いてしまっても服は白くなりませんよ。
また、子ども用やジェルタイプの日焼け止めも白くなりにくいです。
わたしは4歳の娘に子ども用の日焼け止めを塗っています。
日焼け止めを塗る時は洋服を着たまま塗ってしまうのですが、塗っている途中に娘が動いたりすると、洋服に日焼け止めが付いてしまうこともあります。
でも、特に服が白くもならず、黄ばんだりもしたことはないですよ。
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服に付いた日焼け止めの落とし方まとめ
今回は、日焼け止めが服に付いてしまった時にはクレンジングオイルと台所用洗剤を使って落とすことができます。
ちなみに日焼け止めがついた直後はハンカチやティッシュ・ハンドソープで応急処置をしておきましょう。
また、日焼け止めを服に付かないようにするには「服を着る前に日焼け止めを塗る」・「パウダーを塗る」・「服に付いても白くならない日焼け止めを使う」の3つの方法が効果的です。
年々降り注ぐ紫外線の量は増えていっています。
日焼け止めは、夏だけでなく、年中使う身近な必需品になってきていますよね。
今回の記事を参考に、日焼け止めと賢く付き合ってみてくださいね。
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