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ガーデニング

【即解決】ヒヤシンス球根のカビ・腐る・根腐れを防ぐベストな水加減を教える

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ヒヤシンスは土を使わずに育てられる、水栽培ができる植物です。

幼稚園や小学校で育てた記憶がある人もいるかもしれません。

ですが、いざ自分で育ててみると、案外難しくありませんか?

調べてみると、実はヒヤシンスの水栽培では水の量や水換え頻度に気を付けないと上手く行かないことが分かりました。

そのコツを知らないと球根がカビたり腐ったり、根腐れを起こしたりして花が咲かないことも。

ここでは、ヒヤシンスの水栽培で、球根がカビたり腐ったりする原因と対処法や、根腐れする原因をまとめてみました。

また、ヒヤシンスの水栽培を成功させるためのポイントについても詳しくお伝えします。



ヒヤシンスの球根がカビたり腐ったりする原因と対処法

カビ・腐る原因①水に浸かりすぎ

まずはヒヤシンスの球根から見ていきたいと思います。

球根のトラブルのひとつに、球根がカビたり腐ったりすることがあります。

その原因は、球根に水が浸かり過ぎていたり、水がかかってしまったことが考えられます。

根が出るのは球根の底からですが、その底の部分がぎりぎり浸かるくらいの水を入れるのが正解です。

↓これくらいが絶妙だと思います。

それよりも上の部分まで水を入れてしまうと、球根が水に浸かり過ぎてしまい、その結果

球根にカビが生えたり腐ってしまったりするのです。

カビ・腐る原因②水換えの時に球根に水が掛かる

また、水を交換する時に球根に水がかかってしまうと、球根のまわりの茶色の薄皮と球根の間に水が溜まり、そこからカビが生えてしまうので注意が必要です。

対処法としては、生えているカビが手でとれるようならとってしまいましょう。

もし茶色の薄皮と球根の間にカビが生えていた場合には、茶色の薄皮を剥いてしまっても大丈夫です。

本来であればその薄皮は球根を守る役割をしていますが、カビが生えている方が問題です。

綺麗に取り除いてくださいね。

球根が腐っていた場合は、その腐っている部分が一部分であれば、手で取り除き一度育ててみましょう。

芽と根が出る部分が残っていれば育つ場合もあります。

芽が伸びてきたらラッキーです。

腐っている部分が大部分で、球根がスカスカやブニブニに柔らかくなってしまっていれば、残念ながらもう育ちません。

次にチャレンジしてみましょう。

ヒヤシンスの水栽培で根腐れするのはどうして?回復する?

根腐れ原因①水の汚れ

次は、ヒヤシンスの根のトラブルについてです。

水栽培をしていると、根が腐ってくることがあります。

その原因は、水が汚れていることが考えられます。

ヒヤシンスの根は、水を吸い上げているだけだと思われがちですが、実は呼吸をしていて老廃物を出しています。

そのため、水をこまめに替えないと、水は徐々に汚れていきます。

また、空気中に浮遊している菌やゴミも水が汚れる原因になります。

水が汚れてくると、水の中の酸素が不足してきて、根が呼吸できなかったり、酸素が少ないところが好きなバクテリアなどが繁殖してしまうことに。

その結果、根が腐ってしまうのです。

根腐れ原因②酸素不足

また、球根に対して容器が小さすぎて酸素が足りず、根がうまく呼吸できないことで腐ってしまうこともあります。

容器については次で詳しく解説しますね。

なお、一度腐ってしまった根は元に戻ることはありません。

その時に生えている根が大切で、どう手をつくしても、その後健康な根が生えてくることはないのです。

もし花が咲いていたり、つぼみが付いている状態であれば、切り花にしてみるのもいいですね。

ヒヤシンスの水栽培の最適な水換え頻度と量は?

ここでは、ヒヤシンスの水栽培を成功させるためのポイントについて解説します。

まずは水換えの頻度ですが、週に1度が最適です。

そして、その時に入れる水の量は、根が出るまでは球根の底がぎりぎり浸かるくらいの水が適切です。

根が伸びたら、球根の底から1~2㎝下まで水を入れます。

根がしっかりと呼吸できるように、少しだけ根が水に触れない部分も作っておきましょう。

ヒヤシンス水栽培を成功させるための容器

次に、容器についてです。

容器は小さすぎると根腐れの原因にもなると先ほどお伝えしましたが、容器選びも重要です。

とはいえ、ポイントさえおさえると、様々な容器で育てることができます。

ポイントは、あまりに小さすぎる容器を選ばないことと、球根の大部分が浸かってしまわないように気をつけることです。

一番確実なのは、ヒヤシンスの水栽培用として売っているヒヤシンスポット。

↓このようなお洒落なタイプもあります。これだとインテリアとしても楽しめるので、どこに置いても馴染みますよね。


↓このように100円程度の低価格なものもあり、どちらもネットで手に入れることができます。お子さんと育てるならこれくらいでも十分ですよね。


その他には、ガラスの空き瓶やガラスのコップ、ペットボトル、コーヒーショップのプラスチックのカップなど、色々なものが使えます。

もし、球根が水に浸かってしまうくらい容器の口が大きい場合は、針金などを利用して球根が落ちないように工夫しましょう。

ペットボトルであれば、飲み口から3分の1くらいをカッターで切り、切った部分を逆さまにして使います。

↓こんなイメージです。

コーヒーショップのプラスチックのカップであれば、フラペチーノが入ったものが使いやすいです。

カップの蓋を逆さまにすると、あっというまに水栽培用の容器になります。

蓋についている穴が小さい場合は、はさみなどで少しカットしましょう。

以下の記事ではヒヤシンスの花が咲いた後の処理についてまとめています。

水栽培の場合は一年で球根がダメになってしまうイメージですが、花の後に土に植えてあげることによって毎年楽しむことができるんですよ。

少し手間ですが、ヒヤシンスは本来何年も楽しめる花ですので捨てるのは可哀想…と思う方は見ておいてくださいね。

まとめ

今回は、ヒヤシンスの水栽培をする際の、球根や根のトラブルや、その対処法、成功させるためのポイントなどについてお伝えしました。

わたしは幼稚園の時にヒヤシンスの水栽培をしましたが、特に何も考えず栽培していたけれど綺麗に花が咲いた記憶があります。

今思えば、先生がちゃんと指導や管理をしてくれていたんですよね。

でも、色々と難しいと思うかもしれませんが、コツさえつかめば、あなたも綺麗な花を咲かせることができますよ。

お気に入りの容器で育てるとお部屋のインテリアのポイントにもなりますし、更に育てるのが楽しくなりそうです。

ぜひ挑戦してみてくださいね。

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