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雑記

鑑賞用・目隠しに最適!お庭に生垣を簡単に作る方法とは

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一戸建てに住まれていたら、外からの視線が気になる事がありますよね?

生垣があれば、プライバシーも確保でき、緑や花も鑑賞出来て一石二鳥です。

でも、業者に頼むのはお金がかかるし、自分で簡単に作れるならっていう方も多いはず。

和風のイメージが強い生垣ですが、樹木を選べば洋風にもできますし、若いご家族のお庭のイメージにも合いますね。

今回は、生垣の基本の作り方から、樹木の選び方や肥料のやり方まで、お庭仕事が不得手な女性にもわかるように細かく解説します。



生垣の作り方

お庭の周囲に生垣があれば、外からの目隠しや、防風だけでなく、自然の美しさも鑑賞できて、日々の生活にうるおいを与えてくれますね。

生垣は、専門的な技術が必要なイメージが強いですが、簡単にDIY感覚で作成することもできますよ。

和風のイメージが強いですが、洋風のものも生垣と呼びます。和風の生垣と違って、少し枝が伸びても、ゴージャス感が出て素敵です。

目隠しの為、防犯の為に生垣を庭に作成する方がほとんどだと思いますが、自分で作成すると、選ぶ樹木も自由ですし、手作りならではの素朴感があり日々の生活を楽しく彩ってくれます。

四ツ目垣の基本の作り方

生垣の基本の作り方です。杭を打ち、支柱を立てることで、樹木が成長する過程での形の乱れを防ぎ、美しく、強い生垣となります。

本格的なものは、植木屋さんにお願いする必要がありますが、少し大変ですが、自力での作成も可能です。

ご自身で作られる時は、こんな感じかな?くらいで大丈夫ですので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

  1. 樹木を植える場所が決まったら、土を掘り起こし、堆肥を投入します。
  2. 親柱を2m間隔または、両端に立てます。
  3. 立子とと呼ばれる細い支柱を親柱の間に同間隔で立てます。
  4. 胴ぶち(横の支柱)を水平に渡し、仮留めします。
  5. 植木を置きたい場所に仮置きをし、バランスをみてから埋めます。
  6. 胴ぶちと、樹木を挟むように同サイズの棒を水平に渡します。これを押しぶちと呼びます。各支柱と、仮留めしておいた胴ぶち、押しぶちを縄で縛って固定します。
  7. たっぷり土に水をやり、樹木をカットしてサイズを整えれば終了です。

親柱は、立子より太い柱を使います。お庭の境界線より15cmは内側に打ち込んでください。

大体、2m間隔で親柱を立てたら、その間に同間隔で立子を立てます。植える樹木の数にもより、立子の本数も変わります。

胴ぶちと押しぶちで樹木を支えているので、樹木が倒れなければ、立子は2本程度でも大丈夫です。

親柱には、通常は杉やひのきの丸太を使います。出来れば防虫加工のものを使いたいですね。最近はプラスチック製の柱を購入することもできます。

立子や、胴ぶち、押しぶちについては、親柱より細いもの、竹や、プラスチック製のものが便利で多く使われます。

生垣専用の太さの違うプラスチック製の柱がホームセンターやインターネットで購入できるので、お庭のサイズにあったものを選んでくださいね。

生垣を作る時の杭の打ち方

主に太い親柱として杭を打ちます。細い立子は女性でも簡単に打てますが、親柱は50cmほどは打ち込んだほうが、しっかり固定されます。

お庭の規模にもよりますが、植木はどんどん大きくなりますので、最初に杭をきちんと打って固定しておくことで、樹木がまっすぐ成長し、美しい生垣になります。

  1. 杭を打ち込む場所をシャベルで掘る
  2. 掘ってから、杭を差し込む。
  3. ハンマーで杭がまっすぐになるように気を付けて打ち込む。
  4. 穴に土を入れて、踏み固める。

穴を掘る時に水道管などがないか確認しながら掘ってくださいね。工程の手順は難しくありませんが力が必要ですので、男の方にお願いしたいですね。

生垣の支柱の固定の仕方

支柱の固定には、いぼ結びという特殊な結び方を使います。

上級者向きの結び方で少し難しいですが、日常の荷物の運搬などにも使えるので、覚えて使えるようになりたいですね。

結び方の詳しい方法は、動画などで紹介されています。

-いぼ結び参考動画‐

生垣を作る為の樹木

生垣を作る時、出来上がりのイメージは樹木の種類によってずいぶん違いますよね。

生垣を作るのに適しているのは、1年通して葉が落ちない常緑樹と言われています。

どの樹木を選ぶかで、洋風にも和風にもなって楽しみが増えますね。花が咲く種類のものは、季節の変化も実感できて、オススメです。

樹木の選択方法

樹木を選ぶ時、和風なお庭であれば、寒椿や、サザンカなどは、花も美しくお庭の色どりになりますし、洋風がお好みであれば、シルバープリペットやカロライナジャスミンなども優しい色と香りで、オススメです。

しかし、種類によっては毎年剪定をしないと、大きく広がってしまうのでお庭のサイズも考慮してながら選んでくださいね。

植木の間隔

生垣用の樹木は30-40cmの間隔を開けて植えるのが一般的ですが、目隠し目的なら密に植えたほうが良いですし、風通しがいいように、ゆったり植えることもあります。

枝張りが強い樹木は間隔を広めにとったほうが、成長したときに美しくなります。

生垣の剪定

生垣の剪定は、樹木の種類によっても異なりますが、常緑樹では、6月、10月の2回行うのが一般的です。

しかし、花が咲く樹木では、芽が出てくる時期は出来ませんので気を付けてください。

剪定は、業者に頼まなくても出来ますが、枝が伸び切ってしますと、形を整えるのが難しいので、面倒だからとほったらかしにせずに、定期的に剪定することが大切です。

生垣を作る為の土、肥料

庭の生垣を美しく健康に保つためには、土の質を上質なものにしておく必要があります。その為には肥料を適切な割合で混ぜると良いでしょう。

肥料には有機質肥料と、無機質肥料がありますが、有機質肥料は、効果が出るのに時間がかかり、無機質肥料は、効果は早いですが、時期や量を間違えると、樹木の根を傷めるというデメリットがあるのが特徴です。

通常、生垣を作る時は、木を植える前に有機質肥料を使って土質を改善させます。これを、元肥と呼びます。

木を植える時の植え穴は、だいたい鉢の3倍ほどの大きさまで掘って、元肥として肥料を投入します。

その後は、追肥として、時期にあわせて、庭木の生長に必要な養分を肥料で追加します。

また、寒肥と言って、根が活動しだす春にタイミング良く肥料が届くのを期待してし冬に肥料を与えることも多いです。

植える樹木によって、追肥の時期もかわりますので、購入する時にどの肥料が適切かを店員さんに確認してください。

生垣以外の方法でプライバシーを確保する

最近は、洋風な庭も多く、生垣も昔のようにしっかりしたものから、カジュアルに楽しめるものが増えています。

生垣以外にも、隣家と接する場所に、プランターの鉢植えを置いたり、目隠ししたい窓付近の庭に、背丈の高い木を1本植えるだけでも、ピンポイントの目隠しとなりプライバシーを確保できます。

目隠しに最適な樹木としては、シラカシや、チャボヒバなどがよく用いられますが、最近は、シマトネリコや、オリーブなども人気です。

植木やプランターの場合、生垣のように、定期的に刈り込みをしなくても、形が大きく崩れることがなく、手間がかからないのが魅力ですね。

まとめ

生垣をお庭に作るには、四ツ目垣の作り方を基本として、杭や、支柱などをしっかり固定すれば、業者さんに頼まなくても自分で作れることがわかりましたね。

また、樹木の選択によっては、個性的なお庭になりますし、剪定や肥料についても、思っていたほど難しくないことを知っていただけたと思います。

お庭を自分で作り上げていくって達成感もありますし、楽しいですよね?今回の記事が参考になれば嬉しいです。

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