子育てって食費や日用品、おもちゃなど、何かとお金がかかりますよね。それで夫婦二人の時と比べると、中々自分にお金が使えませんし。
楽をしようにも、出掛けるにも全てにお金がかかってしまいます。特に都会に住んでいると移動にもお金が掛かるし、ちょっとした遊び場に行っても出費が。
子どもが1人から2人に増えれば、なおさら。1人が家から巣立つまでに平均2000万円程かかるとも言われています。
将来のことを考えると膨大なお金が必要になるのに、毎月赤字で貯金が減っていくばかりだと不安になり、ついイライラしてしまいます。
私も二人の子供がいますが、例に違わずイライラしまくっていました。
まずこどもって無邪気ですから、平気で「○○欲しい!」「○○に行きたい!」「○○買って!」とおねだりしてきます。
子どもの希望は全て叶えてあげたいなーと思うのが親心ですが、それがお金のことが理由で「ごめんね。。」となると、最初は悲しくもあったんですが
そのうち自分がもっと稼げていれば!とか不甲斐なく感じるようになりましたし、でも子育て中で思うように働けないジレンマもあって、段々とイライラしてくるようになりました。
「お金がないんだから仕方ないでしょう!」「我慢してね!」「何でも欲しい欲しい言わないの!」と、怒鳴ってしまうこともありました。
そんな最中に、何も気にせず好きなものを買ってきたり、友達や同僚と出掛けたりしている夫を見てさらにイライラ。
ただでさえ、子どもにお金がかかるのに、金食い虫がもう一人、、、
「私はこんなに頑張っているのに」
あぁでも、このままでは夫婦関係の親子関係もダメになってしまうと感じたので、私は家計簿をつけて、収入と消費をしっかり把握した上で、夫と共有することにしました。
この家計簿のお陰で、お金の使い方や夫婦間の目標がしっかりしたので、お金も溜まるようになり、イライラも少なくなりましたよ。
この記事では、その家計簿の付け方と、その他子育て中のお金のなさでイライラしないために、私が実践したことをまとめました。
ぜひ参考にしてくださいね。
子育て中お金がなくてイライラするのを防いだ家計簿とは
家計簿を毎月共有しておけば、金銭的感覚をパートナーと一緒にすることができます。
我が家は、家計簿の中に
- 固定費
- 食費
- 日用品
- 娯楽
- パートナー使用分
の5つに分けて、視覚的に本人が使った分が全体の何割を占めているのかを把握してもらうようにしています。
お小遣い制ではなく本人が自由に使えるようにしているのは、ストレスなく自分の必要な物を買ってほしいのと、自主的に家計のことを考えてほしいからです。
今までは夫の使用分は特に伝えていなかったのですが、やはり子供の教育費などを貯蓄しておかなくては…!と焦る私と
接待接待で出払ってお金を使ってくる夫との間に、金銭感覚や将来のことの考え方に溝があったので、割合で分かるようにしました。
その結果なのですが、夫も自分が案外家計を圧迫しているんだなということに気付いてもらえましたし、将来的にお金が不足しているということを、しっかり把握してくれるようになりました。
いきなり出費が減るということはありませんでしたが、それでも「今日の飲み会は1次会で切り上げてきたよ」とか、なんとなくですが、趣味の洋服を購入する頻度が減ったりと
あ、考え方がちょっとずつ変わったな!と思うことが増えてきました。
私は節約をする上で、パートナーとよく話すということは、とても大事なことだなと思っています。
家計の管理は妻がする、という考え方もまだまだありますが、やはり自分一人では家計のやりくりも限界がありますし、
夫が同じ問題意識を持ってくれているというだけで、こちらも随分気持ちが楽になります。
なので、子育て中にお金のことでイライラしている方は、ぜひ旦那さんと家計簿の共有をしてみてほしいと思います。
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子育て中お金がなくてイライラした時に実践したおすすめの節約術5選
また、家計簿の共有の他にも日々の生活の中で、ちょっとした節約をすることで、これまた随分楽になりました。
ありがちなことも多いのですが、チリツモでこれが案外良かったんですよ。ここでは、その節約術を5つ紹介しますね。
①外遊びをたくさんする
スーパーや商業施設も楽しいかもしれませんが、入場料や外食費用、そして「お菓子」といった誘惑など、お金がかかるものがたくさんあります。
子どもとの遊びで一番お金がかからず、子どもの発達にもいい遊びが「外遊び」です。
家の中でずっと遊んでいると、いつも同じおもちゃで飽きてしまったり、息が詰まったりしてしまいますよね。
けれど、少し外に出るだけで子どもにとって「刺激」となるものがたくさんあります。
散歩をしてみると、道端に生えている草や小さな虫たち。
大人になると見えていなかったものを子どもが見せてくれるので、あなたもきっと楽しむことができると思いますよ。
私も散歩だけでなく、公園や川遊びなどお金のかからない「自然と触れ合う遊び」をたくさん子どもとしています。
子育てでイライラしてしまう気持ちをスッキリさせてくれると思いますよ!
②おもちゃは手作りする
子どものおもちゃと聞くと、お人形やブロックなどお金を払って手に入るものを思い浮かべますが、実は子どもにとっては身近なものがおもちゃになります。
例えば、いつも捨ててしまうような「トイレットペーパーの芯」や「ペットボトル」。
トイレットペーパーの芯を繋げて壁に貼り、ビー玉を転がすだけで子どもは大喜びです。
さらに。2つのペットボトルを用意し、中にビーズやあずきなどを入れて飲み口を閉じれば、マラカスの完成です。
廃材にちょっとした工夫をするだけで、子どもにとっては楽しい「おもちゃ」になりますよ!
ぜひ簡単なものから、作ってみてくださいね。
③外食は控えて、自炊
「ご飯を作るのがきつい」「楽をしたい」「よし今日は外食をしよう!」「お弁当を買おう!」
分かります。
私もついつい子育てのストレスでイライラが募り、外食をすることはあります。
けれど、やっぱり自炊よりも外食やテイクアウトの方がお金がかかるんです。
我が家では、外食をする回数を決めています。
月に2回が平均です。
かといって、我慢しすぎ頑張りすぎもストレスになりますので、臨機応変に変えていますが、「節約」を意識し始めてからは、自炊を頑張っています。
かといって、張り切って豪華な食事は作っていません。
きつい日は、ご飯と味噌汁です(笑)
子どもは、偏食が多い子ですが、納豆が好きなので、ご飯と納豆だけになってしまう日も何日か。
ご飯と具沢山の味噌汁だけでも大丈夫と思えると、外食をしたいという気持ちを1度踏みとどまらせてくれますよ。
④おさがりや中古品を活用
1人目の子どもだと、全部新しいものを揃えたくなりますよね。
けれど、それ全部揃えるといくらかかりますか?
まず、買う前に考えてみましょう!
本当にそれ、必要?と自分に問いかけてみてください。
「子どもは2人作る予定だから、新しいもので大丈夫。」
私もそう思って、娘を産んだ時色々と買い揃えました。
けれど、人の考え方は変わるものでして。
私は娘を産んでから、子育ての大変さや金銭的な難しさ、そして自身が産後うつを経験したこともあり、子どもは2人つくらず、一人っ子にしようとパートナーと話し合いました。
今思うと、全てが新品でなくてよかったなと思っています。
娘は今3歳で、今後車のジュニアシートや机などが必要になりますが、中古品を検討しようと思っています。
今の時代、リサイクルショップもありますし、個人が中古品を売り買いできるネットショップ「メルカリ」という便利なツールがあります。
また、「ジモティー」というサービスでは近くの人が、0円から数百円のという値段設定で中古品を掲示板に出しています。
よく見れば、ちょっとした傷や擦れはあるものの十分に使えるものもあるので、検討してみるのもいいかなと思います。
⑤不用品販売をする
先ほどもご提案した、リサイクルショップや「メルカリ」などのサービスで不用品を販売することで多少の収入を得ることができます。
おすすめは、リサイクルショップよりも「メルカリ」や「ラクマ」のサービスです。
リサイクルショップは高くは買い取ってくれませんし手数料を取られます。
それに比べ「メルカリ」「ラクマ」などは、自分で値段を設定できる上に手数料も安いです。
少しコツはいるものの、今後習得しておいていいスキルかなと思います。
子ども用品は特に、子どもが成長するといらなくなるものが多いです。
まだ使えるものを捨ててしまうより、必要としている人に買ってもらった方が、売る私たちも買ってくれる人たちも、お互いハッピーですよね!
少し腰が重いかもしれませんが、一度やってみてコツが掴めれば、ちょっとした収入になりますのでおすすめですよ!
お金がないときは、支出を減らすのはもちろんですが、少しでも収入を得る方法を検討するのも一つの手です。
子育て中のお金にまつわるイライラ解消法まとめ
私が実践している家計簿術と節約術を5つご紹介しました。
どれも、節約としては微々たるものかもしれませんが、日々の積み重ねが大事だと思っています。
一日、300円でも節約できたら、1ヶ月で約9000円、1年で約11万円も節約できることになります。
子育ては、人を一人育てることなので、夫婦2人の時よりお金がかかるのは当たり前。
ですが、ちょっとした工夫をしていけば、必要最低限に抑えることができますよ!
少しでも貯蓄ができるようになり、あなたがお金のことでイライラすることが少しでも減ってくれればなと思います。
よかったら試してみてくださいね!