ピスタチオは美味しいですが、ピスタチオなどのナッツ類って食べ過ぎるとニキビができると聞いたことはありませんか?
もし本当にそうだったらいやですよね。
そこで調べてみると、ピスタチオは食べすぎてもそれほどニキビの原因にならず、むしろニキビを予防する手助けをしてくれることが分かりました。
ですが、「ピスタチオは美容に良いから。」と適当なピスタチオを選んでしまうと、ニキビの原因になることもあるんです。
また、ピスタチオの食べすぎは太る原因になることもあります。
ここでは、ピスタチオを食べてニキビができてしまう原因や、食べ過ぎると太る原因、またピスタチオの最適な摂取量をまとめました。
ピスタチオを食べすぎるとニキビができるって本当?
「ナッツ類には油分がたくさん含まれているから、食べ過ぎるとニキビができるよ。」と昔母から言われたことがあり、ピスタチオは肌に良くないとずっと思ってきました。
ですが、これは間違いだったんです。
ピスタチオの食べすぎが、直接ニキビの原因になるということはないんですよ。
では、どうして、ピスタチオはニキビの原因のように思われているのでしょうか?
それは、ピスタチオの味付けに理由があります。
市販されているピスタチオの中には、風味や味を良くするために、油分や塩分がたくさん使われているものがあります。
確かに、味付けされたピスタチオは美味しく、だからこそメーカーも味付けをします。
ですが、そういったピスタチオを食べすぎると、バターなどの油分や塩、砂糖などを大量に体に入れてしまうということです。
また、油分がたくさん使われたピスタチオは、酸化しやすくもなっています。
酸化した油は体にとても悪いんです。
油が酸化してしまうと、体や肌を衰えさせる原因となります。
さらに、塩分をたくさん摂ると、内臓の負担にもなります。
これらのことが、ニキビができる原因になるのです。
ですので、バターや塩、砂糖などの味付けがされていないピスタチオを食べすぎたからといって、ニキビの原因にはなりません。
むしろ、ピスタチオに含まれる脂質は「不飽和脂肪酸」といって、とても良質な脂質です。
この不飽和脂肪酸は、乾燥しがちな肌にうるおいを与える働きをしてくれます。
また、含まれるβカロテンが、肌のトラブルを解消したり、予防する働きをしてくれます。
つまり、不飽和脂肪酸やβカロテンは、ニキビを引き起こす原因を予防してくれるということなんです。
ピスタチオは美味しい上に、ニキビ予防もできるなんて嬉しいですよね。
味付けされていない、素焼きのピスタチオは積極的に食べたいものです。
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ピスタチオは太る!?最適な摂取量は?
先ほど、ニキビ予防のために、素焼きのピスタチオを積極的に食べたいと言いました。
とはいえ、食べすぎは別の原因を引き起こすことがあります。
それは、太るということ。
ピスタチオは、実はカロリーの高い食べ物なんです。
一日の摂取量は30粒程度が最適ですよ。
ピスタチオ1粒(約0.5g)に含まれるカロリーは約3㎉と言われています。
例えば、一袋100g入りのピスタチオを全部食べると、カロリーは600㎉以上になります。
白米のカロリーが100gで約170㎉なので、比べると、どれだけピスタチオのカロリーが高いかが分かりますよね。
相当な量なので一度に100gのピスタチオを食べることはないとはいえ、殻をむいたピスタチオはとても小さく、しかも美味しいのでついパクパク食べてしまいがちです。
ですので、食べる時は、食べすぎないように、小皿などに食べる分だけを移してから食べるのがおすすめです。
なお、最適な摂取量は一日30粒程度だとお伝えしましたが、これは殻付きのピスタチオで片方の手のひら一杯分ほどです。
カロリーで言うと約100㎉です。
おやつやおつまみとして食べるのにちょうど良いくらいの量だと思います。
おやつにしては少し量が物足りない、ということなら、ドライフルーツと一緒に食べてカサ増しするのもいいですよ。
ピスタチオでニキビはできるのか?まとめ
今回は、ピスタチオを食べてニキビができてしまう原因や、食べ過ぎると太る原因、またピスタチオの最適な摂取量をまとめました。
ピスタチオを食べてニキビができてしまうのは、風味や味を良くするために使われた、油分や塩分が原因だということ。
また、ピスタチオはカロリーが高い食べ物のため、食べすぎると太ってしまうということ。
そのため、一日の最適摂取量は30粒程度、ということが分かりました。
ピスタチオって本当に美味しいですよね。
素焼きももちろん美味しいですし、アイスクリームやジェラートのフレーバーやトッピングとしても最高です。
栄養価も高いですし、さすが「ナッツの女王」と言われるだけあります。
ですが、だからといって食べすぎは厳禁です。
適量を心がけ、高い健康効果や美容効果を得てみてくださいね。
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