Tasso

あなたの暮らしを今よりちょっぴりハッピーに*当サイトはプロモーションを含みます

料理・食材

ピスタチオの食べ過ぎで死亡!?紫のカビが生えたものは要注意!

更新日:

ピスタチオって美味しいのでついつい食べ過ぎてしまいます。

ですが、食べ過ぎが原因で死んでしまった人がいるという噂を聞いたことはありませんか?

もし本当だとしたら怖い話ですよね。

調べてみると、ピスタチオの食べ過ぎで死亡した人がいるというのはただの噂でしたが、2点分かったことがあります。

1点目は、死亡したのはナッツを食べた七面鳥で、その原因は紫のカビだったそうです。

そのカビは人にとっても有害で、注意をしなければいけないということです。

2点目は、人がピスタチオなどのナッツ類を食べ過ぎても死ぬことはありません。

むしろ、ナッツを食べることで、男女ともに全体の死亡率が下がるということです。

ここでは、ピスタチオの食べ過ぎで死亡した噂について詳しくお伝えするとともに、ピスタチオなどのナッツ類に生える紫のカビについてもご紹介します。



ピスタチオの食べ過ぎで死亡は嘘?

ピスタチオの食べ過ぎで死亡した人がいるというのはただの噂です。

噂は、1960年にイギリスで起きた事件が原因のようです。

その事件は、イングランド地方で、春から夏にかけて10万羽以上の七面鳥が肝臓がんで死んだというものでした。

当時はこの事件の原因が分からず、「七面鳥X病」と言っていましたが、研究を重ねることで、原因がブラジル産ピーナッツをエサに混ぜていたからだということが分かりました。

そのピーナッツにカビが生えていて、カビが原因で七面鳥が肝臓がんになり死んでしまったのです。

この事件から、「ナッツ類を食べると死ぬことがある。」という話ができ、「ピスタチオの食べ過ぎで死亡する。」という噂に変わっていったと言われています。

ですので、ピスタチオを食べ過ぎても死ぬことはありませんので安心してください。

むしろ、人の場合はピスタチオなどのナッツを食べれば食べるほど、死亡率が下がるという結果が出ているんですよ。

それは、2013年にアメリカで行われた、死亡率とナッツ摂取量との関係性を調べる調査で分かりました。

この調査は76,000を超える女性のサンプルと、42,000を超える男性のサンプルを検査対象としたもの。

ピスタチオ・アーモンド・カシューナッツなどのナッツ類を摂取すると、男女ともに全体の死亡率が反比例したということです。

特に、がん・心臓病・呼吸器系疾患による死亡率が目立って反比例したそうです。

さらに、その調査では、特にピスタチオをたくさん食べると、血糖値が健康的なレベルになるということも分かったんです。

ですので、ピスタチオの食べ過ぎで死亡するというのはただの噂だということが分かりますよね。

もちろん、食べるといっても限度はありますが、ピスタチオをたくさん食べることは健康に

も長寿にも良いということですね。

ピスタチオなどナッツ類に生える紫のカビに要注意

ピスタチオなどのナッツ類は、不飽和脂肪酸や良質なたんぱく質、ビタミン類などが豊富に含まれているため体にとても良いです。

ですが、カビには注意しなければいけません。

特に、先ほど紹介した、七面鳥が死んだ原因となったカビには要注意です。

そのカビは、「アフラトキシン」と呼ばれていて、ナッツなどの表面が紫色になるのが特徴です。

このアフラトキシンは非常に強力な発がん性物質で、アフラトキシンを大量に摂取してしまうと、肝障害を起こす危険性があるためとても怖いんです。

七面鳥も、肝障害を起こしたことで肝臓がんになってしまったのです。

ただ、どんなナッツ類にもアフラトキシンが生えるかというと、そうではありません。

普段わたしたちがよく口にする、おつまみとして食べるローストされたピスタチオなどのナッツは比較的安心です。

気を付けないといけないのは、生のナッツ。

乾燥させていない生のナッツの場合、その日のうちか次の日には食べないとカビが生えてしまいます。

カビが生えたといっても必ずしもアフラトキシンだということではありませんが、もし生のナッツを食べる機会があった時は、ぜひ早めに食べるようにしましょう。

そして、万が一表面が紫色になっていた場合は食べるのを絶対にやめましょう。

海外でナッツを食べるときは要注意

また、海外でピスタチオなどのナッツを口にするのも注意が必要です。

昔、イラン産ピスタチオから高濃度のアフラトキシンが検出されたという報道がありました。

日本は輸入時に厳重な検査を義務づけているため、国内にアフラトキシンのついたナッツ類が出回ることはありませんが、海外で食べるものについては分からないというのが正直なところです。

アフラトキシンを少々口にしたからといってすぐに肝障害を起こすことはありませんが、積もり積もると体に悪影響が出る可能性があります。

海外では、表面が紫色になっているナッツは絶対に避け、食べ過ぎにも注意するようにした方が無難です。

ピスタチオの食べ過ぎで死亡はデマだった

今回は、ピスタチオの食べ過ぎで死亡した噂や、ピスタチオなどのナッツ類に生える紫のカビについて詳しくご紹介しました。

ピスタチオやナッツ類は体に非常に良い栄養素が含まれていて、長寿の食べ物だということが分かりました。

健康のためにも、日常生活に積極的に取り入れたいですよね。

ですが、カビの生えやすいものでもあります。

ナッツ類は信用できるお店で買ったものを食べるのがよさそうですね。

-料理・食材