自宅で黒豆を煮ようと思っても、お店のように黒くならないですよね。
私ネットの情報を頼って「錆びた釘」を用意して何度がトライしていますが、どうしても赤味の強い黒豆になってしまっていました。
いただいた大量の黒豆、お正月くらい感動的な漆黒の黒豆を煮てみたい!
ということで、色々とリサーチしたところ「還元鉄」または「鉄たまご」というものを使用すれば、真っ黒な黒豆を煮ることができることがわかりました。
この記事では、鉄玉と還元鉄でどちらが真っ黒な艶のある黒豆を煮ることができるのか?また、美味しい黒豆を作る方法をまとめました。
黒豆が黒くならない時は還元鉄か鉄玉を使う
黒豆が黒くならない時には「錆びたくぎ」を用意するようにと書いてあるサイトがたくさんあります。
ですが最近はステンレス製の釘も増えてきましたし、なかなか錆びたくぎってすぐに用意できませんよね。
そんな時は「鉄玉子」という商品に同じ効果があるので便利です。色々と種類がありますが、以下の商品が一番安価で良い口コミも多いです。
だいたいこれくらいの黒さにはなりますよ↓
鉄たまごを入れて作った黒豆。
— みーたん (@peko_pon19) January 3, 2021
ツヤツヤやん💕💕💕 pic.twitter.com/V4yYN3udra
ですが、これでもお店のように黒くはなりません。お店のクォリティにしたい方や、プロ顔負けの黒豆を作りたい方は「還元鉄」という鉄の粉を使用するといいです。
還元鉄を使用すると、まさに漆黒のような黒豆にすることができますよ↓
還元鉄購入し、さっそく黒豆煮たー!真っ黒! pic.twitter.com/zNjXpFCRLS
— こにお (@C0000Ny) January 22, 2021
これは料理屋さんがよく使っているもので、昔は薬局でも手に入りましたが今では通販でしか出回ってないことがほとんどです。
楽天だと4000円~しかなくかなり高価なので、Amazonで購入するのが最安値となっています。
送料を含めるとかなりのお値段なのですが、蓋をしっかり閉めておけば長期間保存ができますので、一本あればこの先何年も使用できると思います。
我が家はお正月くらい美味しそうな黒豆を食べたいなと思って購入しました。
鉄たまご&還元鉄を使って黒豆を綺麗な黒に煮る方法
真っ黒な黒豆を作る方法です。我が家ではいつもこの方法で真っ黒な黒豆を作っているので、試してみてくださいね。
材料
- 黒豆 400g
- 三温糖 400g
- 還元鉄 小さじ2(鉄たまごでも)
- 醤油 大さじ2
1,黒豆を水で戻す
水2L(黒豆の5倍程度)に還元鉄を入れて黒豆を戻します。黒豆の外の皮がふっくらしわがなくなるまで戻すのがポイントです。
鉄たまごの場合もこの時から入れておきましょう。
だいたい12~24時間かけてしっかり戻してくださいね。夏場は水が傷みやすいので冷蔵庫の中で戻してあげるといいでしょう。
なお、古い黒豆の場合は下記の記事を参考に、柔らかく煮れるかどうか確認してから水戻しするようにしてくださいね。
2,下ゆでする
水戻しした水をそのまま使って下ゆでしていきます。(鉄たまごも入れたまま)
沸騰するまでたまにかき回してあげて、沸騰したらクッキングシートに穴を空けたものを被せ、弱火にしてコトコト煮ていきます。
新豆の場合は2時間程度で下ゆでが終わりますが、数年前の豆でしたら3時間を目安にしてください。
鍋から豆を取り出して、中指と親指ではさんで潰れるくらいの固さが目安です。この時にしっかり柔らかくなっていないと、味付け後はそれ以上柔らかくならないので注意ですよ。
3,還元鉄を洗い流す
還元鉄を洗い流すために鍋の豆をそっとザルを重ねたボールに移します。
ボールに徐々に水を足しながら、還元鉄をザルの外に洗い流してあげてください。
鉄たまごはここで取り除いてくださいね。
急な温度変化があると、マメにしわが寄ってしまうので、少しずつ水を足すようにしてくださいね。
4,砂糖を加えて煮る
再び豆を鍋に移して水がひたひたになるくらい入れます。
沸騰させたら砂糖を4回に分けて入れ、そっと混ぜてあげてください。この時乱暴に混ぜると皮が破けてしまので注意です。
その後10分程度煮たところに醤油を入れてひと煮立ちさせた後、空気に触れないようにクッキングシートを被せておいてください。
粗熱が取れたら真っ黒な黒豆の完成です。