ヤマト糊とフエキ糊って、中身がそっくりで出したら見分けがつきませんよね。
何か違いがあるのか調べてみたら、ちょっぴりあったんです。
今回の記事では、そっくりな二つの糊の微妙な違いについて詳しくなれますよ。
ヤマト糊とフエキ糊の違い
入ってる容器も中身も値段もほとんど同じなヤマト糊とフエキ糊。
どうせ使うなら、ちょっとでも品質がいいもの使いたい!ということで調べたところ、
- 原材料
- 会社
- 販売地域
の3点の違いがみつかりました。
この中で特に皆さん気になるのが原材料だと思います。
私はてっきり米だと思ってたんですが、違いました。
ヤマト糊とフエキ糊の原材料
ふたつとも同じ「でんぷん糊」なんですが、実は使っているでんぷんの原料が違います。
ヤマト糊はタピオカ
フエキ糊はとうもろこし
なんですよ。トウモロコシも意外ですが、タピオカってめちゃくちゃダークホースですよね。
しかもタピオカになるまでの変遷っていうのが結構面白いんです。
もともと米を使っていたんですが、戦時中に米や馬鈴薯、トウモロコシなどの食料となるでんぷんが全て使用NGとなり、球根などから抽出して作った時期もあるみたいです。
そこから小麦に変更したんですが、子供が口に入れた際のアレルギーが心配との声があり、現在のタピオカに至っているそうです。
紆余曲折あったんですねー。
フエキ糊はフエキ糊で、こどもに安心して使ってほしいとの想いから、ホルマリン不使用の糊を開発。
この開発期間が17年掛かったそうですから、超情熱的です。
両社同じような見た目ですが、原料とか成分とか、こだわりが強い。
会社と販売地域の違い
ヤマト糊はヤマト株式会社で作られていて、本社が東京なので販売地域は東日本が多い。
フエキ糊は不易糊工業株式会社で作られ、本社が大阪なので販売地域は西日本に多いです。
これは聞いた話なので、実際に確認したわけではないんですが、私の出身地の文房具コーナーを考えると、まあ確かにそうかもなって感じです。
ちなみに私は神奈川県出身だったんですが、ほぼヤマト糊一択でした。
ヤマト糊とフエキ糊の違いまとめ
二つの糊は価格もほとんど一緒ですが、原材料や成分、会社の所在地の違いによる販売地域の勢力図っていうのが違うことがわかりましたね。
ここまで調べて、子育て中の私はフエキ糊使ってみたいな、という印象。
両方とも安心安全とは言っていますが、安全な糊の開発に17年費やしたという社長の話が熱い。
でも東日本に住んでいるので、通販で探さないとないかなー^^
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