遊び食べをする3歳の我が子にイライラしてしまうことってありますよね。
遊び食べは、年齢で言うと2歳から3歳頃までする子どもが多いですが、中には4歳でもするという子どももいます。
「4歳まで続くこともあるの!?」とぞっとしたかもしれませんが、まずは今できることをやってみましょう。
遊び食べの対処法は色々とありますが、まずは、お子さんが本当に空腹なのかを考えて、もし空腹でなければ食事のタイミングでお腹が空くように工夫をすることです。
また、食事の時間が長すぎないかも考えてみてください。
ダラダラと30分以上食べている場合は、思い切って早めに切り上げてみましょう。
ここでは、遊び食べはいつまで続くのか、また、遊び食べをしてしまうときの対処法を詳しくご紹介します。
食事のたびに注意したくない!遊び食べはいつまで我慢したらいいの?
遊び食べとは、食べ物を食べずにお箸やスプーンで遊んだり、食事の途中で椅子からおりて遊んだりと、その名の通り遊びながら食べることです。
遊び食べは、手足が活発に動くようになる1歳前後から始まります。
赤ちゃんの頃は、まだ食べ物とおもちゃの区別がついていないんだな、とか、食べ物の触感が気になったのかな、と大らかに構えていられると思います。
しかし、お子さんが成長してくると、「もう3歳なんだからいい加減にしてほしい…。」と思っていることでしょう。
でも、安心してください。大体の子どもは2歳から3歳で遊び食べは卒業します。
ですが、中には4歳になってもする子どももいるのも事実。
今のうちにやれることをやってみて、できるだけ早く遊び食べを卒業できるようにしましょう。
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遊び食べをしてしまうときの対処方法を伝授!
ここでは、遊び食べをしてしまうときの対処方法をいくつかご紹介します。
まずは、食事やおやつの時間を見直してみましょう。
お子さんは、お腹が空いていないから食べたくないだけなのかもしれません。
食事と食事の時間の間隔はちょうどいいですか?
ごはんの直前までおやつは食べていませんか?
もう一度見直してみて、「お腹が空いたからごはんが食べたい!」という状況を作りましょう。
例えばわたしの場合は、18時から夜ごはんを食べたかったので、おやつは15時から15時半の間にしか食べないと決めていました。
おやつと夜ごはんの間にはめいっぱい体を動かして遊んでいたので、18時にはお腹がぺこぺこの状態です。
遊び食べをする暇もなく、がつがつ食べてくれましたよ。
また、食事中にお腹がいっぱいになっていないかも考えてみましょう。
もしかしたら、いつもお皿に入れる食事の量が多いのかもしれません。
大人でも、お腹がもういっぱいなのに、「全部残さず食べて!」と言われると苦痛でしかないですよね。
食事の量は、最低これだけは食べてほしい、という量にしましょう。
もし足りなければおかわりすればいいのですからね。
「おかわり!」と言われるとあなたも嬉しいと思いますよ。
そして、お皿をピカピカにしたらほめてあげることをお忘れなく。
お子さんの自信にもつながり、自ら完食したがると思います。
次に、食事の時間が長すぎないかも見直してみましょう。
もし食事に30分以上の時間がかかっているのであれば、それは長すぎます。
小学校の給食の時間でも、実際に食べている時間は20分くらいです。
ダラダラと食べてしまっている場合は、思い切って食事を切り上げてみましょう。
そうすることで、お子さんも、「食事中に遊んでいると時間がなくなって食べられない。さっさと食べないといけないんだな。」というのが徐々に分かってきますよ。
その他の対処方としては、食卓のお子さんの座る位置を変えてみるのもひとつです。
お子さんの座る位置を、リビングなどのおもちゃが見えないところに変えるのです。
そうすることで、食事中に気が散らないようになって、食事に集中してくれることもありますよ。
色々と遊び食べの対処方を紹介しましたが、それでも直らないという場合は、以下の方法を試してみるものいいでしょう。
これはわたしの友人が実際にやっていた方法なのですが、「週に1日だけは食事中に遊んでもいい」と決めるのです。
例えば、毎週金曜日の夜ごはんだけは、テレビを観ながら食べていいし、リビングで食べてもいい。
そして、栄養のバランスも特に考えず、献立は子どものリクエストにする。
子どもが好きなことをしながら、好きなものを食べるのです。
そしてそれに親も付き合って、これはダメあれはダメとうるさく口出しもせず、一緒に楽しく過ごすのです。
その代わり、金曜日以外は遊ばずに食べようね、ときちんと約束させます。
3歳であればルールを充分理解できると思います。
結果、子どもは金曜日が楽しみだから、他の日には遊び食べもせずにしっかりと食べてくれるようになるということです。
また、これは親にもメリットがあるとその友人は言います。
いつもは食事中に色々と注意をしないといけないけれど、金曜日には何も言わなくてすむのでストレスが減ったというのです。
まさに逆転の発想ですが、とてもユニークな対処方で興味深いです。
まとめ
食事は身体のために栄養をとるという目的もありますが、人とコミュニケーションをとるという目的の、楽しいことでもあります。
遊び食べは、お子さんは本当に遊ぶのが楽しくてやっているわけではありません。
お子さんが食事の本当の楽しさを知り、お子さんもあなたも笑顔で食事ができるように祈っています。
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