ドライフラワーは、麻の紐などで結わって、1〜2週間吊るしておけば、
簡単にできる、おしゃれなインテリアです。
けれど、その方法だと、お花や葉っぱのきれいな色が、少し色あせてしまいます。
そこで使用するのが、シリカゲルです。
色鮮やかで、カラフルなお花を色とキープすることができます。
この記事ではドライフラワーを作る時に必要なシリカゲルの量をまとめました。
Contents
ドライフラワーを作るときに必要なシリカゲルの量は?
シリカゲルの必要な量は、そのタイプによって少し違いますが、粒タイプの場合は、密閉できる容器の底に、3cmくらい敷きつめられる程度のシリカゲルが必要です。
粉末タイプのシリカゲルを使用する場合は、密閉容器たっぷりにシリカゲルを入れます。
使う予定の容器と、お花の量を確認してみましょう。
粉末のシリカゲルならば、その中にお花を埋めるようにします。
粒のシリカゲルの場合は、その上に置いておくだけで大丈夫です。
どちらの種類でも、お花は下向きにしましょう。
粉末タイプが特におすすめなのは、バラなどの、花びらが立体的になっているものです。
花びらの隙間にもシリカゲルが入るので、しっかりと乾燥することができます。
ガーベラやひまわりなど、花びらが平らになっているお花には、粒タイプがおすすめです。
シリカゲルとお花をセットしたら、1〜2週間ほどそのままにすると、色も形も、きれいなドライフラワーができあがりますよ。
ドライフラワーのシリカゲルはダイソーで入手可能!どの商品が使える?
シリカゲルは、ホームセンターやドラッグストアなどで販売されていますが、100円均一のダイソーでも、取り扱いがあります。
ダイソーのシリカゲルで、ドライフラワーを作るときにおすすめなのは、2つです。
まずは、その名前の通りの商品になります。
ドライフラワー専用シリカゲル
細かい粒タイプのシリカゲルで、立体的なお花に使いたいタイプです。
ただこちらは量が少なく、取り扱い店舗も多くないため、入手しにくいかもしれません。
なので、ダイソーでシリカゲルを買うならば、次がおすすめです。
食品用乾燥剤 シリカゲル除湿剤
食品を乾燥保存する用の商品なので、キッチンコーナーや食品コーナー近くにあることが多いです。
このシリカゲルはビーズ状の粒タイプで、個包装されています。
ドライフラワーに使うときは、その個包装から取り出して、まとめて利用しますが、なんとこの商品は、再利用することが可能です。
湿気を吸収させたあと、電子レンジで加熱することにより、また使うことができるのです。
だいたい10回程度が目安となっていますが、とてもお得ですよね。
ドライフラワーをシリカゲル&レンジで簡単に作る方法
普通の作り方では、1〜2週間ほど乾燥する時間が必要なドライフラワーですが、シリカゲルと電子レンジの合わせ技で、あっという間に作る方法があります。
作り方の途中までは、通常のドライフラワーと同じやり方で大丈夫です。
念のために、そちらもあわせてご紹介します。
今回は電子レンジを使用するので、密閉容器はレンジ対応のタッパーです。
ドライフラワーの作り方・下準備
ドライフラワーにしたいお花を、茎1cm程度残して切り落とします。
タッパーに、シリカゲルを3cmくらい敷きつめます。
そのシリカゲルの上に、お花を茎から差し込むようにして、並べていきます。
さらにそのお花の上から、シリカゲルをやさしくゆっくりとかけます。
花びらの隙間にもシリカゲルが行きわたるようにしたいので、お花の種類によって、シリカゲルのタイプは使い分けるのがおすすめです。
通常ですと、このまま蓋をして、1〜2週間ほど、陽のあたらない場所で放置しますが、ここからが電子レンジを使うパートになります。
ドライフラワーの作り方・電子レンジ使用
お花がシリカゲルで隠れたら、容器に蓋はしないで、電子レンジに入れます。
500Wの出力で、だいたい50秒〜1分半ほど加熱します。
電子レンジは機種によってパワーも変わりますし、お花の種類や量などによっても変わるので、様子を見ながら加熱してみてください。
温めおわったら取り出しますが、とても熱くなっているので、やけどには注意です。
シリカゲルを他の容器に移しながら、お花を取り出していきます。
温めたままのシリカゲルにお花を放置しておくと、お花が焦げることがあるので、やけどには気をつけながら、取り出してください。
お花に残ったシリカゲルをそっと振り落としたら、ドライフラワーの完成です。
通常のやり方であれば、1〜2週間ほどの時間が必要なドライフラワーですが、電子レンジを使うと、あっという間にできてしまいます。
ただ、温めすぎてお花が焦げてしまったり、きれいにできない場合もあるのです。
大切なお花や、失敗したくないお花の場合は、電子レンジを使うよりも、密閉容器で1〜2週間放置するやり方のほうがおすすめです。
お花の種類や量などによって、ドライフラワーの作り方を変えてみるのもいいですね。