みかんの木に肥料をやった方がいいことは知っていても、実際問題、いつやるのか、量は?場所は?種類は?どんどん疑問点が出てきますよね。
甘くて美味しいみかんを実らせるには肥料は欠かせない要素ですが、適切な方法でやらないと効果は半減どころか、木にダメージを与えてしまいます。
この記事では、みかんに肥料をやるときのポイントと、おすすめの肥料を口コミからまとめてみましたので、ぜひ参考にしてください。
みかんの木の肥料のやり方
みかんの木に肥料をあげるときのポイントはいろいろあるんですが、まずは時期から説明していきますね。
鉢植えか、庭に直接植えるの場合とで回数と時期が変わってくるので、要チェックです。
まず庭植えの場合ですが、
- 3月
- 6月
- 10月
の年に三回。
鉢植えみかんの場合は、肥料が水に溶け出てしまうので
- 3月
- 6月
- 9月
- 11月
の4回になります。
次に、それぞれの時期にどんな肥料を与えたらいいのかが気になりますよね。順番にみていきましょう。
3月
みかんの実を収穫したあとに、木の疲れを癒すために与えます。新芽や花の数に影響してくるので、この時期はたっぷりめに肥料をあげてくださいね。
鉢植えで植え替えする場合
2~3月に植え替えをする場合は、追肥ではなくて土に肥料を混ぜ込んでしまいましょう。(これを元肥といいます)
この時使用する肥料は「有機肥料」がおすすめですよ。理由は後の項で書きますね。
6月
みかんの花が開いた直後に与える肥料です。このタイミングで追肥することによって、実の成長を助けることができます。
あまり与えすぎると実が落ちる原因にもなるので、少なめに与えることがポイントです。
10月
暑い夏の疲れをとってあげましょう。このタイミングで肥料を与えることによって、実をさらに美味しくすることができますよ。
鉢植えの場合は、水やりのたびに肥料が流れ出てしまうので、9月と11月の2回に分けて肥料を与えます。
みかんの木に与える肥料の種類
みかんに限らずですが、植物を育てる場合は化学肥料と有機肥料を上手に使い分けると元気に育ちます。
化学肥料は即効性があるし、与える量が初心者でもわかりやすいんですが、 化学肥料ばかり与えていると土の中の微生物が減ってしまって、みかんの木が元気に育ちません。
有機肥料は混ぜ込んだ土は使用できるようになるまでに時間がかかりるし、量の微調整が難しいです。
ですが、土の中の微生物の種類が増えて環境の変化に強い元気な土になるというメリットが大きいです。
基本は有機肥料を与えて、木に元気がないと思ったら即効性の化学肥料を使うというのがベストじゃないかと思います。
みかんの木におすすめの肥料
有機肥料
有機肥料は油粕や草木灰などいろいろな種類があります。この中で、追肥にも元肥にも利用ができて、栄養のバランスが優れているものは「ボカシ肥」です。
数種類の有機物をブレンドしてあるのでミネラルも豊富に含まれています。土の中の微生物も元気になってくれますよ。
元肥の場合は土に混ぜ込んで。追肥の場合はみかんの木の周囲に数か所10センチくらいの穴を掘って埋めて使いましょう。
有機肥料は根元にまいてしまうと、浸透圧の関係で元気がなくなってしまうので注意してくださいね。
化学肥料
ミネラル・ビタミン・アミノ酸が全部で35種類も含まれている液肥です。即効性があるので、みかんの元気がない時に使ってあげるといいと思います。
この他にもみかん専用の肥料で、高評価の口コミが多かった肥料があります。こちらは有機肥料としても化学肥料としても使えるハイブリット型の肥料で、即効性と持続性の両方を兼ね備えています。
まとめ
みかんは常緑樹で果実もたくさんなるため、肥料切れに注意をしなければいけない果物です。
即効性があって使用が簡単なのは化学肥料ですが、有機肥料も上手に取り入れて元気な土でみかんを育ててくれればなあと思います。
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