生わかめを茹でても色が緑にならない場合は、実は傷んでしまっている可能性大です。
新鮮な生わかめであれば、通常しっかりと緑色に変わるんですよね。部分的に傷んできている場合は、その場所だけまだらな茶色のままになったりします。
生わかめはとても傷みやすい食材でもありますから、色の変化やネバネバ&ドロドロのぬめりに関してしっかりと知っておいた方がいいですよ。
この記事ではわかめが食べられる状態かの判断方法と、長持ちさせる方法をまとめましたので、参考にしてくださいね。
生わかめが茹でても茶色のまま!湯通ししても緑にならないのは傷んでる?
生わかめが茹でても緑色にならない場合は、傷んでしまった可能性が高いです。
生わかめは本来、湯通しすれば一瞬で明るい緑色に変わります。
傷んでいる場合は、まだらに茶色のままだったり、そもそも色が変わらなかったりするんです。
春から初夏にかけて旬をむかえる生わかめは、実は傷むのが早いんですよね。
冷蔵庫に保存していても、だいたい3日くらいで傷んでしまうので出来るだけ新鮮なうちに調理するようにしてください。
傷んでいるかどうかは色だけでなく、においでも確認することができますよ。
生わかめは傷んでしまっていたら、生臭いにおいがします。
わかめの磯臭さとは、また違ったにおいなので、それで判断することができます。
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わかめにネバネバ&ドロドロしたぬめりがある時は食べない方がいいの?
わかめは、とても足のはやい食材です。
冷蔵庫に入れて置いても、手で触ってみてネバネバしたり、ドロドロとぬめっている場合には、食べない方がいいでしょう。
手で触った時の感触ですぐにわかりますよ。
新鮮な生わかめは手で触ってもぬめりがありませんので。
そのまま調理しても舌触りも溶かした海苔のようで美味しくないので処分した方が無難です。
ぬめりの他に、溶けていたりどろどろと黒っぽくなっているのも、傷んでいる状態です。
また、磯臭さとは違った生臭さや、味がおかしいときも、腐り始めている証拠です。
ネバネバや糸を引くようなぬめり・黒っぽくなっているのでなければ見栄えはあまりよくないですが食べることができますよ。
→茹でても緑にならない場合は、ネバネバ&ドロドロしてないか?臭いはないか?の2点を確認する。
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生わかめは茹ですぎ&さらしすぎもNG
それでも食べても大丈夫なぬめりがあるので注意してください。
それは、生わかめを
- 水にさらしすぎた場合
- 茹ですぎた場合
です。
乾燥わかめは対して気にしなくていいのですが、生わかめの場合は茹ですぎ&水にさらしすぎに注意してください。
わかめは真水に長い時間浸けていると、溶けてる性質があります。
そのせいで溶けて、ヌメヌメしたぬめりを感じる状態になってしまっているのです。
手で触っても崩れやすくブリブリとした感じなんですよね。
食感が悪くなってしまい、生わかめ特有のプリプリ感もなくなってしまいます。
また、茹ですぎてしまった場合もドロっとなってしまうので、加熱時間には注意してください。
私はたまごわかめスープを作った時に、火を付けっぱなしにしてしまったことがあって、
その時はワカメの食感が無残なことに・・・
加熱調理するときは最後の方にサッと入れるようにしてくださいね。
常温で放置したとか異臭がするとかでなければ、ぬめりが出てしまっても食べることは可能ですので、
お客さんに出すものでなければ食べてあげてください。
ちなみに傷んでしまったわかめは、形もしっかりしていなくて、匂いもきつくなります。
また、火を通すと、キッチンが生臭くなるのも特徴です。少しでも異変を感じたら、しっかりと確認してみてくださいね。
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生わかめを長持ちさせる保存方法
生わかめのままでは、冷蔵庫で保管したとしても、3日もすると限界です。
なので、生わかめが手に入ったら、正しい方法で下処理をして保存しましょう!
ちゃんとした方法で保存すれば、長くて3ヶ月程度は日持ちするようになりますよ。
生わかめの下処理と、保存方法をご紹介しますね。
生わかめの下処理
生わかめが手に入ったら、茎が付いたままの大きな長い状態のこともあるかと思います。
そのときは、まず食べやすい大きさに切ってしまうのがおすすめです。
湯通しのあとでも切ることはできますが、どうせ切るならまとめて済ませます。
お鍋にお湯を沸かして、海水より少し薄いくらいの塩水にします。
カットした生わかめをザルに入れて、沸いた鍋に浸します。
すぐに色が変わるので、ムラにならないように菜箸などで混ぜます。
生わかめが緑色になったら、火からおろしてお湯を切り、氷水に浸します。
手早く冷ましたら、わかめの水分を飛ばすため、並べて10分ほど乾かします。
表面がすこし乾けば大丈夫です。
これで、生わかめの下処理が完成です!
次は、そのあとの保存について。
生わかめを下処理したあとの保存方法
表面を少し乾かしたわかめは、そのまま保存できます。
おすすめは、キッチンペーパーを敷いたタッパに保存する方法です。
そのままタッパごと、冷蔵庫で保管してください。
冷蔵保存したわかめは、3日程度を目安に使い切るようにしましょうね。
そして下処理をしたわかめは、小分けにしてラップに包んで冷凍保存できます。
たくさんの生わかめが手に入った場合は、冷蔵保存では消費が追いつかないですよね。
そんなときは、小分けの冷凍保存も試してみてください。
また、ジップロックに入れて、冷凍保存するのもおすすめです。
固まりきる前に菜箸で割れ目を入れておくと、使うときにとても便利になります。
下処理をしてから冷凍したわかめは、
生わかめの状態より、ずっと日持ちするようになります。
それでも、だいたい2〜3ヶ月を目安に、早めに食べ切るようにしてくださいね。
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生わかめを塩蔵する方法
ちなみに、下処理をした生わかめのもうひとつの保存方法として、塩蔵があります。
冷凍保存より少し手間はかかりますが、冷蔵庫で3ヶ月ほど保存することができますよ。
塩蔵のわかめが好きな人も多いので、こちらもご紹介しますね。
下処理したわかめの、全体3分の2程度の粗塩をまぶします。
そのままザルに入れて重石を置き、一晩寝かせてください。
下から水分が出てくるので、流しなどに置いておくのがおすすめです。
翌日、今度は3分の1程度の粗塩をまぶして、平らな状態にならしてから陰干しをします。
このまま1日乾かして、柔らかく乾燥したら完成です。
タッパやジップロックなど、保存しやすい容器に入れて、冷蔵保存します。
この状態ならば、冷蔵保存でも3ヶ月程度を目安に、使うことができます。
お好みの方法で、生わかめをおいしく保存してみてくださいね。
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