白菜の小さな黒い虫を駆除する方法|家庭菜園の害虫の名は「ハクサイダニ」

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料理・食材

白菜につく小さい黒い虫は大きく分けて「ハムシ系」「ダニ」が考えられます。

どちらの害虫も放っておくと白菜が収穫できないほどの虫食い被害が出ますので、できるだけ早めの駆除が必要です。

この記事では小さな黒い虫の正体、特徴と駆除方法をまとめました。

また、お鍋に入れたりクリーム煮にしたりと大活躍する白菜ですが、いざ食べるために調理しようとしたら小さな黒い虫がついていることがあります。

動いていたり、ぴょんぴょん跳ねていたりする姿を見るとギョッとしてしまいますよね。

できればサッと取り去りたいものです。

収穫した白菜についた小さな黒い虫の落とし方も紹介しますので、ぜひ落とし方を知って綺麗な白菜で料理してくださいね。

白菜の小さい黒い虫の正体は?

白菜の葉と葉の間や、根元のあたりに黒い虫がいることがあります。

この白菜につく跳ねる黒い虫の正体は、「ダイコンハムシ」と「ハクサイダニ」の2種類である可能性があります。

どちらも家庭菜園でよく付いてしまう害虫なので、それぞれの特徴を覚えて対策を知っておいてください。

ダイコンハムシ

「ダイコンハムシ」は体長約4㎜の光沢のある黒色の丸い虫で、白菜以外にも大根や小松菜などにもよくついています。

葉を食べる虫なので、白菜にポツポツと数ミリ程度の大きさの虫食い穴ができていたらこの虫である可能性が高いです。

また、元気よく動き回るのがこの虫の特徴です。

以下の画像がダイコンハムシの幼虫と成虫です。

キスジノミハムシ

また、4㎜のダイコンハムシと同じハムシなんですが「キスジノミハムシ」という2㎜程度で少し細長い形のハムシもいます。

突っつくとぴょんぴょん跳ねる黒い虫がいる場合はダイコンハムシの可能性大ですよ。

ハクサイダニ

もうひとつの虫「ハクサイダニ」は、名前のとおり白菜によくつく虫ですが、キャベツやカブなどにもつくことがあります。

ダイコンハムシよりも小さく、体長は約1㎜で、黒色をしています。

葉の養分を吸い取るのがこの虫の特徴です。

白菜の葉が白っぽく枯れてしまっていたら、ハクサイダニが吸った可能性が高いですよ。

この画像中央の足がオレンジの虫がハクサイダニです。

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白菜の黒い虫の駆除方法

白菜に黒い虫がついてしまった場合は、まずは手で取ることです。

手で触れるとポロっと落ちてしまう場合は、ペットボトルなどですくうようにして取るといいですよ。虫が怖いなら割りばし(ピンセットでも)+ペットボトルを使用して撃退しましょう。

農薬など薬剤の散布はどちらかというと「予防」の方に効果があります。大きな被害が出てからでは白菜が収穫できないので、まずは物理的な駆除が一番大切です。

虫を潰すという方法も

これは人を選びますが…手とピンセットを使って害虫をつぶして体液を出すようにして駆除する方法もあります。この、駆除する時に害虫の体液を出すというのがポイントです。

なぜなら、体液は警戒信号となって、その仲間が寄ってこなくなるという効果があるからです。とてもシンプルな方法ですが、とても効果的なんですよね。

もし、手やピンセットを使うのが難しいほど体が小さいアブラムシなどがいた場合は、ガムテープを使うのも取りやすいです。

駆除する際に体液を出すことは難しいと思うので、その時には取り除くだけでもいいですよ。

なお、虫食いの葉っぱがあるにも関わらず日中害虫の姿が見つからない時は、気温が低い朝方や湿気が多い日に探してみましょう。

気温が低いと動きが鈍くなる害虫や、湿気が多いと出てくる害虫もいますよ。

農薬を使用する

目に見えるものを取り除いた後は、薬剤を使用してこれ以上の被害拡大を防ぎましょう。

ご家庭で農薬を使用することに抵抗があるとは思いますが、有機栽培用のもので甲虫(ダイコンハムシは甲虫)に効くものはありません。

ですので、市販されている農薬を散布するのが一番効果的です。色々種類がありますが、ダイコンハムシやハクサイダニに効果があり、一般の家庭でも許可なく使用できるものに「アディオン乳剤」というものがあります。

白菜だけでなく、大根やナス、玉ねぎ、レタス、キャベツなど使える野菜の範囲が広いうえに、ヨトウムシやアブラムシ、アオムシなどの白菜に付きやすい他の虫にも効果を発揮してくれるので一本あると家庭菜園では重宝します。

農薬使用に抵抗がある場合

ダイコンハムシやハクサイダニのような黒い小さな虫には効果がありませんが、ヨトウムシやコナガ、アオムシなどのチョウ関係の虫には効果がある薬剤があります。

住友化成から出ている「STゼンターリ顆粒水和剤」というもので、天然微生物が作る有効成分が害虫を撃退してくれます。

収穫前日にまで使用できる有機JAS規格(オーガニック栽培)のものですので、

ダイコンハムシやハクサイダニの被害が減ってからは、こちらに切り換えて害虫を駆除するというのも一つの手ですよ。

酢を使用する

また、ナメクジやアブラムシなら酢も効果的です。酢といっても様々な種類がありますが、ここでは穀物酢を使います。

穀物酢を50~100倍になるように水で薄めて、スプレーボトルに入れます。それを、白菜の葉や茎に散布しましょう。

酢には植物を元気にする効果もあると言われているので、一石二鳥です。

木酢液を使う

次に、木酢液を使う方法です。

主にアブラムシやセンチュウなどの害虫の対策に効果的です。木酢液とは、木材を燃やした時にでる煙を冷やして液体にしたもので、ホームセンターなどで販売されています。

お風呂用と園芸用とあるので、上記のような園芸用の商品を使ってくださいね。

昔、わたしは猫よけに使ったことがありますが、様々な用途で使える、独特な臭いがするものです。

木酢液は500~1,000倍になるよう水で薄めて、スプレーボトルに入れます。それを、酢と同じく白菜の葉や茎に散布しましょう。

なお、濃度が強すぎたり、散布し過ぎたりすると、白菜が傷む可能性がありますので注意しましょうね。

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白菜の害虫の防除対策

白菜は育っていくにつれ、だんだんと結球していくので、初期の頃に害虫対策をすることが大切です。

結球とは葉っぱが重なって丸くなる状態で、白菜以外にもキャベツやレタスなども結球します。結球する野菜は、葉っぱが20枚程度に元気に育っていれば結球を始めるという性質があります。

小さな頃に芯の部分を食べられると大きく育つことが出来ずに収量も減ってしまいます。小い虫は葉っぱが閉じてしまったら白菜の中で食い荒らしてしまいます。

いざ食べようと思ったら、虫が大量に入っていた…なんてこともあるんですよ。

実際スーパーで購入した白菜に虫が大量に入っていた…なんて悲劇もたまーにありますが、結球する前に虫が侵入するとそうなります。

ここでは家庭でもできる害虫防除方法をお伝えしますね。

害虫の飛来を防ぐ

白菜栽培の害虫を防ぐ方法として「寒冷紗(かんれいしゃ)」というトンネルの形をした防虫ネットの使用が一番大切になってきます。

チョウや蛾などの害虫が葉っぱに卵を産みにくるのを避けたり、コオロギなどの地面を跳ねてくる虫を避けたりすることができます。

土とネットの間に隙間ができないように、しっかりと下まで固定して使用しましょう。

害虫が発生してからだと駆除が本当に大変なので、苗を植え付けるのと同時に設置するのが理想的です。

この時、裾の部分から害虫が入ってこないようにしっかりと杭で留めておきましょう。

銀糸入りの寒冷紗ですと、反射してキラキラ光るので飛んでくる虫を防ぐもできます。寒冷紗をかけるときは、土や白菜の苗に虫が付いていないことを確認してから設置してくださいね。

防虫ネットという名前ですが、寒冷紗と同じ様な効果が見込めます。銀糸入りで送料も安かったです。

雑草の繁殖をおさえる

白菜の害虫は雑草にも付きます。そこから白菜に移ってくることもあるので、出来る限り白菜の近くの雑草は取り除くようにしましょう。

そうすることで太陽光も入りやすくなりますので、病気の予防にも繋がります。

面積が大きく大変な場合は、最初からマルチングといって、根元の部分を覆ってしまうと、その後の管理が楽ですよ。

薬剤を土に混ぜ込んでおく

白菜の苗を植えるときに予め薬剤を土に混ぜ込んでおくと、アオムシ・コナガ・ヨトウムシ・アブラムシの被害を防ぐことができます。

後から散布するタイプですと、白菜全体に薬剤を噴霧するのが難しいですが、根から有効成分を吸い取るので全体的に防除することができます。

中でも「オルトラン粒剤」という北興化学工業が出しているものが説明も丁寧で使いやすいと思います。

簡単に工程を説明すると

  1. 苗を植える穴にオルトラン粒剤を振り入れる
  2. 周りの土と混ぜてから苗を植える
  3. 適度に水を撒く

という工程だけで数ヶ月効果が見込めます。植えた後から、被元に撒いても効果がありますよ。

前述した通り、白菜は結球する前に芯の部分などを虫から守ることが大切です。なすやトマト、キュウリにも使用できるのでこちらも便利です。

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白菜の黒い虫の取り方

このように白菜に虫が付かないような対策をしても、収穫した白菜に虫が付いていることがあります。そんな時に虫を綺麗に取り除ける方法をご紹介しますね。

まるごとバケツにつける

一枚一枚白菜の葉をはがして水でよく洗う、というのが黒い虫をすべて取りきる間違いない洗い方ですが、虫の苦手な人には辛い作業ですよね。

葉をはがすたびに黒い虫がいないかとドキドキしないといけませんし、虫を見つけたら生きた虫を洗い流さないといけないんですから、気の遠くなる作業だと思います。

できればサッと取り除きたいものです。

そこで、一番簡単なのは、白菜を水に浸けて放置しておく方法です。すると虫が溺死してくれるんですよ。たらいなどの中に白菜を入れて、白菜がすべて浸かるくらいの水を入れます。

白菜が浮力で水面から出てきてしまう場合には、鍋のフタなどで重しをしましょう。そして2~3時間おきます。

すると、水面に黒い虫が浮いてきますので、その水を捨てましょう。

虫も呼吸をしているので、水の中に長時間浸けておくと、息が出来なくなった虫が息絶えて水面に浮いてくるんですよ。

私の祖母なんかは、ボールに大さじ1くらいの塩を入れて洗っています。ただの水でもあまり効果は変わらないような気がするんですが、もし「しっかり徹底的に取りたい」ということなら塩水を使用してもいいかもしれません。

その後さらに念入りにするには、もう一度たらいに水を入れます。

そして、白菜の根元側を持って水の中で白菜をゆすります。そうすると、葉と葉の間や根元に挟まっている虫も浮いてきますよ。

50度洗い

なお、短時間で虫を駆除したいという場合は50℃のお湯で白菜を洗うことがおすすめです。

虫は普段20~30度ほどの気温の中でぬくぬくとしてますから、急に熱いお湯に触れるとびくくりして出てきてくれるんですよ。

50℃で洗うことで、収穫後閉じていた気孔(葉っぱの表面にある水の出入りする場所)が開いてくれます。すると水分をたくさん吸い込んで白菜もシャキッとするのでおすすめです。

湯を沸かして熱湯を作ったあと、水を混ぜて50℃にするのがひと手間ではありますが、一度試してみてくださいね。

他にも酢を使った方法や重曹を使った方法など色々とありますが、虫を取るなら塩水か50℃のもので十分だなと感じてます。

重曹やお酢は水がアルカリ性になることで、残留農薬を分解してくれる効果があるもの。詳しくは以下のりんごの残留農薬に関する記事で解説してますが、

>>【3分で分かる】りんごの皮の農薬の洗い方は水洗いで充分という話

虫を取りたい場合は先ほどの方法でいいでしょう。

虫食いの白菜は食べられる?

虫が食ってしまった白菜でも食べることができます。

虫自体に害はないので(とはいっても気分は悪いですが…)虫に食われたからと言っても廃棄する必要はありませんよ。

気になる場合は加熱したり、食べられてしまった部分を包丁などで取り除いて食べることができます。

白菜によく付く害虫の種類

今回の記事では「白菜につく小さな黒い虫って何だ?」という部分に焦点を当てましたが、白菜は虫の大好物。他にもたくさんの虫が寄ってきます。

代表的なものとその被害の特徴を紹介しますので、もし家庭菜園の白菜に付いていたら駆除してくださいね。

アオムシ(モンシロチョウの幼虫)

白菜にはアオムシも付きます。代表的なのはモンシロチョウの幼虫ですね。もし畑の近くをモンシロチョウが飛んでいたり、白菜の葉っぱに穴があいていたら葉っぱの裏を中心に見てください。

アオムシの幼虫は大きくなるにつれて食欲も増すので、あっという間に葉脈だけになってしまいます。発見したら取り除き、他にもいるようなら農薬の効果が薄れてきたという事ですので散布しなおしましょう。

コナガ

アオムシと見分けが付きにくいんですが、コナガは触ると体をジタバタさせて動くのが特徴です。糸を出して地上に逃げることも。

コナガもアオムシと同じく葉っぱの表面だけ食い荒らすので、その食べた後は白っぽく見えます。

白菜の中に入ってしまうと農薬が効かなくなってしまうので、初期に土の中に薬剤を入れるか、結球する前に取り除くことが大切です。

成虫

幼虫

アブラムシ

アブラムシはある日突然葉っぱにびっしり付いていることが多いです。葉っぱ自体を食べるのではなく、栄養を吸い取るので段々と株が弱ってしまいます。

また、すす病やモザイク病の原因となるウィルスを媒介するので、発見したら駆除することが大切です。

被害がアブラムシだけで農薬を使うことに抵抗があるなら、木酢液を薄めて使うと駆除&予防になります。

ヨトウムシ

ヨトウムシは蛾の幼虫で「夜盗虫(よとうむし)」と読んで字のごとく、夜に活動して葉っぱを食い荒らします。日中は土の中にもぐっているので注意が必要。

1枚の葉っぱに数十~数百の卵を産みつけるため、葉っぱ1~2枚がいきなり葉脈を残して穴あきになっていたらヨトウムシの可能性が高いです。

小さい頃はアオムシ同様緑色をしていて、段々大きくなると頭は黄褐色で、体が灰色~黒色になってきます。大きくなると白菜がボロボロになるまで食べられてしまうので、薬剤を散布する必要があります。

ハイマダラノメイガ

ハイマダラノメイガは蛾の幼虫で夏から秋に発生しやすいです。

成虫はコナガと同じく点々と移動しながら卵を産みつけます。気付いたときには全ての株で被害が出ることもある厄介な害虫。

別名「シンクイムシ」とも呼ばれていて、葉っぱから中に入り込んで中の柔らかい部分を食害します。対策としては、苗の植え付けの時にオルトラン粒剤などを撒いておくのが一番です。

カブラハバチ

春・秋に発生しやすい害虫で黒い芋虫型です。成虫は見分けが付きやすいので、飛んでいたら卵を産みつけている可能性がありますから注意しましょう。

成虫

幼虫

幼虫が大きくなると、葉っぱの葉脈だけ残して全て食べつくすほど食欲旺盛です。

防ぐ方法としては、農薬に弱いので物理的に取り除いた後農薬散布しましょう。先ほど紹介した「アディオン乳剤」も効果があります。

ゾウムシ

ゾウムシは幼虫・成虫共に白菜を食害します。白菜の結球部分から食い破って、中まで食い荒らす虫ですから、最初の防除がすごく大切です。幼虫は春先に多いので早めに植えた場合は注意が必要です。

その他白菜には

  • ナガメ
  • ハモグリバエ
  • ウワバ
  • タバコガ
  • アザミウマ
  • ネキリムシ

などの害虫が付きやすいので、駆除する場合は物理的に→薬剤という順序を守ること。また、苗を植える段階から「虫を近づけないよう守る」という意識で対策してください。

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白菜に黒い虫がつく理由

次に、白菜に黒い虫がつく理由をご紹介します。

白菜に黒い虫がつく理由①鮮度が維持されているから

まずは、鮮度が維持されているという理由です。

葉物野菜は繊細なので、水で洗うと弱ってしまうため、ペーパーで表面の泥などを落として出荷されています。白菜もそうです。

ですので、どうしても葉の間などに虫がついていることがあります。つまり、虫がついているということは、水洗いされていない、鮮度が保たれた白菜ということなんです。

白菜に黒い虫がつく理由②肥料がたくさん使われていたから

次に、肥料がたくさん使われたという理由です。

実は、肥料をたくさん使って栽培された白菜は、虫がつきやすくなります。

肥料には、植物が成長するために必要な窒素が多く含まれています。窒素をたくさん吸収した白菜は、旨み成分であるアミノ酸を多く生成するのですが、虫はこのアミノ酸が大好きです。

虫がついているということは、その白菜にはアミノ酸が豊富ということで、肥料がたくさん使われたということなんですよ。

白菜に黒い虫がつく理由③丈夫ではなかったから

なお、アミノ酸を生成する時には、細胞壁にあった糖類が使われるため、その細胞壁が薄くなるという現象が起きます。

そうなると、白菜の免疫力が落ち、虫に食べられやすくなります。また、病気にもかかりやすくなってしまいます。

虫がついている白菜は、免疫力の低い、弱い個体だったという可能性もあります。

白菜の黒い点は食べても大丈夫?

白菜に黒い点が付いていることがあります。虫のフンの場合もありますが、洗っても落ちない場合は虫のフンや黒カビではなく、ポリフェノールですので食べても問題はありません。

黒い点々が出ているものは「ゴマ症」とも呼ばれていたりします。

ゴマ症は白菜がストレスを感じる環境にあると出て来やすいもの。特に取り除かなくても大丈夫なのですが、見た目が気になるなら包丁でその部分だけ落として食べて下さい。

また、味に関しては黒い点がないものの方が良いと言われています。真っ白なものの方が甘みが強いです。お店で選ぶ時は少し気にして選んでみてくださいね。

白菜に黒い跳ねる虫が付いたときのまとめ

白菜についた小さな黒い虫の正体は「ダイコンハムシ」か「ハクサイダニ」のどちらかだということをお伝えしました。どちらの虫も、白菜の生育にとって良くない影響しかないので、できるだけ早めに取り除きましょう。

駆除方法としてダイコンハムシなどに効く有機栽培用の薬剤は出ていないので、物理的に取り除いた後、農薬を使用するのが一番効果的です。

白菜はアブラナ科なので虫がつきやすい野菜ですから、あまり薬剤を使用したくない場合は、苗を植えた頃から寒冷紗など防虫ネットを使用して虫が付くことを防いでくださいね。

もし収穫した白菜に虫が付いていた場合は、塩水に漬け置いたり50℃洗いをして取り除きましょう。

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