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【3分で分かる】りんごの皮の農薬の洗い方は水洗いで充分という話

投稿日:2020年5月23日 更新日:

野菜や果物の皮は栄養があるので、むくよりも皮ごと食べた方がいいとよく聞きます。

ですが、その時に気になるのは残留農薬です。

農薬が体に入ってしまうと健康に良くない気がしますよね。

ですが、調べてみると、りんごの皮に残った農薬は水洗いをしっかりするだけでほとんど落ちることが分かったんです。

また、農薬がたとえ落ちきっていなくても、人体にほとんど影響がないことも分かりました。

ここではりんごに注目して、りんごの皮の農薬の洗い方やりんごの皮のテカリについてまとめてみました。



りんごの皮の農薬の洗い方!皮ごと食べる場合も水で充分!

りんごの皮は栄養満点です。

皮をむいて食べるということは、みすみす栄養素を捨ててしまっているのと同じ。

できれば皮ごと食べたいですよね。

でも、りんごの皮には農薬が残っていそうで、そのまま食べるのには抵抗がある人もいるでしょう。

ですが、国産りんごの場合、皮についた農薬は水溶性です。

つまり、農薬は水で洗い流せば落ちるということなんです。

しかも、国産りんごは、残留農薬の基準がとても厳しく設定されていて、その厳しさは世界一と言われているほどです。

収穫したあとの農薬の散布も行われていないので、健康への影響はほとんどありませんよ。

りんごの洗い方は、流水の下で手を使ってりんごの表面をしっかりと洗い流せば充分です。

それでもりんごの皮の農薬が心配ならスポンジで洗おう

ですが、子どもに食べさせるからなど、手洗いだけで心配な人もいると思います。

そんな人には、柔らかいスポンジを使って洗うのがおすすめです。

流水の下で、柔らかいスポンジを使って優しくなでるようにりんごの表面を洗うといいですよ。

ちなみに、もしりんごの皮に農薬が残ってしまっていたとしても、人体には影響がないと言われています。

というのも、日本では農薬を登録する時に安全性に関する厳しいチェックがあります。

また、農薬の使用頻度も厳しく管理されています。

ですので、農薬が口に入ってしまっても人体には被害がないとされています。

緑の安全推進協会では、農薬の安全性について以下のように記述されています。

現在使用されている農薬は、蓄積する性質はなく、もし体内に取り込まれても比較的早く分解され尿や便といっしょに体外へ出てしまうので、体内に蓄積されて悪い影響を及ぼす心配はありません。

https://www.midori-kyokai.com/yorozu/qa.html#q06

昔使われていた農薬は長い期間残留したいり、皮下脂肪に蓄えられたりしてしまったそうですが、今ではそういった農薬は使用できなくなっているとのことです。

外国産のりんごを皮ごと食べるときは注意

なお、先ほどから「国産りんご」で説明していますが、「外国産りんご」の場合には注意が必要です。

外国産のりんごは、国産のりんごと違って農薬の基準がゆるいんです。

害虫などから被害を受けないように、りんごを収穫したあとにも農薬を使うことが許されています。

ですので、外国産のりんごは残留農薬がとても多いと言われています。

日本のスーパーではほとんど見かけなくなりましたが、国産の場合は「○○県産」という表記がされているので、外国産との見分けに利用しましょう。

外国産りんごを皮ごと食べる時には、念のため皮をむくか、もしくは野菜洗いができるホタテ貝殻の焼成パウダーなどを使って皮を洗うことをおすすめします。

このパウダーを水に溶かすとアルカリ性の水になります。

野菜や果物を付けておくだけで、アルカリ性の水が汚れやワックス、残留農薬を分離・除去してくれるんです。

30分ほどつけ置きすると、不純物が溶け出して水が白く濁ってくるので見た目でも分かります。

つけた後は流水で洗い流すだけでOKな優れものです。ちなみに重曹でも同じ方法で代用できますので、ご自宅にあるなら重曹を使ってみてくださいね。

りんごの皮のテカリはワックスではなく「油上がり」

先ほどは農薬について解説しましたが、りんごを皮ごと食べようと思った時にもうひとつ気になるのが皮のテカリです。

りんごの皮の表面って、ヌメヌメべたべたとしていますよね。

私はピカピカと美味しそうに見せるために人工的に塗られているものだとばかり思っていました。

ですが、これは人工的なワックスでも、農薬でもありません。

「油あがり」といって、鮮度を守るためにりんご自らが出す天然の成分なんです。

りんごは成熟するにつれて、リノール酸やオレイン酸と呼ばれる脂肪酸が増えてきます。

この脂肪酸は、りんごの皮に含まれるロウ物質を溶かします。

すると、それが皮の表面に浮き出てきます。

この、ロウ成分が皮に浮き出てくる現象が油あがりです。

ロウ成分によって果実の表面に膜ができ、保湿されることで鮮度を保っているのです。

いわば天然のワックスですね。

ですので、人体にはまったく害はありません。

※外国産のものはワックスであることもあるので、しっかりと洗い落としてくださいね。農薬の落とし方と同じ方法で落とせますよ。

りんごの皮のテカリの正体は熟している証拠

むしろ、油あがりがあるりんごは熟しているという証拠です。

よく熟して栄養価が高まっているということ。

皮ごと食べようとりんごを水洗いした時にベタベタが残っていても、何も気にすることはありませんよ。

りんごを皮ごと食べてたっぷり栄養を摂取しよう

今回は、りんごの皮に残った農薬は水洗いすれば気にすることはないこと、皮のテカリはワックスではなく油あがりなので人体には無害だということを解説しました。

ちなみに、りんごの皮は栄養満点だとお伝えしましたが、どういう栄養素が含まれているか知っていますか?

皮は、皮に包まれた中身を紫外線や外から受ける刺激から守るバリアのような役割をしています。

そのため、紫外線や外から受ける刺激にも負けないよう、皮自身が抗酸化作用をもつ成分をたくさん蓄える必要があります。

りんごの場合は、皮に「プロシアニジン」というポリフェノールがという栄養素がとても多く含まれています。

強い抗酸化作用があって、血流を改善してくれたり、中性脂肪やコレステロールを下げたりするのにも効果があるんです。

そのほかにも栄養素はたくさん。

ですので、りんごの皮をむいてしまうのは本当にもったいないことです。

国産りんごを買って、しっかりと水洗いをして、皮ごとがぶっと食べましょうね。

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